鳥肌が止まらないっ！ 「ハイキュー!! 10周年記念展 全感覚 EXHIBITION」でアニメをまるっと振り返り【レポ】

アニメ「ハイキュー!!」を振り返る「ハイキュー!! アニメ10周年記念展 全感覚EXHIBITION」が7月13日から8月4日まで東京で開催中。

2014年4月から2020年12月にわたり、計4期85話放送された、アニメ「ハイキュー!!」、そのアニメ化10周年を記念して開催される、展覧会「ハイキュー!! アニメ 10 周年記念展 全感覚 EXHIBITION」の見どころを探ってきました。
展覧会の開催に先駆けた報道関係者向けの内覧会に潜入し、内部の様子をレポートします。

名場面、名言、チーム、キャラクター…アニメ「ハイキュー!!」の10年を振り返り！

まず、入口に向かうまでの廊下で聞こえてきたのは「チャンスボール！」「烏野ファイオー！」の掛け声……！
目をつむればそこはまるで体育館。記念展を堪能するアップはばっちりです。

入場してまず目に入るのは、主人公・日向翔陽がバレーボールに出会った瞬間から始まる名場面の数々。影山飛雄との出会いやインターハイ予選、合宿、春高予選、春高……。武田先生の名言や勝利の喜びなどが頭の中で再生され、アニメ『ハイキュー!!』と歩んできた10年分の記憶が一気によみがえります。

展示を見た後に案内されるのは、ボイスマルチアングルシアター。
巨大スクリーンで日向と影山、ふたりの大きな転換期である試合を振り返ります。

全方位からのサウンドシステムにより、まるで自分もコートに立っているかのような臨場感を味わうことができました。
どの試合がピックアップされているのかは見てのお楽しみ。“『ハイキュー!!』ってすごい”“やっぱり好きだ！”と思わせてくれること間違いなしです。

シアターを抜けるとキャラクターフォーカスエリアが広がっていました。
ここでは個性豊かなキャラクターが大集合！躍動感あるキャラクタービジュアルと名シーンによる立体展示が圧巻です。

各キャラクターのセリフもいくつかピックアップされているため、自分の好きなセリフがあるか探すのも楽しい。
筆者の推しは赤葦京治。選ばれたのはコチラのセリフ。

「道は作りますので」
私的赤葦3大好きセリフの1つです。ありがとうございます。
展示に近づくと音声も聞こえてくるので、好きなキャラクターの世界にどっぷり浸ることができます。
余談ですが、赤葦の近くで耳をすますと木兎さんの「エースの心得」がうっすら聞こえてくるのでとってもおすすめです。
みなさんもぜひ耳をすませてよく聞いてみてくださいね。

続いてはチームフォーカスエリア。
ここでは烏野、青葉城西、音駒、伊達工業、白鳥沢学園、梟谷学園、稲荷崎の7校をチームごとに振り返ります。

各校のキャプテンユニフォームとチームジャージの展示も。さらに、ジャージは物販エリアで購入可能！ でも、すべての高校が欲しくて選べきれません……。
モニターでは白熱の試合や感動シーンが再生されています。何度も繰り返し見てしまい、気が付くと想像以上に時間が経っているのでご注意を。

最後はオリジナルドローイングエリア。
ここでしか見ることのできない10年分のアニメ「ハイキュー!!」のアートワークを一挙公開。
アニメ10周年記念展特別描き下ろしビジュアルも展示されていました。雑誌、CDジャケット、カレンダーにコラボビジュアルなど壁一面にキャラクターのイラストがびっしり。
中には、買い逃してしまったグッズのイラストもあり、悔しい気持ちになることもしばしば……。
いっそここに住んでずっと眺めていたい！ そう思ってしまうほどのまさに夢のような空間でした。

出口付近には歴代のキービジュアルが勢ぞろい。
まるで美術館のような雰囲気の中、『ハイキュー!!』の歴史を堪能することができました。

物販エリアでは、本記念展描き下ろしイラストを使用したグッズが。アクリルスタンドやアクリルブロック、タペストリーなど魅力的な商品がズラリと並んでいました。

個人的に気になったのはやはり展示でも見てしまったチームジャージ。そして先行販売時に悩んだ末に諦めた「はばたけ!! 常波!!」の横断幕フェイスタオル。実物を目の前にするとどうしても決心が揺らぎます。記念展がスタートしたらウキウキで買って帰る未来が見えました。

「ハイキュー!! アニメ 10 周年記念展 全感覚 EXHIBITION」は、7月13日から8月4日まで東京で開催。以降は仙台、福岡と巡回予定なので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「ハイキュー!!アニメ10周年記念展 全感覚EXHIBITION」
東京：TFTホール　7月13日～8月4日
仙台：カメイアリーナ仙台　8月11日～8月19日
福岡：博多国際展示場＆カンファレンスセンター　9月14日～10月9日

（C）古舘春一／集英社・「ハイキュー!!」製作委員会