「WIND BREAKER」初の展覧会が開催！ 内田雄馬「早くここ演じたい！」島崎信長の耳にはタッセルも【レポ】

にいさとるさんが「週刊少年マガジン」の公式アプリ「マガジンポケット」にて連載中のヤンキーマンガ『WIND BREAKER』。偏差値は最底辺にしてケンカは最強の超不良校として名高い風鈴高校。そのトップを目指して街にやってきた高校1年生の桜遥が、同校が“防風鈴（ボウフウリン）”と名付けられた街を守る集団となっていることを知り、その一員として街を守るため戦う姿を描いています。

「マガジンポケット」の人気ランキングにおいて首位常連で、単行本は即重版を連発するなど話題に。赤井俊文監督のもとCloverWorksがアニメーション制作を手掛けるTVアニメは、2024年4月より“スーパーアニメイズムTURBO”枠でMBS/TBS系28局にて放送。2025年には第2期『WIND BREAKER Season 2』の放送も決定しています。

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そんな『WIND BREAKER』の初の展覧会「WIND BREAKER 展」が、東京の松屋銀座・イベントスクエアにて開催中。マスコミ向けの内覧会が開催されたので、取材会に参加した主人公・桜遥役の内田雄馬さん、蘇枋隼飛役の島崎信長さんのインタビューコメントをもとに、本展の見どころをご紹介します。

■『WIND BREAKER』の世界を全身で体感できる！こだわりの展示＆フォトスポット

取材会前に、1度ぐるりと内部を見学した2人。内田さんは「『WIND BREAKER』の物語を時系列順に追っていけるような作りになっていました。原作とアニメの映像を並べてくださっていて、同じ時間軸を一緒に楽しめるので、収録を思い出しながら歩かせていただきました」と感想を語ります。

その通りで、展覧会はエントランスを抜けるとにい先生の挨拶から始まり、物語の導入部分から出来事を順番に振り返っていけるようになっています。原作各話名シーンの原稿と共に、アニメシーンの映像と絵コンテ、ボウフウリンのメンバーの等身大パネルなどが飾られていました。

また、エントランスには「東風商店街」の文字と風鈴が飾られており、島崎さんは「アニメの光景がフラッシュバックしますね！」と笑顔を見せます。

この他にも、展示内にはこだわりの飾り、フォトスポットが満載。なんと、劇中に登場する喫茶「ポトス」のカウンターが再現されているんです！　

アニメのキャラクターデザインを務めた川上大志さんが本展覧会のために描き下ろした桜、楡井秋彦、蘇枋、梅宮一、橘ことはのパネルも飾られており、5人に囲まれながら一緒に写真を撮ることもできます。まるでボウフウリンの一員になったような気分に♪

島崎さんは「喫茶店の棚の中の食器まで再現されていました。この展示を考えてくださった方は、『WIND BRAKER』のことが本当に大好きなんだなぁと。愛してくださっていることをすごく感じられる、ステキな展示になっていました」と大絶賛していました。

「ポトス」以外にも、桜vs杉下京太郎のシーンを再現したフォトスポットも。ここでは、桜と杉下の制服を着ることもできます。島崎さんいわく、「ちゃんとサイズが桜くんと杉下に合わせたサイズになっていた」とのこと。作中でも杉下のリーチの長さに触れられていましたが、それを目の当たりにすることができるので、内田さんは「自分との違いを確かめてほしいですね」「彼シャツならぬ、彼学ランですね！」と自身と比較して楽しんでほしいと語りました。

さらに、物語が大きく展開する際には、エリアの雰囲気がガラリと変わるような作りに。「獅子頭連トンネルエリア」では、ボウフウリンと獅子頭連が邂逅した“シマ境”が再現されています。兎耳山丁子・十亀条の等身大パネルのほか、「蘇枋隼飛vs鹿沼稔」「桜遥vs十亀条」など、展開したバトルの名シーンを振り返る原稿・映像が展示されていました。

島崎さんが「絶対入りたくない（笑）」とコメントする「KEELエリア」は、あの緊張感が伝わって来るよう……！

また本展では、まだアニメ化されていない部分のマンガのイラストを使用した、オリジナル特別映像を上映。録り下ろし特別音声も使用されているということで、内田さんは「アニメSeason 1よりまだ先のお話なのですが、今このタイミングで演じても、なんだか地続きで桜の気持ちが繋がっている感じがありました。アニメになったときはアニメの表現に変わっていくので、今回の展示の表現は今回しか聞けない。皆さんには、ぜひここだけの表現を楽しんでほしいです」とアピールしました。

最後に、内田さんは「『WIND BRAKER』の世界を全身で味わえる展覧会になっています。アニメでは、原作の良さをあますところなく表現しようと、熱意を高く持って制作しています。この展覧会で作品を体に染み込ませるくらい感じていただいて、家では原作を読んだり、アニメのSeason 2を待ったり、頭の中を『WIND BRAKER』でいっぱいにしていただけたら」と。島崎さんは「Season 2を一番待っているのは僕たちですから！ 展覧会を見て回っていて、“早くここ演じたい！”と言っていました（笑）。愛情を持って制作しており、愛があるからこそ全体のクオリティを押し上げています。展示からも愛を感じとれるものとなっていたので、『WIND BRAKER』を好きな皆さんは来て損はない展覧会になっています」とファンに向けてメッセージを送りました。

『WIND BREAKER 展』は松屋銀座8階イベントスクエアにて、9月4日（水）まで開催。『WIND BREAKER』ファンはぜひ足を運んで、美麗な原稿やアニメ映像を堪能しながら、制作陣の“愛”を感じてみてはいかがでしょうか。

※島崎の崎はたつさき

＜開催概要＞
■WIND BREAKER 展
会期：2024年8月16日（金）～9月4日（水） ※一部日時指定制
会場：松屋銀座8階イベントスクエア
開場時間：午前11時～午後8時
※8月18（日）、25（日）、9月1日（日）は午後７時30分閉場　
※最終日は午後5時閉場　※最終入場は閉場30分前まで
主催：WIND BREAKER展実行委員会
企画：WIND BREAKER展製作委員会
協力：講談社
協賛：ローソンチケット
入場料：
一般／1,800円（1,600円）、高校生1,300円（1,100円）、小中学生800円（600円）
グッズ付／3,900円　※税込　
※（　　）内は前売金額。前売券は8月15日までローソンチケットにて販売。
※来場者特典のステッカーは当日入場時にお渡しします。
※注意事項：本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報、詳細、 注意事項等を展覧会公式サイトにて必ずご確認ください。

（C）にいさとる／講談社
（C）にいさとる・講談社／WIND BREAKER Project