食べてキレイに♡チーズ効果で美肌&ダイエット!おすすめはある?
ANGIE / 2018年4月13日 21時0分
チーズというと、「脂肪分がたっぷりで食べると太る」というイメージが強いですよね。確かにジャンクフードには、必ずといっていいほどチーズが使われていて、カロリーをよりアップさせている感も否めません。
しかし実は、チーズはダイエットにも美肌にも効果的な、優秀な食品だったんですよ。
チーズを食べて痩せてキレイになれるなんて夢みたいな話ですよね。早速チーズがもたらす効果を知って、恐れずチーズを食べていきましょう。
チーズの脂肪分は太りにくい!?
まず、チーズを食べる上で一番気になるのが脂肪分だと思います。パッケージの裏面にある栄養成分表示を見ると、確かに脂肪分が多いので、「ダイエットには不向き」と思ってしまっても無理はありません。
しかし、カロリーや数字に囚われないでください。実はチーズの脂肪分はすぐに消化されるので、太りにくいといわれています。
チーズをよく食べる人は、砂糖入りの飲料、じゃがいも、炭水化物をよく食べる人より太りにくいという調査結果もあるんですよ。一概にチーズが太る食品と決めつけることはできないはずです。
それにチーズは腹持ちがいいので、ダイエットの強い味方にもなるでしょう。小腹が空いたときには、お菓子を食べるのではなくチーズをつまむほうがいいかもしれませんね。
チーズが持つダイエット効果とは?
一生懸命食事制限をしてダイエットを頑張っている人もいるかもしれませんが、痩せるためにはただカロリーをカットするだけではダメなんです。ダイエットの成功には、たんぱく質がカギになってくるんですよ。
たんぱく質は、筋肉をつくるのに必要な成分。それが不足すると運動しても痩せにくい体になってしまいます。
嬉しいことに、チーズにはたんぱく質が豊富に含まれています。例えばプロセスチーズには100gあたり22.7gのたんぱく質が含まれていて、その分量は牛乳100mlあたり3.3g、ヨーグルト100gあたり3.6gに比べても明らかに多いことが分かりますよね。
それに、チーズには糖質や脂質の代謝を促進するビタミンB群も豊富なので、食べることでダイエットの強い味方になり得ます。新陳代謝の促進作用もあるので、肌荒れにも効果が見込めるかもしれません。
ちなみにビタミンBは、一気に摂るとそのまま体外へ排出されてしまうという特徴があります。ビタミンB不足だなと感じたら、チーズを食後に食べるなどして、1日3食の食事でバランスよく摂取していきましょう。ビタミンBを食べ物の中で補うのはなかなか難しいですが、チーズなら調理不要ですぐに食べられるので、手軽ですよね。
不足しがちなカルシウム……チーズは牛乳よりも豊富
チーズにはまだまだ嬉しい効果がたくさん。現代人が不足しがちといわれているカルシウムが、チーズには豊富に含まれているんですよ。
カルシウムというと牛乳のイメージがあると思いますが、なんとチーズに含まれているカルシウムは、プロセスチーズなら牛乳の約6倍にも及ぶんです。カルシウム不足が気になるけれど牛乳嫌いという人にはもってこいです。
ちなみに、18歳以上の女性が1日に必要なカルシウムの量は、650mgです。6Pチーズの1ピースはだいたい25gくらいで、1つ食べれば牛乳をグラス1杯飲むのと同じ約150gのカルシウムを摂取できることになります。通常の食事でなかなかカルシウムを摂れない場合は、これだけでも十分違いますよね。
仕事でストレスが溜っていたり、ダイエット中でイライラしている人はカルシウムをしっかり摂りましょう。
カルシウムの吸収率をよりアップさせたいなら、イワシやアジ、豚肉などと一緒に食べるといいようです。逆に、ハム・ソーセージなどの加工品、インスタント食品、ほうれん草、枝豆と一緒に食べるとカルシウムの吸収を阻害してしまうようなので、気を付けてくださいね。
日焼け対策にも◎! チーズを食べれば美肌になれる?
美肌効果を狙いたい人にもチーズはもってこいなんです。チーズにはビタミンAが豊富に含まれていて、ターンオーバーの周期の改善が見込めます。しみやくすみをつくりにくくし、若々しい肌を保ちやすくしてくれるんですね。
さらにビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあるので、肌荒れにも効果的です。
ビタミンAは太陽の光を浴びるたびに欠乏していきます。これからの季節、うっかり日に焼けてしまった肌を助けるためにもチーズは有効かもしれませんよ。
チーズが口内環境を改善! 虫歯予防にも期待大
チーズは虫歯予防にもおすすめです。
虫歯ができる主な原因は、口の中が酸化すること。通常口の中はph値6.7程度の中性を保っているのですが、食べ物を食べると酸性に変化してしまいます。しかしチーズは口内をアルカリ性に変化させる食品なので、虫歯になりにくい口内環境にしてくれるんですね。
さらに、チーズには歯のエナメル質に保護膜をつくる働きまであるんです。歯を強くすることにも期待が持てますよ。
これらの効果を感じるためなら、2~3口食べれば十分です。チーズを食べた後、すぐに歯磨きをすると、洗い流されて効果が感じられないので、10分くらい置いてから歯磨きをしてくださいね。
おすすめのチーズはある?
最後に、チーズといってもかなりの種類があるので、簡単におすすめのチーズを紹介したいと思います。
基本的に、どのチーズも栄養素が高いのですが、自分がなにを重視したいかによって、少しだけ選ぶチーズが変わってきますよ。
例えば、ダイエットに力を入れたいなら、カロリーが比較的少ないカッテージチーズがおすすめ。カルシウムを豊富に摂りたいならナチュラルチーズやプロセスチーズがいいでしょう。
カルシウムとたんぱく質を一緒に摂りたいなら、パルメザンやチェダーチーズなど硬めのチーズがおすすめです。虫歯予防に力を入れたい場合も、硬めのチーズを選びましょう。
硬いということはよく噛まなければならないので、咀嚼によって唾液が出て、一層虫歯予防に繋がるそうですよ。
ワインバーやイタリアンレストランなど、外食をするとチーズを食べる場面は多いですね。これまではカロリーや脂肪分が気になっていた人もいるかと思いますが、美容にいいことを知った今こそ、思いっきり楽しんでみてください。
特に小腹が空いたときの対策にはもってこいなので、家にチーズをストックしておいてもいいでしょう。食べてキレイになれるなんて、なんだか嬉しいですよね。
参考:Panasonic、meiji、公益財団法人長寿科学振興財団、池田歯科クリニック、プロアクティブ
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