こんなAR技術が欲しかった!スマホをかざすだけでプロ並みのスケッチを描ける「SketchAR」アプリを使ってみた!
ANGIE / 2017年4月25日 10時50分
どうも、まさとらん(@0310lan)です!
突然ですが、みなさん「絵」は上手でしょうか?
下手すぎて挫折した人も、描くのは好きだけど上達しない人も、今回ご紹介するiPhoneアプリが救世主になるかもしれません。
このアプリは、人気の「AR」技術を上手に活用した事例としても話題になっており、スマホのカメラを見ながらプロ並みのスケッチを描くことが出来るスグレモノです!
【 SketchAR 】
■基本的な使い方!
それでは、実際に「SketchAR」を使いながら、どのようなスケッチを描けるのかを試してみましょう!
まずは、「App Store」から「SketchAR」のアプリをiPhoneにインストールします。
【 SketchAR(無料)|App Store 】
次に、1枚の「紙」を用意しましょう!
コピー用紙や画用紙など、「白紙」の紙であれば何でも構いません。
紙のサイズも、A4、B4、A5など、好きなサイズで問題ありませんが、個人的には「A5」くらいの小さなサイズが書きやすいと感じました。
そして、紙の端に5つの「円」を書き込みます。
「円」の場所は、次のとおり!
この「円」は、アプリで認識させるためのモノですが、だいたいの位置に描いていれば問題ありません。
(はっきりと「円」が分かるように描く必要はあります)
また、「円」を描くのが面倒な人は、公式サイトからテンプレートをダウンロードできるので、コレをプリントアウトしても使えます!
(最初はコチラを利用した方が簡単です…)
次に、アプリを起動すると、スケッチを描くためのサンプル一覧が表示されるので、今回は「小鳥」を描いてみましょう!
先ほど描いた5つの「円」がすべて見えるようにして、スマホのカメラをかざします。
すると、AR技術でスマホのカメラ越しに、「小鳥」の絵が紙の上に表示されます!
さらに、スマホの画面をスワイプすることで、「絵」の濃さを調整したり…
ピンチイン・ピンチアウトで、拡大・縮小・回転なども行えます。
ココまで来たら、スケッチの準備は完了です!
■スケッチに挑戦してみよう!
「絵」が表示されたところで、早速スケッチをしてみましょう!
まず、「SketchAR」のスゴイ点は、スマホを動かしても角度を変えても、紙の上に表示された「絵」が一定の位置でロックされて追従してくれる点です!
冒頭で5つの「円」を描きましたが、この「円」がスマホの画面内にある限り、表示されている「絵」は固定されています。
そのため、スマホを持ったまま、あとは「絵」のとおりになぞっていくだけで良いのです!
すると、簡単に「小鳥」のアウトラインを描けますね。
さらに、「絵」のとおりに書き込んでいけば、手軽に完成します!
私のように「絵」が素人でも、数分あればこんな感じに描けるでしょう。
ただし、実際に描いてみると少し気になる点もあったので、以下にポイントをピックアップしておきます!
・スマホカバーを付けていると、5つの「円」を認識しない場合がある
(ただし、公式サイトのテンプレートを印刷したものは認識する…)
・スマホを片手にスケッチするのは、ある程度の慣れが必要
・紙のサイズを小さくした方が、スマホの画面内に収まりやすい
上記3点をクリアすれば、サクサク絵を描くことができるので、かなり楽しいアプリだと思いますよ!
■テンプレートは自作可能!
「SketchAR」には、すでに数多くのテンプレートが搭載されているので、これらを使ってスケッチするだけでもかなり楽しいです。
しかし、テンプレートは自作できるのも大きな特徴です!
方法は簡単で、カメラロールから好きな写真を選択するだけです。
試しに、以下の風景写真を選んでみましょう!
すると、一瞬でスケッチ風のテンプレートに変換されます!
パラメータを調整すれば、「絵」のきめ細かさなどをカスタマイズすることも出来ます。
あとは、同じように紙の上に表示された「絵」のとおりになぞっていけばOKです!
この機能を活用すれば、友人・知人の写真から「似顔絵」のイラストを描いたり、思い出の場所をスケッチしたり…など、いろいろ応用ができると思うので、ぜひみなさんも挑戦してみてください!
また、公式にチュートリアル動画も公開されているので、気になる人はぜひチェックしてみましょう!
■おまけ
最後に、今回ご紹介した以外にも、海外では驚くようなアプリが公開されているので、合わせてご紹介しておきます!
【天才的なアイデアで開発された海外の「iPhoneアプリ事例7選」が、斬新過ぎてヤバイ!】
例えば、運転中にスマホをいじらないだけで報酬が貰えるアプリや、指紋の代わりにスマホのカメラを使った眼球認証、IoT開発をスマホから視覚的に作業できるアプリ…など。
いずれもユニークなアイデアを実現したアプリばかりなので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください!
■まとめ
「SketchAR」は、まだ公開されたばかりのアプリなので、スマホのバージョンによっては不安定な動作をすることもあります。
しかしながら、活発に開発が進められていることもあり、今後はAndroidやwindows向けにもリリースを予定しているので、iPhoneを持っていない人も近いうちに試すことが出来るようになります。
このアプリを使って、みなさんもぜひオリジナルのスケッチを描いて楽しんでみてください!
<参考>
・「SketchAR」公式サイト
・「SketchAR」iOSアプリサイト
written by まさとらん(@0310lan)
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