好きな男性が奥様を亡くしたとき【瞳子先生の人生相談】第40回
ANGIE / 2014年10月26日 2時59分
Q いま私が気になっている男性は、奥様を亡くされていて、今年の9月で三回忌でした。 去年、4回お会いしてお食事しました。メールを送ると必ず、近いうちにお会いしましようね、と返されまずが、今年はまだ一度もお会いしていません。 やはり、私のことは、「奥様の友人」でしかないのでしようか? A あなたは、その気になる方の奥様の友人だったのですね。 身内の不幸を経験している人ならわかると思いますが、三回忌が終わったあたりが、やっと気持ちが落ちいてくる頃だと感じます。 皆さん、客観的にはいつもと変わりないように見えても、心の内は違うのではないでしょうか。 一般的には、悲しいことがあると、女性より男性の方が、精神的に不安定になる傾向があります。女性は落ち込んでも一時的で、立ち直りが早い人が多いと言われています。 あなたが奥様の友人ならば、その男性にとって、複雑な思いもあるのかもしれませんね。 昨年は4回食事をなさったそうですが、今年お会いしてない状況でしたら、その方とは少し距離がありそうですね。 その男性の年齢も、奥様の年齢もわかりませんが、若ければきっと、この男性にとっては永遠に美しい想い出として心に刻まれているはずです。 不思議なもので、たとえ生前は仲が悪くても、亡くなってから時間が経過すると、思い出は美化される傾向にあります。 また男性にもいろいろなタイプがあり、すぐにパートナーを見つけて新しい人生を歩む人もいれば、そのまま独りで生きていく人もいらっしゃいます。 人はみんな、物事の感じ方が違います。 深い愛で結ばれていた人がいなくなっても、すぐ違う人とお付き合いができる人もいますし、一つの恋愛に区切りをつけるのに時間がかかる人もいます。 この男性は、時間が必要な方なのでしょう。でも、奥様のことが整理できたら、他の女性を受け入れられる気持ちのスペースも、自然にできるのではないでしょうか。 そして、タイミングもあります。 あなたには一緒に食事を取りたいという気持ちがあるかもしれませんが、今の二人は波動が違うのだと思います。 今は、恋愛的なことより、この男性の気持ちを癒してあげられる言葉が、一番効果的な気がします。 相手の方はエネルギーが弱くなっています。ですから、一ヶ月に一回のペースでもいいので、さりげなくいろんなテーマでメールをしてみるとか、優しく包み込むイメージで言葉も伝えること。そして反応を確かめてください。 亡くなられた奥様のことは、その男性の心の中でしか整理できないことがあるはずです。その間には、奥様の関係する人やものに触れたくない時期もあるのではないでしょうか。 人の気持ちにも体力がありますから、今は自分の気持ちより、その男性の気持ちにはたらきかけて行くことで、よいサポートができると思います。 求める愛より与える愛を意識すると、女性としてあなたも成長できるものです。 時間がかかりそうで、ちょっと辛いかもしれませんが、あなたが大事にしたいと思う男性なら、急がず頑張ってみることです。 二人の距離が少しずつ近くなることを祈っています。 ※写真の花は、四つ葉のクローバー。花言葉は、「私を見て。私を思って」。 【お悩み相談は以下で受け付けています】 読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。ほとんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お気軽にお送りくださいね。 受付メールアドレス qa-tohko@estyle-inc.jp ※FAXは03-6447-4105で受け付けております。 ※橘瞳子先生の本格的なカウンセリングなどを受けたいかたはこちらからお申し込みいただけます(有料)。 橘瞳子(たちばなとうこ)先生 プロフィール 美創家(美容家/カウンセラー) 27歳で美創家として独立。大手化粧品メーカーのビューティーアナリストとして、日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。 美容と人生相談を融合させた「人をより良く導く美容法とカウンセリング」を確立し、男女ともに人気を博す。 企業のブランド育成や、社員教育、個人カウンセリングともに、必ず良い結果が出ると、業界内外から高く評価されており、面談希望者が後を絶たない。 著名人からOL、サラリーマン、おばあちゃんまで、これまでにカウンセリングを行った人は20万人以上にのぼる。 カウンセリングなどの申し込みはANGIE編集部気付。 Image photo by Pinterest
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「女性として生きていきたい」40代夫の願いが両親にも職場にもすんなり受け入れられ妻だけが襲われた孤独
プレジデントオンライン / 2024年9月21日 16時15分
-
「男性医師は怖くて気持ち悪い」中年夫の心は少女になった…女性として生きる夫の決断に妻はどう反応したか
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 16時15分
-
これ以上の薄毛や加齢臭は耐えられない…平穏な結婚生活を送る40代のおじさんが女性になろうとしたワケ
プレジデントオンライン / 2024年9月19日 16時15分
-
「どうして私は越えられないのか」交際&結婚に進めない、婚活女性がぶつかる “3回の壁” の正体
週刊女性PRIME / 2024年9月18日 16時0分
-
「家事育児は全部女性に…」時代錯誤な条件でマッチング相手を怒らせた41歳婚活男の“悲惨な末路”
Finasee / 2024年9月4日 18時0分
ランキング
-
1「抗生物質を牛乳と一緒に飲むのはNG」現役医師が明かす“薬と一緒に飲んではいけない”飲み物とは?「意識障害が起きる可能性も」
文春オンライン / 2024年9月27日 11時0分
-
2“魚”に寄生する「アニサキス」で激しい腹痛 酢&塩では死なず 調理時の注意点は?
オトナンサー / 2024年9月27日 20時10分
-
3「疲れたときにチョコレート」は危険すぎる…甘い物がほしいときに口にすべき"身近な食べ物の種類"
プレジデントオンライン / 2024年9月27日 15時15分
-
4ギャル曽根の「さつまいもの食べ方」が至福すぎる “調味料2つだけ”これは覚えたい
Sirabee / 2024年9月24日 4時30分
-
5どんな"勝ち組"でも威張れるのは65歳まで…和田秀樹が高齢者専門の病院で見た「孤独な老後を送る人」の特徴
プレジデントオンライン / 2024年9月27日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください