会社に行くのが楽しみになる!笑顔になれる「大人女子の仕事術」とは?
ANGIE / 2015年1月25日 22時59分
みなさんは仕事を楽しんでいますか?
仕事が大変だ大変だと言っているうちに金曜日になり、明日からまた大変だなーと言いながら月曜日を迎える。
出社初日は頑張るぞと意気込み、ワクワクしながら始めた仕事も、日常になるにつれ、つまらないと思うようになったり、やりがいを感じなくなったり。
わたし、何のために働いているんだろう。
アラサー世代だからこそ感じやすい、仕事に対する漠然とした不安や不満。
そういうものを感じるときは、少し立ち止まってみても良いのでは?
お茶汲みには意味がないの?
わたしは新人の頃、お茶汲みばかりさせられていました。
こんな役に立たない仕事をするために就職したのかと、日に日にモチベーションは下がっていきました。
そして毎日、まずいお茶を入れるために会社に行っては、もっとやりがいのある仕事がしたいと不満ばかりこぼしていました。
わたしは上司においしいお茶を飲んで欲しいとは思っていませんでした。
むしろ、お茶ひとついれない上司をバカにしていた。
それでも上司はお茶がまずいとは一度も言いませんでした。
今考えれば、おいしいお茶を入れることにも意味があったと思うのですが、その時の私にはそれがわかりませんでした。
あなたは誰のために仕事をしている?
今はなんとなくわかります。
あの時、仕事がつまらなかったのは、わたしが自分のためだけに働いていたからでしょう。
小さい仕事をバカにするだけで、誰かのために働こうという気持ちがありませんでした。
どんな仕事でも必ず必要としてくれる誰かがいて、だからこそ仕事として成り立っています。
そして頑張ったことは、必ず伝わるもの。
その逆も然り。頑張っていないことも、人には伝わってしまいます。
今どき、新人にお茶汲みをさせる(余裕のある)組織は少ないと思いますが、おいしいお茶を入れることで誰かがホッと一息できたら、それは確実に誰かの役にたっています。
わたしたちは時に自分のことしか見えなくなってしまうから、「誰も自分を見てくれない」と不満ばかりが募るけれど、本当は自分自身が誰のことも見ていないだけのこと。
仕事に行き詰ったら、少し立ち止まってみませんか。
そして、ちょっと周りを見渡してみましょう。
あなたを見てくれている人が、必ずいるはずです。
誰かが見ていてくれること、そして誰かを見てあげること
こちらの動画はJA共済の「ドキュメンタリー映像」第三弾として、地域で活躍するLA(ライフアドバイザー)に密着取材したものです。
職場で共に働く先輩を尊敬し、学んだことを吸収しながら前向きに働く女性職員の姿を描いた動画ですが、仕事とは何かを改めて考えさせられるような内容でした。
動画に登場する女性職員の、ライフアドバイザーという仕事に対する想いを語る姿は感動的でした。
入所当時はおそらく右も左もわからず、戸惑うことも多かったのだと思います。
そこから十数年を経て、今でもやりがいを感じながら働くことができるのは、「ちゃんと見ていてくれる人がいたから」なのでしょう。
この言葉は、尊敬する女性上司に向けて彼女が発した言葉ですが、おそらく「ちゃんと見ていてくれた」クライアントや同僚への想いも込められていたのだと思います。
この動画のポイントとして語られているのは、先輩から後輩へと受け継がれる「経験のバトン」。
経験って言葉にすると陳腐ですが、本当に長い時間をかけて培っていくものです。
どんな仕事も、コツコツと積み上げた経験から、実力と自信をつけて成長していくしかありません。
動画に登場する男性の同僚たちの彼女に対するコメントには、彼女が先輩からしてもらった心配りを、しっかりと受け継いで実行していることが現れています。
そうした気遣いは、マニュアルで引き継げるものではありません。
つまり、毎日の仕事での経験そのものが、バトンであるということ。
ある日突然、引き継ぎ用のファイルを渡されるのとは訳が違います。
そう考えると、実はわたしたちも、同じように経験のバトンを渡されてきたことに気づきます。
ただそのバトンを、しっかり受け取るかどうかは、わたしたち次第なのです。
気づくだけで、仕事が楽しくなる!
仕事が面白くないとき、自分が思うように周囲に評価してもらえないと思ったことはありませんか?
どんな仕事でも、誰にも評価されなかったら、それは何の役にも立たないのと同じこと。
誰の役にも立たない仕事なんて、寂しすぎます。
でも世の中に、誰の役にも立たない仕事なんてあるでしょうか。
どんな仕事も絶対に誰かの役に立っているし、見てくれている人がいます。
そのことに気づくだけで、今の仕事は何倍も楽しくなります。
そう、気づくだけ、それだけで良いんです。
※参考: JA共済 - ライフアドバイザーという仕事Vol.3
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