美容に嬉しい栄養がたっぷり!女性をキレイに導く「アーモンド」の秘密って?
ANGIE / 2017年9月20日 17時0分
「体の疲れが抜けにくくなった」「急にシミが増え始めた」「髪のパサつきが気になる」など、年齢を重ねると、さまざまな体の変化を感じるようになりますよね。
今回注目するのは、キレイになりたい女性の味方として人気のアーモンド。アーモンドと言えばグリコ、ということで、江崎グリコ㈱健康科学研究所にて、驚くべきアーモンドの秘密を聞いてきました。
女性にうれしい「栄養の宝庫」
アーモンドを用いたお菓子でグリコは60年以上にわたって、“栄養の宝庫・アーモンド”を広く普及させてきました。
アーモンドには、食物繊維、オレイン酸のほか、体を若々しく保つとされるビタミンEが豊富に含まれています。まさに女性の味方の存在といえるでしょう。
「アーモンドに多く含まれるビタミンEは、抗酸化作用が強く、肌の紫外線ダメージを改善することが期待できます。ビタミンEの含有量は、ゴマの約300倍といわれ、食品のなかではトップクラス。ほかにもいろいろなミネラルをバランスよく補給できます」(江崎グリコ㈱健康科学研究所・加藤さん)
また、豊富な食物繊維によって便秘の改善につながるなど、アーモンドのよさはほかにも多くあります。
「鉄分と亜鉛が比較的多く含まれており、貧血対策にもオススメです。小腹がすいたときに食べると、少量でも満腹感を得られるので、暴飲暴食の予防にもつながります。糖質も比較的少ないので、ダイエット中に間食が欲しくなったら、アーモンドを数粒口にしてみてはいかがでしょう」(加藤さん)
さらに健康科学研究所では、糖質と同時にアーモンドを食べると、その糖質による血糖値上昇を抑制できることを実験によって明らかにしています。
アーモンドをそのまま食べる以外にも、食パンを食べるときにアーモンドペーストを塗ったり、サラダやメインディッシュに砕いたアーモンドをふりかけたり、普段の食事にもうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。
アーモンドは「食べる」から「飲む」時代に!
アーモンドが体にいいことはわかったものの、アーモンドの硬さが苦手という人もいるのではないでしょうか。「職場での間食として食べたいけれど、ポリポリかじるのは気が引ける」という人もいるかもしれません。
そこで注目されているのが、食べるのではなく「飲む」アーモンドです。先行市場のアメリカにおいて、アーモンド飲料は、2000年代後半まで「健康意識の高い一部の人の嗜好品」でした。しかしここ数年は、豆乳を上回る販売数を記録しているともいわれています。
「アーモンドは堅い細胞壁に覆われているため、内部の栄養素を吸収するにはしっかり噛み砕かなくてはいけません。でも、ペースト状になったドリンクでは、その細胞壁があらかじめ壊れています。“噛む”という負担を感じることなく、栄養素を毎日手軽に吸収することができるのです」(加藤さん)
「牛乳や豆乳を飲むとお腹がゴロゴロする」という人がいますが、こうした乳糖不耐症(小腸などで乳糖を消化する酵素が減少し、消化不良や下痢などを引き起こす症状)の人にも、アーモンド飲料はオススメだといいます。
「牛乳が合わない人にとって、アーモンド飲料は牛乳代替飲料となります。乳アレルギーや大豆アレルギーがある人でも飲め、アーモンドの栄養素をしっかり摂ることができます。
牛乳の代わりにシリアルにかけて食べたり、パンケーキを作ったり、牛乳プリンならぬアーモンド飲料プリンを作ったりと、料理やお菓子作りにも応用して、さまざまな楽しみ方ができます」(加藤さん)
「おいしい」だけじゃない健康への追求
アーモンド以外にも、さまざまな素材の研究を進めている江崎グリコ㈱健康科学研究所。グリコグループのもの作りを支える研究所のミッションは、「食べ物を体の内に取り入れる部分(お口の健康)から、体の外へ排出する部分(腸の健康)まで、体全体を科学し、お客様の健康作りに貢献する食品・素材・サービスを提供すること」。
体の健康だけではなく、心の健康も重要なファクターと考えているそうです。
「高齢化が進み、医療費増大も叫ばれる現代社会において、重要なのは病気の“治療”ではなく“予防”です。食べることを楽しみ、それがそのまま健康や長生きにつながることが、私たちの理想だと考えています。
おいしく楽しく食べて、健康に生きるために、機能性食品作りをリードし、多くの人へ健康価値を提供していきたいですね」(加藤さん)
※取材協力:江崎グリコ株式会社 健康科学研究所 加藤和子さん
※参考:江崎グリコ㈱健康科学研究所
ライター:rumi
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