現代のバーター婚は3種類!条件を優先させる結婚は心地いいって本当?
ANGIE / 2015年2月4日 7時59分
結婚にも流れというか、トレンドがあるようで、別居婚とか週末婚が注目された時もありました。
そして今、注目されているのが「バーター婚」という結婚のスタイル。いったい、どのような結婚なのでしょう。
恋愛をしない「バーター婚」とは?
「バーター婚」とは、ある程度恋愛の経験はできたし、30歳を過ぎて恋愛はもういい、でも結婚はしたい、そんな感性を持つ二人が結婚するものだそう。
恋愛はもういいって、そんな……。べらぼうめ、そんな結婚、無しに決まってんだろ、無し、無し!
と、昭和生まれの純真なアラフォーの筆者は思いますが、世の中では「合理的だし、別にいいじゃん」という流れがあるようです。
世の結婚事情は、そういうことになっているみたいです。
バーターって、どういうこと?
バーター(Barter)は物々交換という意味があり「交換するものは「物」に限らずサービス・人材のこともある」のだそう。
結婚に当てはめると、次のようなパターンが挙げられるようです。
■男性がお金を稼ぐかわりに、女性は家庭を守る。
専業主婦になりたい女性が急増中の現在では、高い経済力を求める女性は少なくありません。
一方、経済力のある男性の中には、仕事に専念したいから、家庭のことは全て任せたいと思っている人もいるようなので、家事などが苦にならない女性なら条件的に合致しそうですね。
■男女ともに稼ぐし、家事も分担。子育ても一緒に。
こちらは割りと普通の結婚というか、理想的な結婚に思えますが、ここでもバーター(物々交換)が発生しているといいます。
いわゆる一般的な家庭を築きたいと双方が思っており、結婚相手が必要なケースですが、普通の結婚と違うのは恋愛感情はナシという点。
どちらかというと、シェアハウスのような結婚スタイルなのでしょうか。
■男女ともにハードワーク、家事は代行、高級な車や家を手に入れる。
裕福な暮らしをするために、双方の高給が必要というパターン。
お互いの人脈を使ってビジネスチャンスもバーターできるメリットもあり、ハイソな生活を手に入れたい男女には合理的な結婚と言えそうです。
政治の世界では、昔も今も政略結婚は存在していますが、一般の人の中にも同じように条件を優先させて結婚する人が増えているんですね。
また結婚というステイタスを手に入れて、社会的な地位も向上させる目的で、結婚を望む人もいるようです。
バーター婚をするのに必要なこと
バーター婚をするためには、自然な出会いを待っていてもなかなか実現することはできません。
もっともポピュラーなのは、結婚相談所や婚活アプリを使う方法です。
相手の条件や希望がリスト化されており、効率よくパートナーを探すことができるので、バーター婚を目指す人には欠かせないツールです。
婚活ブームが続いていた影響もあり30歳前後の男性の登録者も多く、今では「結婚できない人の最終手段」というイメージはありません。
またバーター婚を継続させるために、途中でお互いの条件に大きな変更が生じないよう、婚前契約書などを交わすカップルもいるようです。
たしかに書面に互いの交換条件を示して、提供するものをはっきりさせておくことは、バーター婚には必要かもしれませんね。
バーターにできないこともあるから気を付けて!
たしかに、条件に基づいた明朗な相手選びや、自分が希望する生活のしやすさといった点でメリットを得られるバーター結婚は、お互いに割り切ることができてうまく行くという意見もあるでしょう。
これがトレンドと言われれば、時代の流れに合っている気もしますが、トレンドはいずれは廃れていくというのが定説です。
変わらないのは、人間の本質だけ。
人が一人で生きていくのは、やっぱり少し寂しい……だから、ただ寄り添って愛情を感じたい。
その寂しさ、バーター(物々交換)で埋められるのでしょうか。
あなたは、バーター婚をしたいですか?
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