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40代からの垢抜けメイク術「アイシャドウ編」老け見え防止のポイントは色選び!

ANGIE / 2024年9月26日 17時30分


フルメイクをして改めて鏡を見た時、「しっかりメイクしたのに、なんだか老けて見える」「ちぐはぐな印象になってない?」と感じたこと、ありませんか。


もう若くないし仕方ない?


いえいえ、そんなことはありません。もしかしたら、アイシャドウの色選びに問題があるのかも。


アイシャドウの色味を変えるだけで、印象が大きく変わる可能性があります。


マンツーマンのメイクレッスンで何人もの美女を生み出している、ヘア&メイクアップアーティストYURIさんに、40代からの垢抜けメイクについて教えていただきました。


ブラウンメイクから卒業できない40代・50代が多い

YURIさんのメイクレッスンでは、生徒さんが普段使っているメイク用品を持参し、それを使ってメイクの方法を教わります。



ポーチから出てくるメイク用品を見て、「ブラウン系のアイシャドウを持っている人が多い。でもそれは、40代以降の女性にはとてももったいない」と感じているのだそう。


なぜかというと、ある程度の年齢になるとまぶた(アイホール)が落ちくぼんでくるため。そこにブラウン系の色を乗せると余計に陰影がつき、老けた印象になってしまうのです。


若い時は気にならなかった茶色系が、老け見えの原因になってしまうなんて驚きですね。


「若い時からブラウン系のメイクばかりしていると、いざ変えようと思ってもほかの色を選べないという悩みをよく聞きます」とYURIさん。


確かに、今まで使ったことがない色や使い慣れない色に手を出すのはちょっと怖いですよね。


「けれど、目のくぼみをカバーし若々しく見せるには明るい色が必要。40代以上の女性には明るくふんわりした色がおすすめです」(YURIさん)


ベース、濃淡、アクセントで色を使い分ける

とは言っても、ナチュラル系のメイクをしたい場合はブラウンやベージュが一番自然に見えるような気がします。ブラウン系以外でどうやってナチュラルメイクを作ればいいのでしょう。



「目が落ちくぼんで見えるのは、ブラウンやベージュの濃淡だけでアイメイクをするからです。ベースにピンクやベージュ、そしてピンクとオレンジの間のコーラル系で濃淡を作り、季節に合わせたアクセントカラーを目尻に入れると、若々しくきれいなふんわりまぶたになりますよ」(YURIさん)


この時選ぶ色は「自分がもともと持っている雰囲気」「その日着る服」「どんな風になりたいかのイメージ」でセレクト。アイホールに乗せるベージュやピンクも、自分の雰囲気に合う色を選択しましょう。


アクセントカラーは、これからの秋冬の季節なら、ボルドーやカーキのほか、ブラウンもおすすめ。と言っても、暗いブラウンではなくゴールドが入ったブラウンのような「膨張する色」を選びます。


「すてきだけどこの色は使いこなせない」と思ったら


アイシャドウは本当にいろいろな色があり、見ているだけでもワクワクしますよね。


けれど、「すごくすてきだけど、どうやって使ったらいいだろう」「かわいいけれど使いこなせない」と、買うのをやめたり、買っても使わずにしまい込んでいたりしませんか。


YURIさんは珍しい色や主張する色のアイシャドウも「絶対に使えます!」と話します。


その色が入った服やアクセサリーを合わせ、目尻に少しだけアクセントとして使うと良いそう。最初はわずかに色を乗せてみて、「いける」と思ったら幅を広げたりアイライン的にまつ毛のラインに引いたりというように使ってみましょう。


もしその色がはっきりしすぎて浮いてしまうようなら、ベースとしてまぶたに乗せた色とアクセントカラーに使った色の中間色でなじませると、不自然に色が分かれません。


「この色すてき、と思ったときめいた気持ちを大事にしてほしいです。使えない色なんてありませんし、似合わない色もありませんから」(YURIさん)


イエベ・ブルベは気にしなくていい


色選びで気になるのが、イエベ・ブルベと呼ばれるパーソナルカラーのタイプとアイシャドウの色について。


ところがYURIさんは「私をはじめ、プロのメイクアップアーティストでイエベ、ブルベを気にする人はいませんよ」とのこと!


逆に、イエベ・ブルベを気にしすぎて「私はイエベ(ブルベ)だから●●色は使えない」と考えてしまうことが、とてももったいないのだそう。


肌のタイプよりも、「どんな雰囲気になりたいのか」「どんな服を着ているのか」「TPO」を重視することが大事。例えばピンクだけでもコーラル系のピンクから青みのあるピンクまで百種類以上のピンクがあるので、「その人に似合うピンク」が必ずあるとYURIさんは語ります。


「手の甲に塗ってみてしっくり来る色を選ぶのもいいですが、先ほども話したように『ときめく』気持ちが大事。この色すてき、使ってみたいと思ったらぜひチャレンジしてみてください」(YURIさん)


 


若いころは「無難」「ナチュラル」で使えた色も、年齢を重ねるとかえって老け見えしてしまうことも。


特に、年齢を重ねた女性にブラウン系は難しい色。手持ちのメイク用品を見直し、明るい色やふんわりした色、ときめく色を足していきましょう。新しいすてきな自分にきっと出会えるはずです!


 


取材・監修:ヘアメイクサロン bell femme (ベルファム) YURIさん


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