【推しの子】あかねの“限界オタク”っぷりが「最高」！有馬かなの暗い過去も明らかに…【第19話ネタバレあり反応まとめ】

テレビアニメ『【推しの子】』第2期の第8話（通算第19話）「トリガー」が、2024年8月21日放送。有馬かなの家庭環境や過去が語られ、「かなもスポットライト当たって良いんだよ…」と苦しむ声が上がる一方、はしゃぐあかねに「限界オタクすぎる」など面白いコメントも集まった。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

『【推しの子】』は累計発行部数が1750万部を突破した、赤坂アカと横槍メンゴの豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描くマンガを原作とするテレビアニメ。地方都市で働く産婦人科医・ゴローがある日、ある禁断の秘密を抱えた“推し”のアイドル「B小町」のアイと“最悪”の出会いを果たすところから運命が動き出していく。

テレビアニメ第1期は2023年4月から6月にかけて放送され、ブームを巻き起こした。作中作「東京ブレイド」の2.5次元舞台へ出演することが決定したアクア・有馬かな・黒川あかねのその後を中心とする物語が描かれる第2期が、7月3日よりスタートした。

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先週放送された第18話は、有馬かなと黒川あかねの過去、出会いがあかね視点で深堀りされ、ネット上では「大人が悪いよ！大人が！！」「黒川あかね、怖いよ～～～！！」と注目が集まっていた。

TVアニメ『【推しの子】』第2期 第19話「トリガー」場面カット

今回の第19話も稽古シーンからスタート。舞台で鞘姫として輝くあかねの姿を見て、一歩引くかなの姿がなんとも物悲しい演出で彩られた。

そして、そんなかなを直接的ではなく自身が魅せる演技で励まし背中を押したのは、稽古開始時からかなと稽古に励んできたブレイド役の姫川大輝。SNSでは、「この2人いい組み合わせだわ」「あかねの演技に影響され始めている2人だな」など考察も含めた声が上がっていた。

そんな姫川が次に舞台で対峙するのは刀鬼役のアクア。感情をむき出しにするブレイドと、一方でクールに無感情に演じる刀鬼の“対比構造”が生まれ、周囲を圧倒する風景には「対比構造か、かなとあかねもそうだろうなぁ」と他キャラに当てはめる視聴者も。

TVアニメ『【推しの子】』第2期 第19話「トリガー」場面カット

激しい舞台上でのシーンから一転、次に語られるのは第18話に続き、有馬かなの過去だ。前回はあかね視点でのかなの様子が描かれたが、今回はかなと母の関係性、家庭環境と複雑な部分まで赤裸々に語られた。

どうやらかなの母は、芸能人になりたかったという“夢”を娘に託し、芸能人として売れていく娘の力で“芸能界と関わりを持てること”に幸せを感じている存在だったようだ。しかし、かなはご存知の通り、一時期仕事が激減した子役。それから家庭は荒れるようになってしまう。
“売れている有馬かなが好き”な母のためにも人気を取り戻すべく、とにかく仕事を獲得して他人に合わせる演技を第一とし、スポットライトを避けるようになっていった。

つらい過去がこのタイミングで明らかとなり、「かなもスポットライト当たって良いんだよ…」「幸せはずっと続かないんだ」など視聴者も渋い内容をコメント。

TVアニメ『【推しの子】』第2期 第19話「トリガー」場面カット

キラキラと主役として輝く共演者たちと異なり、影に立つかなは過去の経験から「私はこっちで良い。その方がみんな喜ぶから。私は主役じゃなくて良い」と胸の内を独白。そんな気持ちをずっと抱え、スポットライトを浴びることを避け続けるかなを表舞台に引き出したのは、やはり彼女の本質を見抜き動かし方をよく理解しているアクアだった。

アクアに投げられた「やりたい演技やれよ」「フォローは俺がする」の言葉をきっかけに、圧倒的な演技力を表しスポットライトを自身に集めるかな。子役時代のように注目を集めるかなの姿に、あかねは目をハートにして釘付け。SNSでは「あかね、かなの限界オタクすぎる」「この表情最高ー！」「私もいつもこうなってる」など共感の声が多数上がった。

しかし、演じることを純粋に楽しむかなやあかねと異なり、最愛の推しで母である星野アイの死を眼前にして以降、復讐に駆り立てられていることから演技を楽しめないアクア。「俺にとって演じることは復讐だ」と、『【推しの子】』最序盤から変わらぬ復讐心を発揮するシーンで第19話は幕引きとなった。

第19話「トリガー」は、ABEMAにて配信中。その他配信プラットフォームも順次配信予定。次回第20話は8月28日23時より全国35局にて放送予定だ。

（C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会