落ち着いたら行ってみたい国「ウズベキスタン」“映えポイント”だらけで女子にもおすすめ!
ANGIE / 2022年9月27日 12時0分
ウズベキスタンは旧ソビエト連邦のひとつで、中央アジアの西側にある東西に細長い国。美しいモスクや世界遺産になっている街など、見どころ沢山の美しい国です。
この夏、ウズベキスタンを旅した私が、ウズベキスタンの見どころ・魅力をご紹介します。
(※感染症や戦争の状況により、旅行時は安全かどうかを必ず外務省のHPでご確認ください)
ウズベキスタンの主な見どころは4つの都市
旧ソビエト圏の公用語はロシア語ですが、ウズベキスタンは観光立国なので、観光客向けのホテルやレストラン、ショップであれば高い確率で英語が通じます。
また、人懐こくて優しい人が多く、治安も比較的悪くありません(※筆者旅行時)。
そんなウズベキスタンの見どころは4つの都市。
首都タシケントと、青の都と呼ばれるサマルカンド、そしてサマルカンドから近いブハラ、町全体が映画のセットのようなヒヴァ。
ウズベキスタンの主要都市は鉄道で繋がっており、日本と同じように定刻に発車・到着し、快適です。
その上、各主要都市間の電車代が普通席なら1,000円~、VIP席(4人シートの半個室)でも3,000円前後と安いので、鉄道で巡るのがおすすめです。
地下鉄に乗るだけで楽しいタシケント
首都タシケントはとても大きな町で、メトロが4路線走っています。タシケントには大きなモスクや市場もあるのですが、私のイチオシの見どころは何と言ってもメトロ。
というのも、ウズベキスタンのメトロは駅によってホームの装飾が違い、その装飾自体がとても美しいのです。
(上記画像はAlisher Navoi駅のホーム。この両脇に電車が到着します)
ここはYUNAS RAJABIY駅のホーム、本当に駅のホームなのかと目を疑いますが、ちゃんと5分から10分おきくらいに電車が入ってきます。
メトロのチケットは距離に関わらず1回1400ソム(2022年8月時点、約18円)と格安。一駅ずつ降りてホームで写真を撮り、次に来た電車で次の駅に行くのを繰り返すこともできますよ。
時間を忘れる「青の都」サマルカンド
サマルカンドは昔の首都で、日本でいう京都のような町。巨大かつ美しいモスクが多数残っています。
こちらはレギスタン広場。
特にオススメのポイントは、3つのモスクとマドレセ(イスラム教の学校)が広場を囲んで向き合うレギスタン広場と、青いタイルが美しい霊廟がびっしりと並ぶシャーヒ・ズィンダ霊廟(上記写真)。
このシャーヒ・ズィンダ霊廟の中のいくつかは、霊廟の中まで美しくタイルで装飾されており、その壮麗さに息をのみます。
シャーヒ・ズィンダ霊廟は階段の上にあり、皆が数を数えながら階段を上っています。というのも、階段を上るときと降りるときの段数が同じなら、願いが叶うという言い伝えがあるため。
階段の段数は30段~40段の間で、なかなか同じ数にならないのだとか。
異国情緒たっぷり、「シルクロード」を感じられるブハラ
サマルカンドから電車で2時間ほどの距離にあるブハラに来ると、町並みがガラリと変わります。茶色い土の壁やレンガの家が多く、異国情緒たっぷり。私たちがイメージする「シルクロード」の雰囲気。
ブハラは20世紀初頭まで存在したブハラ・ハン国の首都で、旧市街地は世界遺産に登録されています。
旧市街の中心地には大きな池があり、ブハラの人々の憩いの場にもなっています。このあたりの街並みは西アジア・中東の雰囲気たっぷり。路地散策も楽しいですよ。
上記の写真はカラーンミナレットとカラーンモスク。観光スポットのモスクやマドレセも旧市街地中心部に集まっているので、さくっと観光しやすい街です。
タイムスリップしたみたい! 昔の街並みがそのまま残るヒヴァ
ウズベキスタンの西の果てにあるヒヴァは、16世紀から20世紀初頭まで存在したヒヴァ・ハン国の首都だった町。
中心部はほぼ完全な形で残っている城壁に囲まれていて、ヒヴァ・ハン国の王たちが築いたさまざまな建造物が修復され残されています。
イチャン・カラと呼ばれる城壁内はまるでタイムスリップしたかのような気分を味わえるエリア。
城壁の中には複数のモスクやマドレセ(神学校)、ミナレット(塔)があり、現在は多くのマドレセが美術館・博物館になっています。
美術館・博物館のチケットと城壁内の入場チケットが一緒になったフリーパスで、約20の施設を見学できます。
城壁内は端から端まで歩いても10分もかからないくらいの広さ。こじんまりしているので、1泊でも十分楽しめますよ。
ヒヴァは砂漠の中のオアシス都市なので、砂漠の中のユルト(遊牧民の家)に泊まれるプライベートツアーに参加することも可能。
無数に瞬く星々やミルクをこぼしたかのような天の川を臨める砂漠の夜は、最高の思い出になるはずです。
砂漠周辺にはカラと呼ばれる城塞跡の遺跡が無数にあるので、遺跡巡りも楽しめます。
また、ウズベキスタンにはさまざまな美しい工芸品がたくさんあります。
刺繍のクッションカバーや細かい装飾が施されたシークレットボックス(からくりの小箱)、お皿、ワンピースなど、お土産にも困りませんよ。
ウズベキスタンに行くなら、この4都市は巡ってほしい!
今回の旅で、私は当初タシケントとサマルカンドだけを訪れようと考えていたのですが、電車の中で隣の席に座ったウズベキスタン人に、
「ブハラとヒヴァに行かないなんて、それはウズベキスタンの20%しか知らないということだよ。絶対に行った方がいい」
とオススメされ、旅の予定を変更しました。これが大正解。ブハラもヒヴァも本当に美しくて、「行ってよかった……!!」と思った都市です。
成田からタシケントは直行便が飛んでいるので、アクセスもしやすいです。歴史や異国情緒を感じられる場所へ行きたければ、ぜひウズベキスタンを候補に入れてみて。
(※感染症や戦争の状況により、旅行時は安全かどうかを必ず外務省のHPでご確認ください)
この記事に関連するニュース
-
三亜とタシケント結ぶ国際線定期便が就航
Record China / 2024年12月20日 12時30分
-
100年の時刻む 神話の玄関口 旧大社駅、現在は保存修理中 国重文、美しい和風建築 行ってみよう廃線跡
産経ニュース / 2024年12月10日 10時30分
-
ウズベキスタンとの架け橋に 名古屋で料理店、本場の味と文化伝え
共同通信 / 2024年12月8日 8時2分
-
【奈良市】2027年「(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展」開催に向けて奈良市クラウドファンディング(ふるさと納税)を実施!
PR TIMES / 2024年12月5日 18時15分
-
ライフネット生命保険 本社移転 -関わり合えるオフィス環境を-
PR TIMES / 2024年11月25日 15時45分
ランキング
-
1「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
-
2【話題】実は多い…外出先の洋式トイレに「座れない」人たち SNS「神経質すぎ」相次ぐも「消毒しても無理」な人も
オトナンサー / 2024年12月22日 22時10分
-
3ガサガサ肌が簡単に潤う!40・50代に使ってほしいボディケア商品3つ
つやプラ / 2024年12月22日 12時0分
-
4女性の3割「風呂に入らないことがある」…“風呂キャンセル界隈”が多い年代&職業、2000人調査で浮き彫りに
オトナンサー / 2024年12月22日 21時10分
-
5PS5 Proを購入したのですが、Wi-Fi 7に対応した無線LANルータに買い替えた方がいいでしょうか?
オールアバウト / 2024年12月22日 21時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください