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【特集】オーストラリアで話題の新作!敏感肌さんに嬉しい日焼け止め

ANGIE / 2018年5月11日 21時0分



本格的に紫外線が気になる季節に向けて、新しく新調したいのが、毎日の外出に欠かせない日焼け止め

毎年新しいものが登場していますが、塗った後白く浮いてきてしまったり、時間が経つと肌がピリピリしてきてしまったり、なかなか自分の肌にピタリと合うものを見つけるのに苦労している人も多いのでは?

ファンデーションと違い、身体全体にずっとつけている日焼け止めは、できる限り肌にマイルドなものをチョイスしたいですよね。

私が住む南半球のオーストラリアでは、紫外線量が日本に比べてなんと7倍以上も強いと言われているほどで、みな、紫外線対策には真剣そのもの。Cancer Council Australiaが発表したデータによると、オーストラリアでは、年間およそ434,000人が、皮膚がんを発症しているという報告もあるぐらい、紫外線によるダメージは深刻なんです。

そんな厳しい環境だからこそ、紫外線予防に関する研究が盛んなオーストラリア。毎年グレードアップした国内外の日焼け止めが、続々と登場しています。ケミカルフリーの完全オーガニックのものや、皮膚科医が開発したもの、赤ちゃんでも使用OKな敏感肌に特化したものなど、とにかくチョイスはたくさん!

そこで今回は、2018年夏に向けて注目の新型日焼け止めをピックアップしてみました。

 
まずは紫外線の種類をおさらい。UVAは肌の奥にまで到達してしまう!

日本ロレアル


近年様々なメディアで取り上げられている、紫外線の種類。太陽光から発射される紫外線は全部で3種類に分けられ、それぞれ、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)と表記されています。

このうち、オゾン層に吸収されるUVCは肌への影響はないものの、オゾン層を通り抜け、地上に降り注いでしまうUVAとUVBには要注意! それぞれ肌に与えるダメージに違いがあるのです。

 


日本ロレアル


地上に降り注ぐ紫外線の95%を占めると言われるUVA。波長が長いことから、表皮だけでなく、その奥にある肌の真皮にまで到達すると言われています。

そのため、肌細胞のコラーゲンや、ヒアルロン酸を作り出す繊維芽細胞を破壊してしまい、結果、肌の弾力とハリが失われ、エイジングが加速してしまうことに!

さらに恐ろしいことに、UVAは窓ガラスや雲を通過して肌に降り注いでしまうということなので、これは太陽が隠れている日でも油断できません。建物の中にいるからと安心できないのがこのUVAです。

また、残り5%を占めるUVBは、肌の表面で吸収される紫外線です。よくビーチやアウトドアのアクティビティなどで、長時間屋外で過ごした後、肌が赤くなってしまうのはこのUVBの影響によるもの。肌表面の細胞にダメージを与え、赤みやシミ・そばかすの原因となってしまうのだそう。

 
日焼け止めの2つの指標、SPFとPAの違いって?


いざ日焼け止めを選ぶ段階で、気になるのが紫外線を予防する効果の度合。その指標として使われているのが、SPF(Sun Protection Factor=紫外線防御効果)とPA(Protection Grade of UVA=UVA防御指数)です。日焼け止めクリームのパッケージには、必ずと言っていいほど「SPF50」や「PA++++」といった表示が記載されていますよね。

前者のSPFは、肌の赤みを引き起こすUVBを防ぐ指標、後者のPAはエイジングに繋がるUVAを防ぐ指標です。両者とも、数字が大きければ大きいほど、+の数が多ければ多いほど、紫外線防御効果は高くなります。

レジャーやスポーツ、買い物や通勤など、ライフスタイルの場面ごとに、適切な日焼け止めの種類は違ってきます。SPFとPA、それぞれの指標を上手く組み合わせ、臨機応変にベストなものを使い分けるのが◎。

例えば、買い物や通勤などで、外に出ている時間が1時間以内という場合には、SPFはそんなに高くない、35程度のもので十分。逆に、1時間以上太陽の下でアウトドアやスポーツを楽しむ場合は、SPF50以上がマスト。

また、会社のデスクが窓際で、室内にいても紫外線が常に降り注いでいる環境にいる場合は、SPF よりもPA数値にこだわって日焼け止めをチョイスするのがベターです。

 
敏感肌さんにおススメな日焼け止めの特徴って?


顔を始め、デコルテや腕、足など、とにかく露出している部分には、全身くまなく塗っておくことが大切な日焼け止め。1日の間に何度も塗りなおすものだからこそ、途中で不快に感じてしまうものは絶対NG。敏感肌さんはもちろんのこと、そうでなくても、肌馴染みのいいものを選びたいですよね。

まずは、夜の洗顔で落としやすいもの、保湿成分が多めに配合されているものを中心にチェックしてみましょう。

また、肌の奥に入り込もうとする紫外線を吸収して外へ排出してくれる紫外線吸収剤が含まれているものは、肌の刺激や赤みを引き起こすことがあるそうなので、敏感肌の場合は要注意。毎回肌がピリピリして赤くなるようなら、成分を一度見直しみると◎。

 
海外発!敏感肌でも安心な日焼け止め
毎年続々と新しい日焼け止めが登場しています。

なかでも今年是非使ってみたい、機能性は高いのに肌に優しいアイテムをピックアップしてみました。

 


ロラッシュポゼ


皮膚科医が開発した世界的に有名なロラッシュポゼのAnthelios Clear Skin SPF 60 Sunscreen は、なんとSPF60の新アイテム。白浮きやテカり、毛穴の詰まり感は一切なしの、とにかくつけ心地が最高にいい日焼け止めです。

パラベンや香料が一切配合されていないので、敏感肌さんにも最適。嬉しいのは、UVAによるエイジングから肌を防御してくれる抗酸化機能がついているところ。

これはもう、試してみるしかありませんね!

 


NURTURE my BODY


肌につけるものは最小限のものだけにしたい、というシンプル派におススメなのが、NURTURE my BODYから出ているOrganic Baby Sunscreen SPF 32です。

100%オーガニックのキッズ用日焼け止めクリームで、ホホバオイルやシアバター、ビタミンEが配合されていて、肌を優しく包み込んでくれますよ。

6か月未満の赤ちゃんにも使用可能なので、日焼け止めでいつも肌荒れを起こしてしまうという、超敏感肌さんでも安心です。

 


alba BOTANICA


そして最近美容業界で話題のボタニカルコスメブランドからも、植物性の日焼け止めが登場。

alba BOTANICAのSensitive Sunscreenは、抗酸化機能が凝縮されているグリーンティーとビタミンEをベースに、肌の保湿効果が高いアロエベラとカモミールが配合された、オーガニックの日焼け止めクリームです。

オキシベンゾンやオクチルトリアゾンといった、紫外線吸収剤に使用されている成分が使われていないのも、敏感肌さんにおすすめな理由。ナチュラルなボタニカルの成分で肌をケアしながら、日焼け対策ができてしまうのは高ポイントです。

 
敏感肌さんがうっかり日焼けしてしまったら?
どんなに気をつけていても、思わぬところでうっかり日焼けしてしまうもの。

そんな時は、まず肌をしっかりクールダウンさせることが大切です。

 


Aloe Pura


ボタニカルブランドAloe Puraから出ているアロエジェルを一つ持っておくと、とっても便利。

殺菌&抗炎症作用のあるアロエは、急な日焼けで火照った肌を落ち着かせ、潤い補給に欠かせないアイテム。日焼け止めクリームと併せて購入しておくと役に立ちますよ。

 

これからのシーズンにフル活用が必須な日焼け止め。上記のポイントを押さえ、1日中肌にしっくりくるマイルドなつけ心地のものをチョイスしてみてくださいね。

 

【参考文献】『ドクターシーラボ』『日本ロレアル』『ロラッシュポゼ』『ROHTO』

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