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ずっと仲良しでいたいから♡教訓にしたいドイツ流「夫婦円満のコツ」3選

ANGIE / 2017年8月15日 21時0分



私が住んでいるここドイツでは、お祝い事になると日本以上にカードを贈る習慣があります。

しかし、結婚祝いのカードを手に取ってびっくり。「いつまでも幸せに」といった甘い言葉ではなく、日本では考えられないような“結婚の教訓”が書かれているのです。それは既製品のカードにも手作りカードにも、同じような内容が見られます。

今回は、そんなびっくりしてしまうドイツの結婚祝いカードの言葉をピックアップし、夫婦円満のコツを学んでいきたいと思います!

 
「夫婦ともに、よく働きなさい」


日本ではまだまだ働くママへの理解度は低く、女性が幼稚園の送り迎えをすることは当たり前、家事の大半は女性がしていると思います。しかしドイツには働くママが大勢いて、働くことが当たり前。なのでカードには、「夫婦二人で働いて、二人で家事と育児をするように」と書かれていることが多いです。

男は働いて女は家庭を守るというひと昔前までの日本の「美徳」は、もう古いのかもしれませんね。父親だけが働いているのではなく、「夫婦ともに」と考えると、互いの気持ちを尊重し合い助け合えるのかもしれません。

特に忙しい旦那さんだと、この気持ちを理解してもらうのは難しいかもしれませんが、あなたがもし働いているのならすべてを背負うことなく、「夫婦ともに働いているのだ」という意識を持っていいと思います。

あなたが専業主婦だとしても、家事全般をやっているのはあなたです。それも立派な仕事ですよ。その仕事に誇りを持って、たまには旦那様に手伝ってもらうことも必要ですね。

 
「子どもが生まれても、二人の時間を作りなさい」


子どもが生まれると子ども中心の生活になってしまうことはありがちですが、ドイツでは「家族は家族」、「夫婦は夫婦」と、はっきりした住み分けができています。そのため、家族で話す時間とは別に、夫婦で話す時間をきっちりと設け、二人がパートナーとして向き合う努力をするそうです。

もちろん、寝室も子どもと別ですよ。1歳や2歳ほどの小さいうちから子どもは自分の部屋で一人で寝ることも多く、夫婦の時間には必然的に立ち入ることがないようにします。

「川の字」で寝るスタイルに温かさを感じる日本人にとっては、なんだか寂しい感じもしてしまいますが、こうすることで子どもは自立心が芽生え、夫婦間にも「二人が愛し合ってこその子どもたち」という考えが固定されていくようです。

子どもたちの前でしっかりと夫婦が仲良しである様子を見せることも多く、それが子どもへの愛情にも繋がっていくんですね。

 
「ベッドはすべてを解決します」


こんなことを結婚祝いのカードに書かれたら、なんだか赤面してしまいそうですが、ドイツでは夜の生活だってとっても重要。それが離婚の原因になるほど大切にされている、夫婦間のコミュニケーションの一つなんです。

そのため結婚祝いのカードには堂々と、「ベッドの中に入ったら余計なことは考えずに二人の時間を過ごしなさい」と書かれることが多いです(笑)。きちんとベッドの中で相手に触れることで、相手を思いやる気持ちが芽生えると言われています。

これは“おばあちゃんの知恵”のように使われている言葉でもあり、二人の機嫌が悪かったりケンカをしていても、きちんと夫婦で夜の生活をしていればだいたいのことは忘れるとのこと。少しギャグのように感じてしまいますが、こうして問題を乗り越えている夫婦は結構多いんです。

しかも、驚くべきはこの言葉が新婚だけではなく、結婚何十周年にもなる夫婦たちにも使われているということ。いつまでも相手を男性として、女性として見ること、見られる努力も怠りません。

 

ドイツ人は結婚しても、相手を家族ではなくいつまでも“恋愛の相手”と見るように努力をしているのかもしれませんね。60歳以上のおじいちゃんおばあちゃんが手を繋ぎ、デートしている姿もよく見かけるんですよ。

結婚すると、これまで見えなかった相手の嫌な部分が見えてしまい、嫌になってしまうこともあると思います。しかしそんな時こそ、この言葉たちを思い出してみてくださいね。

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