冷房を使わないで「涼しさ」を感じるには?日本の夏の涼みかた4選
ANGIE / 2015年8月9日 1時59分
日本には古来から伝わる「夏の涼み方」があります。
毎日暑い日が続いてバテてしまいそうですが、暑い暑いと嘆いてばかりいるのではなく、工夫次第ではいろんな方法で涼しさを感じることができますよ!
1:昔からの知恵で涼を感じよう
日本古来からの涼み方の代表といえば、打ち水。
古い街並みで家の前の道路に、水を撒いているのを見かけたことはありませんか? 1軒屋ならではの楽しみ方ですね。
ちなみに、打ち水をすると気温が1~2℃下がると言います。
他にも、窓に暖簾やすだれをかけて日光を遮断するという方法もあります。
ゴーヤなどを育てて作るグリーンカーテンは、まさに暖簾やすだれの進化版です。
また、家の中ではゴザを引いたりするのも1つの手。
井草の香りや肌触りにより、普段使っているラグより涼を感じることができますよ。
2:視覚をとおして涼しくなろう
視覚で涼を感じるなら、なんといっても風鈴がオススメです。
鉄やガラスなど素材も色々あるので、音の好みで選んでみるのも良いかもしれません。
ちょっと珍しいものでは、「鹿おどし(ししおどし)」も涼を感じられるアイテム。「カコン」という音が特徴的な、日本庭園などに見られる装飾のひとつです。
昔は鳥獣を追い払う農具だったそうですが、透き通った音がなんとも涼を感じさせます。
夏の風物詩である花火の音も風情を感じ、暑さをひと時でも忘れさせてくれますね。
3:味覚で涼を感じられる!
夏になるとたびたび食卓に登場する、そうめん。
こちらは味覚で涼を感じる食材です。特に流しそうめんは味覚だけでなく、見た目にも涼を感じさせてくれますよね。
その他、暑くなると食べたくなる水ようかんやかき氷も味覚で涼を感じる食べもの。
夏バテして、ちょっと甘いものが食べたいなぁという時にもオススメです。
4:浴衣美人になって、涼しげな印象に
涼を感じさせるファッションとして外せないのが、浴衣。
浴衣はトータルコーディネートが重要なので、バッグや髪飾りなどすべてのアイテムを「和」で揃えると統一感が出て良いでしょう。
今年は大人っぽい着こなしを意識して、涼美人の大和撫子を目指してみるのもいいかも。
まだまだ暑い日が続きそうなので、今年はちょっと趣向を変えた夏の涼み方を楽しんでみてくださいね。
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