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山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆきら声優陣が史上初の“全身吹替”に挑戦!ティム・バートン最新作「ビートルジュース ビートルジュース」

アニメ!アニメ! / 2024年8月28日 7時0分

『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督による最新作『ビートルジュース ビートルジュース』が、9月27日より全国公開される。このたび本作の日本語吹替版の上映が決定。山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、小林千晃、森川智之、山路和弘、戸田恵子ら史上初の“全身吹替”に挑む声優陣、および全身吹替版予告がお披露目となった。


『ビートルジュース ビートルジュース』ポスター(C) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

『ビートルジュース ビートルジュース』は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える、1988年公開の『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディ。「人間と結婚」し人間界へ移り住む野望を抱く、死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営むお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)が、人間界を巻き込んでハロウィン史上最大の事件を巻き起こす。


日本語吹替版については、8月26日に映画公式SNSより「この8名はだ~れだ?」と全身吹替に挑む8名の顔の一部を隠した”匂わせ“投稿がなされていた。すると、「ビートルジュースの再現度高くて嬉しくなっちゃう」「誰一人としてわからん」など全身吹替の完成度に驚きの声が上がるとともに、その正体を巡り大予想合戦が繰り広げられていた。このたび満を持して、その全容が明かされたかたちだ。


死後の世界の人間怖がらせ屋で人間と結婚したいビートルジュース役は山寺宏一、霊能力を持ち36年前にビートルジュースに結婚を迫られた過去がある、死後の世界に捕らわれた娘のために再びビートルジュースを呼び出そうとするリディア役は坂本真綾が務める。ビートルジュースの元妻で夫への復讐に燃える恐ろしい性格のドロレス役は沢城みゆき、幽霊や死後の世界を信じていないリディアの娘・アストリッド役は伊瀬茉莉也が演じる。


また、アストリッドに出会い人生が一変する、ハロウィンの夜に大騒動をおこしてしまう近所に住むミステリアスな青年ジェレミー役には小林千晃、オカルト番組「ゴーストハウス」のプロデューサー兼リディアのマネージャー・ローリー役には森川智之は配された。死ぬ前は映画俳優で、現在は死後の世界の安全を守りなぜかビートルジュースを追うウルフ役は山路和弘、リディアの母で奇抜なものが大好きなアーティストのデリア役は戸田恵子が担当する。


さらに、彼ら声優陣は日本語吹替を担当するに留まらず、その姿形まで完全にキャラクターに変身する史上初の“全身吹替”に挑戦。まさに全身全霊でティム・バートンワールドに飛び込んだ。本編は公開前のため、予告編と場面写真だけをたよりに生地から制作した衣裳もあり、オリジナルと寸分違わぬ衣裳、ヘアスタイルが作られた。


また、いくつかのアイテムはマイケル・キートンやキャサリン・オハラが実際に撮影で使用したものと同じアイテムを海外から取り寄せたそうだ。制作陣の並々ならぬ労力と愛情と、声優陣のその想いに応えたい、楽しみたいという気持ちがケミストリーした唯一無二の全身吹替となった。


あわせてお披露目された全身吹替版予告は、ビートルジュースをはじめ一癖も二癖もあるキャラクターたちが続々と登場するもの。山寺が声を枯らしながらアフレコに臨んだという、ビートルジュースの(死んでるけれど)生き生きとした演技も垣間見ることができる。そのほか、そんなビートルジュースに翻弄される坂本、森川、沢城、伊瀬、山路らの声も確認することができる。


史上初の全身吹替として体当たりで役に挑んだ声優陣。彼らが全身全霊でさらなる魅力を吹き込んだキャラクターたちが、騒々しくも愉快なハロウィンをさらに盛り上げてくれそうだ。ティム・バートン監督の世界観と全身吹替の表現力が融合する、全身吹替版予告から目が離せない。


『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督による最新作『ビートルジュース ビートルジュース』は、9月27日より全国公開される。またIMAX、Dolby Cinemaに加えて、4DX、MX4D、ScreenXでのラージフォーマット上映も行われる。


<以下、コメント全文掲載>


山寺宏一/ビートルジュース役


全身吹替と聞いたときに「どういうこと?大変だろうな」と思ったのですが、本当に大変でした!通常のアフレコの何十倍もの時間、人手、手間がかかっています。支度時間が4時間というスケジュールは初めてでしたし、事前の石膏の型取りはもっと時間がかかっています。元々、自分ではない誰かになりたいという思いもあり声優をやっている部分もあるので、いい思い出になりましたし、とても細かいところまでこだわって作っていただけて嬉しいです。
ビートルジュース演じるマイケル・キートンさんが声を作り込んで演じられているので、私もかなり作り込み、声を枯らして頑張りました。洋画吹替のお仕事はアニメ声優とまた違う醍醐味があるので、ぜひ注目してください。
ここまでやったので、お願いだからバズってくれ!

坂本真綾/リディア役


ハロウィンが今まで以上に身近な行事になってきたところだったので、こういった扮装をするのも「今なら楽しめるかな」と思い、全身吹替をやらせていただきました。本当に一生に一度の経験です。一見怖そうに見えますが、優しい部分もある繊細なリディアを表現できたらと思っています。
『ビートルジュース』は小学生の時に初めて観て、レンタルビデオで何回借りたかわからない大好きな作品です。ウィノナ・ライダーさんは本当に大好きな俳優さんなので、まさかこうして年月を経て、自分が関われるとは思わなくて本当にビックリしましたし、嬉しかったです。

沢城みゆき/ドロレス役


最初は所謂コスプレするような感じなのかなと全身吹替版について捉えていたのですが、ハリウッドと同じクオリティでキャラクターを再現したい旨を聞き、喜んで参加させていただきました。メイク中は、ペタペタしたりソフトタッチもあればゴニョゴニョしたものが伸ばされている感じや美術室の匂いがしてきたりと、とても五感が忙しい4時間で、仕上がるのが楽しみでした。こんなに近寄って自分のことを見て欲しいと思うのは初めてです。一つ一つメイクで傷が増えていくと、どんどんドロレスに気持ちが寄って行くような気がしました。

伊瀬茉莉也/アストリッド役


初めは、全身吹替とは何だろう?とまったくイメージが掴めていなかったです。
衣装もヘアメイクもそのままアストリッドに変身して、そばかすもメイクで入れているのがポイントです。姿形からキャラクターに挑むのは声優人生初のことだったのでとても楽しかったです。
ティム・バートン監督の世界観がここぞとばかりに詰め込まれたハロウィンの夜にふさわしいホラーコメディ映画なので、ワクワクしながらアフレコさせていただきました。

小林千晃/ジェレミー役


全身吹替の方々が錚々たる面々でしたので、そこに僕が参加させていただけるなんて本当に夢のようで光栄な気持ちでいっぱいです。ここまでキャラクターになりきるのはなかなか無いことなので、役が憑依したような、これまでにない感覚でお芝居できた素晴らしい経験でした。
ジェレミーはこの作品のキーになるキャラクターだと思っていて、僕自身「どうなっちゃうの!?」とワクワクしながら演じました。ティム・バートン監督にしか出せないダークな雰囲気と、それ以上に賑やかで楽しい魅力が溢れた作品です。

森川智之/ローリー役


ティム・バートン監督並みのぶっとんだ発想の全身吹替企画だと思っています。それに乗っかって楽しく撮影させていただきましたし、私のトレードマークでもある前髪とメガネを取っ払ってしまったという意味でも面白かったです。ティム・バートン監督作品だからこそ実施できた企画だと思いますし、彼にしか表現できない唯一無二の世界に参加できたことが光栄です。とても賑やかで楽しい映画になっていて、全身吹替版の声優陣もとても豪華な作品なので、ぜひ字幕版・吹替版の両方を楽しんでいただければと思います。

山路和弘/ウルフ役


とんでもない現場に来させていただきました。全身吹替の特殊メイクにあたり、事前に型取りもして、当日は4時間かけて支度をするなど、アフレコをしている時間が一番短かった気がします。こんな経験はもちろん初めてでしたが、ここまでやるのか!?という驚きと楽しみがありました。
頭からお尻までティム・バートンワールド全開な物語です。ウィレム・デフォーが演じるウルフを、私も楽しくアフレコをさせていただきました。ウルフのラストシーンにはぜひご注目ください。

戸田恵子/デリア役


全身吹替と聞いて、それくらい気合いを入れたいということなんだと解釈して挑みました。舞台でもウィッグを被ることはよくあるので、私自身は違和感なく演じることができました。アニメでは役に寄せた衣装やヘアメイクをすることもあると思うのですが、洋画でここまでやるのは初めてのことです。
ティム・バートンの世界観が全面に出ているので、とても楽しい作品になっています。私が演じたデリアは、感情がころころ変わる役柄で、叫んだと思ったらフッと戻ったりしたりと、非常にやりがいもあり、面白く演じさせていただきました。


『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:BEETLEJUICE BEETLEJUICE)
■公開日:9月27日(金)全国公開
■監督:ティム・バートン
■出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
■配給:ワーナー・ブラザース映画


(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

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