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「WIND BREAKER」Season2も放送決定! まだまだ“ケンカ”は止まらない!? 千葉翔也×岡本信彦×戸谷菊之介インタビュー

アニメ!アニメ! / 2024年6月29日 12時0分

春アニメの中でも特に話題を呼んだTVアニメ『WIND BREAKER』。“ヤンキー漫画”でありながらも、戦いの中にある背景や、登場人物の心情を丁寧に描くことによって、バトルシーンをより輝かせています。


また、東京・SHIBUYA109渋谷店にて6月30日(日)まで、ポップアップイベント『WIND BREAKER POPUP STORE in渋谷DISP!!!』も開催中。アニメは先日最終回を迎え、2025年にSeason2の放送が決定し、今盛り上がりを見せている作品です。


@editoranimeanime #ウィンブレ キャストにインタビュー? アニメ『WIND BREAKER』のポップアップイベント『WIND BREAKER POPUP STORE in渋谷DISP!!!』 東京・SHIBUYA109渋谷店にて、30日 (日)まで開催中! #千葉翔也#岡本信彦#戸谷菊之介 のインタビュー記事も公開中? #兎耳山丁子 #梶蓮 #楡井秋彦 #windbreaker ? オリジナル楽曲 - アニメメディア編集部の日常?

アニメ!アニメ!では、本作の魅力に迫るべく、楡井秋彦役の千葉翔也さん、梶蓮役の岡本信彦さん、兎耳山丁子役の戸谷菊之介さんによる対談インタビューを実施。自身が演じるキャラクターの印象や、作品の見どころについてお話を伺いました。


[文・取材=渡辺美咲 撮影=Ayumi Fujita]


■個性あふれるキャラクターが勢ぞろい! キャスト予想も話題に


――まずはじめに、皆さんが思う『WIND BREAKER』の魅力についてお伺いできればと思います。


千葉『WIND BREAKER』は、キャラクターそれぞれがケンカに向ける気持ちをとても明るく華やかに描いている作品だと思っています。僕も毎週楽しみに見ています!


戸谷僕は敵対するチームとして出演していますが、獅子頭連にもそれぞれのキャラクターにバックグラウンドがあって、それが作中でしっかりと語られている。そこに感情移入できるのが『WIND BREAKER』の魅力だと思っています。


岡本 個性的なキャラクターたちです。僕が演じる梶は第1話から姿だけ出ていたのですが、いろいろな魅力的なキャラクターがいる中でもかわいさ、カッコよさを兼ね備えているなという印象を持ちました。
獅子頭連の兎耳山と十亀もすごくビジュアルがいいと思いました。あとは作品の中での掛け合いや、強さ・仲間について考えさせられるところも魅力のひとつに感じます。


――梶は物語後半でのキャスト発表となりましたが、実は第4話で柊と通話するシーンがあり、ファンの間でキャスト予想も盛り上がっていましたね。


岡本 そうですね。6月8日に大阪で行われた「ちゃやまち推しフェスティバル2024」でキャスト発表されたのですが、そのステージの前に僕は別のステージに出ていて。その結果、ステージの時間的には「岡本なんじゃないか?」みたいに言われていました。皆さんさすがでした(笑)。


千葉 アフレコ現場でも「信彦さんだ!」となって、僕らも沸きました。原作がある作品なので、キャストの中でも普段から「あの人が合うんじゃないか?」みたいなことを楽しく話していましたね。


――出演前や放送中の周囲からの反響はいかがでしたか?


千葉 原作PVの段階でかなり盛り上がっていた作品ですし、友人や知り合いにも元々原作を好きな方が結構いたので、「出るんだね!」と温かいお声をいただきました。


戸谷 僕が友人や周囲の人から連絡が多かったのは、第9話の放送が終わった後ですね。獅子頭連編の中でも兎耳山にとって重要なシーンが終わったあとに見ていた友達から連絡が来たり、同業の友人が「見たよ、ここよかったよ」と言ってくれたのがすごくうれしかったです。


千葉 一番活躍した回ですからね。


岡本 なんか今の段階だと獅子頭連が一番おいしい立ち位置(笑)。



■“立ち位置”がそれぞれ違う中で、どのように演じるか


――キャラクター一人ひとりが魅力的ですが、ご自身が演じているキャラクターの印象を教えてください。


千葉 楡井はケンカが強いボウフウリンメンバーの中で唯一人並み、もしくはそれ以下というほどケンカをしたことがない人物なんです。でもその中で自分が助けてもらった過去があるから、自分も人を守る側に行きたいという気持ちがあって。弱いのにその気持ちを突き通すことができるという意味では、僕はすごく強い人物なのかなと思いました。
あと面白い顔をたくさんするので、僕としても毎話誰かが笑ってくれていたらいいなと(笑)。


戸谷 アフレコを後ろから見ていると、千葉さんはお芝居の中で「面白い!」と思わされるリアクションをたくさんしていましたよね(笑)。


千葉 桜が素直で良い主人公なのでいじりたくなるなと(笑)。ただの舎弟じゃなくて、友人としていじりたいという気持ちがあって、すごくやりやすい自由なキャラクターだなと思います。お2人のキャラクターもインパクトがすごく強いですよね。


戸谷 丁子は最初に原作を読んだとき、何を考えているかわからない部分が少し怖い印象もありました。でも原作で獅子頭連編をすべて読み終わったあとは「こういう背景があったのか!」と思いましたし、だからこそ演じるときに、自分が迷走している感じや心がカラカラになっているということを意識しながら演じた記憶があります。


岡本 梅ちゃん(梅宮)に感謝だよね。


――岡本さんはどうですか?


岡本 梶は桜目線だと「何でこの人に皆がついてきているのかがまだわからない」という時期があったのかなと思います。なのでミステリアスに映っているのかな、という感じではあります。強そうに見えないし……むしろ雰囲気的にはかわいらしさがあるし。


梶自身がヘッドホンで音楽を爆音で聞いているから大声で喋り、外したらいきなり声が小さくなる……というコミカルな立ち位置でもあるんですけど、“周りからの信頼の厚さ”が一番の魅力だと思います。適材適所をきちんと明確にわかっていて、「自分ができることをする」のが彼のいいところなのかなと思います。


――梶が川へ飛び込むシーンはかなり印象的でした。


岡本 確かに躊躇なくすぐ助けに行けるのは、男らしいです。第1話に出てきた段階でも思ったのですが、威厳とか貫禄とはまた違ったものを持っているキャラクターですよね。知れば知るほどカッコよく見えてくる。


――獅子頭連編での楡井は、主に皆を見守る立ち位置でしたね。


千葉 原作を読んでいるときはどのような立ち位置で演じるか、全然想像がつかなかったんですけど、本当に一戦一戦がちゃんと意味のあるコミュニケーションになっていたと思います。自分も強くなりたいという想いや、それは無慈悲すぎないかという恐れが楡井目線だと新鮮に演じることができたので、あまりリアクション芸人にならずに済みました(笑)。
楡井の成長という意味では、僕も毎週楽しく演じられたかなという印象ですね。


――桜をサポートすることが多い楡井ですが、千葉さん自身は自分から前に出るタイプですか?それとも、相手のサポートに回るタイプですか?


千葉 自分の性格的には、前に出たいですね。サポートというよりは、自分でなんとかしたいな、まずは自分で挑戦してみてダメだったら考えてみよう!と思うタイプです。
でも親しい友人や演者さんを見たときに「こうなったらより素敵だな」というアイデアを出すのはとても好きで、そういう意味ではサポートも結構向いているのかなと思います。プロデュースではないけど、友達の服を考えたりするのはすごく好きですね。


――戸谷さん演じる兎耳山は、物語の中で雰囲気の変化が見られましたが、演じる際に意識されたことはありますか?


戸谷 常に意識していたのは、“楽しさを追い求めている”ということ。なので明るさを特に意識しながら演じていましたね。
“本当の楽しさ”を知ったあとは少し力が抜けたというか、今まで気を張っていた感じをなくすことを意識しました。なので梅宮とのタイマン以前のほうがより明るく大きな声を出しているのかなと。


――作中で「“力”は自由になるためのもの」と言っていた兎耳山ですが、戸谷さんの思う“自由”は何ですか?


戸谷 やれることが多いことが“自由” なのかなと思います。 例えば声優の仕事をしていて、こういうことがうまくできない……ということが多くあると、それは自由ではないなと感じますね。僕は音楽活動にも取り組んでいるのですが、音楽でもいろいろできることが増えると、自由度が広がって楽しいですから。



――キャラクターを演じる中で難しかった点や、印象的なセリフなどはありましたか?


千葉 印象的だったのは第2話で初めてボウフウリンの口上を言いながら不良に立ち向かうシーンですね。演じるときは「強そうにはならないけど負けるつもりでも言っていない」という塩梅で挑んだので、とにかく全力で叫んでいます。
あと第1話は出番がないのでアフレコに参加していなかったのですが、第1話で柊が口上を言っていて。次に言うのはケンカが弱い楡井なんだ!と思ったのが印象的でしたね。


戸谷 第9話で梅宮が丁子に「思い出せぇ!! 兎耳山ぁ!!」と言って頭突きをするところが印象的でした。丁子が昔のことを思い出す場面だったので、そこを一緒に中村さんとアフレコすることで、受け取ったものがたくさんあったなと感じます。


岡本 セリフ的には「ありがとう」も強いイメージだけどね。


戸谷 そのあとの「ごめんね」もかなり辛いところでしたね。


千葉 梶は、大きい声を出すシーンが難しくないですか?


岡本 難しかった。でも一番難しかったのは第4話の「しし…とうれん…」ですかね(笑)。アフレコ時に「キャラクター性は出さないで」と言われていて「なんでだろう?」と思っていましたが、まだ第4話後にはキャスト発表がなかったんですよね。そこが一番難しかった。


戸谷 梶を岡本さんが演じるということが第4話時点ではまだ発表されない、ということは、実際に放送されて知ったということですね。


岡本 危なかった。言いかねなかったです。自分のXで宣伝しようかなと思っていたらEDのスタッフロールが「????」になっていて(笑)。


千葉 放送終了してから言うのが大事ですね。告知って(笑)。


岡本 危険でした。本当(笑)。


■「守るケンカ」があらためて意識された最終回


――最後に、最終回をこれから見る方へみどころや、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。


千葉 獅子頭連との戦いを経て、桜たちの高校生活があらためて始まりました。最終回では柊さんが言っていた「守るケンカ」をあらためて意識させられると思います。ぜひボウフウリンのメンバーを最後までよろしくお願いします!
楡井は情報通だったり場を明るくしたりというだけでなく、とても向上心のある人物なので、今後も成長していく姿を楽しみにしてもらえればと思います。


戸谷 『WIND BREAKER』は、細かい動きやケンカのシーンにかなりこだわって作られていると思うので、ぜひじっくりと何回も楽しんでいただきたいです。
これまでに放送されたアニメを見返してもらって、獅子頭連のことも忘れないでいてほしいです!


岡本ボウフウリンのアットホームな“チーム感”がより色濃く出るのが『WIND BREAKER』のいいところだと思っています。
今後新しいキャラクターも登場しますが、その都度桜たちの絆が深まっていくところを楽しみにしてもらいつつ、梶の活動にもぜひ注目していただけたらうれしいです。



『WIND BREAKER』


最終回放送URL:https://abema.tv/video/episode/26-219_s1_p12





ポップアップイベント『WIND BREAKER POPUP STORE in渋谷DISP!!!』詳細


開催期間:2024年6月14日(金)~6月30日(日)
営業時間:10:00~21:00
会場:SHIBUYA109渋谷店 B1F DISP!!!
(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目291 SHIBUYA109 B1F)


展示会公式SNS:@ABEMART_ANIME
※開催期間中の販売情報等、上記Xアカウント(@ABEMART_ANIME)をご確認ください。







(C)にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project

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