なんかダルイ…に要注意!ストレスフリーに過ごすための「春バテ」解消法4選
ANGIE / 2018年3月18日 11時0分
春になると気温も一段と上がるので、外に出る機会も増え、なんだかワクワクするイメージですよね。しかし、一向にテンションが上がらず、むしろだるさを感じている人もいるかもしれません。そんなあなたはいわゆる「春バテ」かもしれませんよ。
春バテとは、不眠やイライラなどいつもと違う体の不調が出てきやすくなる症状のこと。放っておくと冷えや過食を招いてしまいます。春らしさを感じる今こそ、春バテ対策をしていきましょう!
女性の90%以上! 実は多くの人が感じている「春バテ」とは
春になったとたん、昼間に眠くなったり、朝目覚めが悪かったり、夜眠れない日が続いているあなた。それは春バテかもしれません。
春バテとは、春になると「体がだるい」「イライラする」など、心身になんらかの不調が出る症状のこと。3月になるとこういった不調に悩まされている女性がなんと93%以上もいるという調査もあるんですよ。まさにあなたも他人事ではなさそうです。
そういった心身の不調が重なるとストレスがたまり、それがまた冷えやだるさ、イライラの原因にもなる…という悪循環にもなります。いつもより体調がすぐれないあなたは、放っておかず春バテを疑ってみてください。
春バテを起こす原因とは?
では、なぜ春になるとこういった症状が出やすいのでしょうか。春は寒暖差が特に激しい季節なので、自律神経が乱れがち。体は気温に対応するようになっていますが、あまりにも温度差が激しいと交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかないのです。
さらに、春は異動や新生活などで生活が大きく変化する季節です。大丈夫だと思っていても知らないうちにストレスを抱えて自律神経が乱れ、春バテへとつながっていきます。
自律神経が乱れるとだるさや片頭痛を起こすだけではなく、女性の大敵となる便秘や冷えも招くことに。小さな積み重ねが、不調へとつながっていくのですね。
さらに、ここに花粉症など春特有の症状が加わるとより精神的ダメージを受けやすくなります。目がかゆかったり、鼻水がとまらなかったりするのはかなりのストレスだと思いますが、ストレスは肥満のもと。食べても満腹感を得られず、また食べるを繰り返してしまいます。しかもストレスによる過食は炭水化物を欲したくなるからやっかいです。
ちなみに、自律神経の乱れやストレスは睡眠不足を招いてしまいますが、こちらも過食の原因となります。なんと、人間は睡眠不足が続くと385kcalも多く摂取してしまうというデータもあるんですよ。
春バテ対策1:春の気温差は最大15度! 温度変化に対応できる服装を
それでは、どのようにしたら春バテが解消できるのでしょうか。まずは、自律神経を整えることが一番です。
冬から春になるとオシャレの幅が広がるので無理して薄着になりがちですが、体が冷えると血の巡りが悪くなり自律神経の乱れに拍車をかけてしまいます。
春は1週間の中で、最大で約15度の気温差があってもおかしくはないほどなんです。日中は温かくても夕方以降は冷えることも予想して、ストールやカーディガンを持参するようにしてくださいね。
春バテ対策2:目元ケアと炭酸入浴で心身ともにリラックス
自律神経を整えるには、リラックスすることも大切なポイント。目元を心地よく温めると短時間で副交感神経が優位になってリラックス効果が高まるので、試してみましょう。アイマスクや蒸しタオルを使ってみるといいですね。温度は少し熱めの40度くらいが、リラックス効果をより高めます。
また、炭酸ガスを発生させる入浴剤を入れたお風呂に浸かることもリラックス効果があり、自律神経を整えます。38~40度くらいのぬるめのお湯に、10~20分くらい浸かってみてください。お風呂による効果は、一定期間継続させることでより見込めるので、できれば週5以上を目標にしましょう。
春バテ対策3:暖め効果や腹式呼吸で、深い睡眠を手に入れて
春バテを解消するには深い睡眠を摂ることも大切です。実は春バテの症状で最も多いのが不眠です。深い眠りを誘うため、寝る前はリラックス作用のある副交感神経を優位にしていきましょう。
副交感神経を優位にするには、温度を感じやすい目元や首もと温めることです。血の巡りもよくなるので、手先もぽかぽかと温まっていき、寝つきやすくなります。アロマオイルでマッサージをしたり、ハーブティーを飲んでリラックスするのもおすすめです。
また鼻から息を吸って口から大きく吐き出す腹式呼吸を寝る前にやってみるのもおすすめです。寝る直前までパソコンやスマホを眺めていると、興奮作用のある交感神経が優位になってなかなか寝つけないのですが、深い腹式呼吸を繰り返すことによって副交感神経にスイッチが切り替わり、リラックスできます。
腹式呼吸は、ちょっと行うだけで心地よい眠りに誘われるからおすすめです。もちろん、寝る前にパソコンやスマホを見ないことも大切ですね。
春バテ対策4:たった10分! 意識を向けた歩き方を
境が変わりやすい春はこれから先のことが気になってしまう季節。「将来のことが心配」といった不安が常に頭をよぎり、神経が疲れやすくなってしまいますよね。生活の中で意識と動作が一致させると、自律神経が整いやすいですよ。
動作と意識を一致させるのは全く難しいことではありません。例えば歩くときに右、左、右、左と意識しながら足を動かすだけでも違います。頭と体が同じ動きをすることで、神経の疲れを一旦ストップさせることができるんです。
10分ほどのウォーキングでも効果があるので、駅までの道などちょっとしたときにでも試してみるといいでしょう。体がリズムを感じように意識を向けて行うことがポイントです。
これまでだるくてもなんとなく自分なりに頑張って春を乗り切っていた人は、その症状は春バテだったのかもしれませんね。しかし春バテと分かれば対策方法はたくさんあります。
特に歩き方を意識する方法は、子供に歩き方を教えているようですが、それが童心に戻れるのか本当に心が穏やかになるからびっくりです。心と体を少しずつリラックスさせて無理なく次の季節を迎えましょう。
参考:日本生活習慣病予防協会、株式会社ウエノ、NORINO、Kracie、ウーマンウェルネス研究会
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