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「ロボット・ドリームズ」11月8日公開! 世界的ダンスナンバー、アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」に乗せた予告編お披露目

アニメ!アニメ! / 2024年9月3日 12時0分

「第96回米国アカデミー賞」で長編アニメーション映画賞にノミネートされたアニメ映画『ロボット・ドリームズ』が、2024年11月8日より新宿武蔵野館ほかにて公開される。このたび世界的ダンスナンバーとして知られる、アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」に乗せてストーリーが描かれていく予告編がお披露目された。


映画『ロボット・ドリームズ』ポスター

『ロボット・ドリームズ』は、「第96回米国アカデミー賞」で長編アニメーション映画賞にノミネートされる快挙を成し遂げたほか、「アニー賞」、「ヨーロッパ映画賞」、「ゴヤ賞」など名だたる映画賞を席巻したアニメ映画だ。1980年代のニューヨークを舞台に、ひとりぼっちの主人公・ドッグがロボットとの友情を深めていく姿を描く。


監督を務めたのは、2012年に手掛けた『ブランカニエベス』が「第27回ゴヤ賞」にて作品賞を含む最多10部門を受賞した、スペインを代表する名匠パブロ・ベルヘルだ。アニメーション映画には初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルを基にシンプルながらも切なくも温かい傑作として結実させた。さらにアース・ウインド&ファイアーの名曲「セプテンバー」が、物語に彩りを添えている。


このたびお披露目された予告編は、その「セプテンバー」の音楽に乗せてストーリーが描かれていくもの。ニューヨークでひとりぼっちで暮らしている主人公・ドッグは、深夜のテレビCMに目が釘付けとなる。数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱の中身は、なんと友達ロボットだった……という筋書きで物語が始まる。


ニューヨークのセントラルパークをふたりで散歩するシーンが映し出されると、「セプテンバー」が大音量で流れだしドッグとロボットの日常が切り取られていく。ホットドッグをほおばったり、ロボットが街中にいるヤンキーのジェスチャーを素直にマネしてしまったり、ダイビングに挑戦したりと、ふたりだけの楽しい日常が映し出しされる。


映画『ロボット・ドリームズ』場面写真

一転して音楽が鳴り止むと、砂浜の上でロボットが動かなくなってしまい、ドッグが持ち上げようとするシーンが映る。「錆びついて動けなくなったともだちを残し、ビーチは、来年の夏まで閉鎖された」というテロップ解説とともに、柵の外で物悲しげな表情を見せるドッグの姿と、片足が折れたロボットが確認できる。


ビーチの閉鎖によって、なかよしのともだちとの別れによって、ドッグはまた孤独感に押しつぶされそうになる。海水浴の影響で動けなくなってしまったロボットは、ドッグに会いたくても会えない。日々お互いの存在を忘れず、1年後の再会を夢見るふたりの心情が精彩に表現される。世界観と魅力をダイナミックに伝えるべく、本編でも使われている「セプテンバー」のパワーを最大限に活かした予告編に仕上がった。


「第96回米国アカデミー賞」で長編アニメーション映画賞にノミネートされたアニメ映画『ロボット・ドリームズ』は、11月8日より新宿武蔵野館ほかにて公開される。


『ロボット・ドリームズ』
11月8日(金) 新宿武蔵野館ほか 全国ロードショー
監督・脚本:パブロ・ベルヘル 原作:サラ・バロン アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
編集:フェルナンド・フランコ アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ
キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス 音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ
2023年|スペイン・フランス|102 分|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|原題:ROBOT DREAMS
字幕翻訳:長岡理世|配給:クロックワークス


(C)2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL

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