本当にお金が貯まる!? ムダ使いをゼロにする「とっておきの節約術」とは?
ANGIE / 2017年8月21日 21時0分
私が住んでいるここドイツでは、お金持ちであろうと貧乏であろうと、とにかく誰もが「節約」を心掛けています。
日本人からすると、こんなとこまで? と少しやりすぎな気もしますが、お金は少しずつの積み重ねによって貯まっていくことを彼らは知っているんですね。
それでは、そんな超がつくほど節約志向のドイツ人たちは、どのようにして無駄遣いをなくしているのでしょうか。月末になると通帳の残高を見てびっくりしているあなた、必見です。
愛せないものは無駄なもの。セール品への興味をなくすべし
「〇〇%OFF」や、「〇〇限定セール」などと聞くと、一気に買い物魂に火がついて、そこまで欲しいものでなくてもついつい手が出てしまいますね。でもそうやって買ってしまったものに限って全然使わなかったり、自分に全く似合っていなかったり……。
しかし、そんな後悔をしないのがドイツ人です。多くのドイツ人は欲しいものは値段ではなく、「どれほど長く自分が愛して使えるか」という部分を基準にして選んでいます。そのため、無駄な買い物はほとんどしません。
そして、どんな小さな買い物でも徹底的に調べ上げ、自分に合ったものを選びます。洋服だって1回のショッピングで即決することはあまりなく、何度も何度も通って試着を重ね、そうしてようやく決断をしていくんですよ。
日本人から見たら「もう買っちゃえば?」とも思えますが、何度も商品を見ていきながら、本当に欲しいものかどうかを見極めていくようです。
中には、「これは〇年使えるから、1日あたり〇〇円」という計算をする人もいるんですよ。そこまでいくとさすがにやりすぎな気もしますが、即決せずに何度も自分の心に問いただす堅実さは見習いたいですね。
見えないところも、とにかく「整理整頓」すべし
ドイツ人は冷蔵庫の中も、キッチンも、机の引き出しも、カバンの中も、とにかくすべてが綺麗です。常に整理整頓されていて、どこに何がどれだけあるのかを知っています。そのため無駄使いは一切せず、すべて使い切ってから新しいものを購入します。
そこには「余計なものを増やしたくない」という心理も働いているようで、ボールペンも使い切ってから、コスメだって新しいものにすぐに飛びついたりはしません。よっぽどでない限り、まずはあるものを使い切ります。
冷蔵庫の中だって常に整頓されていて、食品を腐らせることもまずないですね。小さな努力かもしれませんが「塵も積もれば山となる」という言葉はまさにこのことでしょう。
また、お金をかける部分とかけない部分の区別もはっきりとしているので、こだわらないものには本当にこだわりません。
例えば基礎化粧品にお金はかけるけれど、メイクは最低限の用途をなすものだけにしたり、旅行にはお金をかけるけれど、その分普段の外食にはお金をかけなかったり、すべての項目を自分の基準で分けています。ドイツ人は心の中まで整理整頓されているんですね。
時間の余裕を作って、お財布を温めるべし
無駄遣いをしてしまう理由の多くが、時間を節約したいため。コンビニのサラダもお弁当も自分で作ったほうが断然安いのに、時間を大事にしたいがために、ついつい頼ってしまいます。ですが、ドイツ人は時間を作るのもとっても上手なんです。
時間があれば、整理整頓もできるし、その上で自分が必要なものが分かるし、例えばお弁当を買わずに料理を作る時間だって生まれます。要するに「時間の余裕=節約」へと結びついているんです。
では一体どうやって彼らは時間を作っているのかというと、まず、余計な買い出しに出かけません。そもそもドイツは日曜はほんどのお店が閉まっていて、平日も夜8時以降は開いていないので、時間があるときに一気に必要なものを揃えます。日々、必要なものはメモしておき、いってから決めるということはほとんどないんです。洗剤やトイレットペーパーなど、もうすでに買う商品が分かっているものであれば通販も大いに利用しているようです。
また、SNSや無駄なネットサーフィンをやめる「デジタルデトックス」を心掛けている人も多いです。ドイツでびっくりするのは、FacebookやInstagramのアプリをスマホに入れている人が少ないということ。あるとついついスマホを眺め時間を無駄にしてしまうから、あえてアプリを入れないようにして、閲覧はPCだけにするなどメリハリをつけています。定期的にログアウトして、離れるようにもしているようですね。
ドイツ人たちは細かすぎるくらいこれらを実践していますが、小さいことから始めると、本当に節約ができるから不思議です。
私もかなりの浪費家で、「貯蓄」という言葉が大大大嫌いな一人でしたが、セール品に手を出さないことから始めてみると、余計なものにお金を使わず、時間もできて心にも余裕が生まれました。お金が貯まることに本当にびっくりするので、騙されたと思って始めてみてください。
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