低カロリーで栄養満点!キレイになれる最強フルーツ「ベビーキウイ」とは?
ANGIE / 2017年10月24日 21時0分
最近海外で話題の「ベビーキウイ」を知っていますか? 名前から想像する通り親指ほどの小さなキウイですが、なんと栄養分は普通のキウイの何倍にもなるんですよ。
1粒で栄養素が相乗効果を発揮する、バランスに優れたフルーツです。健康や美容にもいいと注目されています。
この小さな粒に秘められた栄養はいかほどなのか。見た目にも可愛いベビーキウイの知られざるパワーを見ていきましょう。
可愛すぎる!「ベビーキウイ」ってどんな食べ物!?
一見、青梅のような、大きなマスカットのような、これまで見たことのないフルーツ、それが「ベビーキウイ」です。ベビーキウイとはその名の通りミニサイズのキウイのことで、切って中を割ると、きちんとキウイのあの中身になっています。
1990年代に、アメリカやチリで品種改良して作られた比較的新しいフルーツで、海外では苺の代わりにケーキにトッピングしたり、スムージーに丸ごと入れたりしています。朝食に食べているモデルが多いことでも話題です。
気になるその味わいはというと、甘くて美味しいものが多く、酸っぱいキウイが苦手な人にもおすすめですよ。
また、キウイはあのイガイガの皮は食べられませんが、ベビーキウイの皮はそのまま食べられます。マスカットの皮のような感じでクセもないので、洗ってそのままパクッと頬張れる手軽さもいいですよね。見た目も可愛らしいので、ホームパーティーでも一役買いそうです。
ベビーキウイは「ミニキウイ」や「キウイベリー」とも呼ばれています。100gで52kcalとカロリーもそれほど高くはないので、ダイエットにも向いていますよ。
ベビーキウイ100gで、「1日に必要なビタミンC」の「約7割」をカバー
そんな可愛いベビーキウイですが、その栄養価は普通のキウイよりも高く「スーパーフード」と称されています。そのスゴさを知ると、もう食べずにはいられませんよ!
まず、なんといっても豊富な栄養価は「ビタミンC」です。ビタミンCは皮膚の老化を抑える抗酸化物質の一つ。コラーゲンを生成するのに必要不可欠な要素で、きちんと毎日摂取することで皮膚の衰え防止に効果的です。
ベビーキウイを100g摂取すると、なんと1日に必要なビタミンC摂取量の65%以上をカバーできます。まさにスーパーフードの名に相応しいフルーツですね。
またビタミンCはストレスへの抵抗力を高める働きがあり、睡眠不足や疲れ気味の人ほど摂る必要があるといわれています。寝不足が続いていると老けて見えるのは、ビタミンCが欠如している可能性もあるかもしません。タバコを吸う人もビタミンCを失いやすいので、積極的に摂りましょう。
常日頃から一定量のビタミンCを摂っていると免疫力向上に効果があり、風邪をひきにくくなります。ビタミンCの欠乏症になると、歯ぐきが出血したり、関節が痛む病気になりやすいので、常日頃からビタミンCを摂っておきたいですね。
ビタミンA・C・Eが揃って最強に
ベビーキウイには「ビタミンE」も豊富です。その量は100gで1日に必要な摂取量の約44%に相当し、あのアンチエイジング効果があるといわれるアボカドの2倍に相当します。
ビタミンEの役割は、体内にある脂肪の酸化を防いで、体の老化を抑制してくれることです。脂肪が酸化するとシミの原因にもなるので、肌の衰えを感じる30代からはビタミンEを積極的に摂る必要があります。また血行促進の効果もあるので、冷え症や肩こりに悩まされている人にもおすすめです。
体を内側から温めるには、食べ物を改善することが重要です。「生理不順」「生活が不規則」「体温が低い」という人は特に意識して摂取しましょう。
さらにベビーキウイには目や鼻の粘膜を強化し、細菌から体を守る役割を果たす「ビタミンA」も含まれます。
これこそが大きなポイントで、ビタミンC・E・Aは「ビタミンACE(エース)」とも呼ばれ、同時に摂取すると相乗効果が生まれ、互いの効果を引き出します。特にビタミンEとビタミンCを一緒に摂ることは素晴らしく、体内の酸化を除去するビタミンEの力が弱まったときに、ビタミンCがサポートしてくれるそうです。
ビタミンEは薬やサプリメントで摂ると過剰摂取を引き起こすこともありますので、最近ではあまり推奨されていません。できるだけ食物から摂りたい成分です。
βカロテン、ルテイン、クロロフィル…栄養分が普通のキウイより豊富!
ベビーキウイの驚くべき点はこれだけではありません。大きさは普通のキウイの3分の1ほどしかないのに、栄養価は普通のキウイよりも高いんです。
まず、普通のキウイの約3.2倍も含まれているのは「βカロテン」です。βカロテンは活性酸素を除去する働きがあり、老化を防止してくれます。活性酸素とは免疫力を低下させたり、シミやシワのもととなる酵素です。βカロテンはそれらの原因の発生を抑えるのに役立ちます。
これからの時期は、インフルエンザ対策にもβカロテンの摂取はもってこいですね。「爪が折れやすい」「肌が乾燥しやすい」「ドライアイだ」という人はβカロテンが欠乏している可能性大ですよ。気を付けてください。
また目の老化を防止する効果のある「ルテイン」も普通のキウイの約1.8倍含まれています。ベビーキウイは“目の健康を保つフルーツ”ともいわれ、スマホやパソコン作業が多い現代人が摂るべき栄養素の一つです。さらに「緑の血液」とも呼ばれるクロロフィルは、普通のキウイの約2.4倍含まれ、デトックス効果に期待が持てます。
クロロフィルは有害物質を体外へ排出しやすくする成分。あのミランダ・カーも「クロロフィルウォーター」を愛飲していたと有名ですね。
日本人が不足しがちな「マグネシウム」と「食物繊維」もベビーキウイが解決!
さらにベビーキウイは日本人が不足しがちな栄養素も補ってくれる優れものです。
まずその一つは、マグネシウム。マグネシウムは不足すると骨や歯をもろくしてしまいますが、ベビーキウイにはマグネシウムも豊富に含まれているので、骨にも元気を与えてくれるんですよ。
またマグネシウムの不足は代謝の低下を招いてしまいますが、きちんと摂取することで安定した代謝を維持してくれます。マグネシウムは精神の興奮も抑えるので、イライラしがちな人にも必要な成分です。
そして毒素を排出する上で欠かせない食物繊維も、ベビーキウイ100gに対し1日に必要な量の15%が含まれます。体の毒素の70%以上は便から出されているので、便秘がちな人は、食物繊維を意識的に摂取して体内の老廃物をスムーズに外に出す努力をしましょう。便通がよくなると肌荒れの改善や肩こり、めまいも改善に導いてくれます。
年齢とともに代謝が悪くなり腸の動きが鈍くなってくるので、エイジングケアのためには食物繊維を摂って早めの対策をしたいものですね。
ベビーキウイは栽培が難しく、いまのところ多く出回ってはいないですが、通販やコストコだと比較的手に入りやすいですよ。価格も500円前後とお手頃なので、ぜひ一度試してみてください。
体にも嬉しくフォトジェニックでもあるので、料理に添えるとSNS映えもしそうですね!
【参考】:江崎グリコ株式会社、nergi、酵素フード協会、オーソモレキュラー、フルーツシャワー、わかさ生活
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