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2024年夏アニメで一番良かった作品は? 3位「負けヒロインが多すぎる!」、2位【推しの子】、1位は「逃げ上手の若君」

アニメ!アニメ! / 2024年9月30日 17時5分

2024年夏アニメは盛り上がりを見せている真っ最中。1クール作品は間もなくフィナーレを迎えます。


今期も人気シリーズの続編から注目のオリジナルまで、アニメファン必見の作品が揃いました。その中でアニメ!アニメ!読者から最も支持を集めたタイトルは一体何なのでしょうか?


そこでアニメ!アニメ!では「2024年夏アニメ(7月クール)で一番良かった作品は?」と題した読者アンケートを実施しました。9月19日から9月26日までのアンケート期間中に726人から回答を得ました。
男女比は男性約50パーセント、女性約45パーセント、無回答が約5パーセントで、男性がわずかに多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。


■歴史アニメがトップ! 主人公の可愛さも話題に


第1位


1位は『逃げ上手の若君』。支持率は約15パーセントでした。

『逃げ上手の若君』キービジュアル(C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会
『逃げ上手の若君』は「週刊少年ジャンプ」で連載中の歴史マンガが原作。鎌倉を追われた幕府の正統後継者・北条時行が天下を取り戻すために奮闘します。
「武士と言えば戦うイメージですが、逃げる武士というアイデアが面白かった。時行役の結川あさきさんの声もキャラにリンクしていて良かったです」や「誠実さが失われていく過酷な時代の中であっても、仲間を裏切ったり見捨てたりしない優しい時行くんが素敵。そんな彼をサポートする逃若党の子どもたちも素直に尊敬できる!」と個性豊かなキャラクターに感情移入してしまうとの声が。
「歴史物をときにコミカルに、ときにシリアスに描いていて、勉強にも役立つ有意義な時間を過ごせました。第2期にも期待しています」と続編を望むコメントが多かったです。

第2位


2位は『【推しの子】』(第2期)。支持率は約11パーセントでした。
『【推しの子】』は「週刊ヤングジャンプ」連載のマンガが原作。芸能界を舞台にしたストーリーで、第2期では2.5次元舞台「東京ブレイド」の上演に向けて物語が進んでいきます。

アニメ『【推しの子】』第2期 メインビジュアル(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
読者からは「毎話見るたびに心が揺さぶられた。とくに有馬かなの本気の演技には興奮しっぱなしでした!」や「かなちゃんの自由なお芝居が可愛く、メルトくんの“1分間”の演技もすごかった!」、「原作を読んでいて、すでにストーリーは知っているはずなのに、まったく新しい作品を見ているような新鮮な感覚で楽しんでいます。声優の芝居や劇伴、効果音が入ることでキャラクターの感情が上手く表現されているからでしょう」と原作ファンも納得の出来映えでした。
10月6日には第2期最終話が放送予定。「新たな事実の発覚で続きが気になって仕方がない。双子の復讐の物語の今後が気になる!」と熱い視線が注がれています。

第3位


3位は『負けヒロインが多すぎる!』。支持率は約10パーセントでした。

『負けヒロインが多すぎる!』メインビジュアル(C)雨森たきび/小学館/マケイン応援委員会
『負けヒロインが多すぎる!』は「ガガガ文庫」より刊行中の小説が原作。高校1年生の温水和彦が、ちょっと残念な負けヒロインたちに絡まれる青春ストーリーです。
「三者三様の負けヒロインたちの魅力と、恋に破れた彼女たちを受け止める温水の懐の深さが巧みに描かれていたから。ときおり目と鼻の奥がツーンとする良い物語です」や「ヒロインたちが恋愛レースから脱落して負けヒロインになったのか、どのエピソードも面白かった」と多彩なヒロインに心を掴まれたファンが多数。なお本作は愛知県の豊橋市が舞台。実在の場所が多数登場するなどのご当地要素が印象に残ったという読者もいました。

■そのほかのコメントをご紹介!


『しかのこのこのここしたんたん』には「イントロが印象的な主題歌『シカ色デイズ』やぶっ飛んだコミカルな作風が毎週のお楽しみでした。アニメをキッカケに奈良にも行きましたし、夏休みの思い出を作ってくれた大切な作品です」。
『義妹生活』には「二人の高校生が他人から家族に移り変わっていくさまを丁寧に描いています。とくにヒロイン・綾瀬沙季の心の変化を日記形式で答え合わせをするという難易度の高い演出は、よくアニメで表現できたなと感心しました」。

『しかのこのこのここしたんたん』キービジュアル(C)おしおしお・講談社/日野南高校シカ部
『異世界失格』には「笑いとシリアスのバランスが良く、登場人物も魅力的。センセーの強烈な個性が面白かった。ファンとしては『文豪ストレイドッグス』のコラボも嬉しい」。
『現代誤訳』には「お笑い芸人によるコント仕立ての脚本を、動物の着ぐるみ姿の劇団員が演じるという設定がユニーク。後半のドキュメンタリーパートでは津田健次郎さんと浪川大輔さんが作品にトークをしてくれるので、さらにのめり込めました」とさまざまなタイトルに投票がありました。

『現代誤訳』キービジュアル(C)劇団アクターZOO
今回のアンケートではアクションやラブコメディ、ファンタジーをはじめ、さまざまなジャンルがランクイン。新作からオリジナルまで、多彩なタイトルを楽しめるクールになったようです。

■ランキングトップ10


[2024年夏アニメ(7月クール)で一番良かった作品は?]
1位 『逃げ上手の若君』
2位 『【推しの子】』(第2期)
3位 『負けヒロインが多すぎる!』
4位 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
5位 『ラーメン赤猫』
6位 『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
7位 『しかのこのこのここしたんたん』
8位 『2.5次元の誘惑』
9位 『先輩はおとこのこ』
10位 『異世界失格』

(回答期間:2024年9月19日~9月26日)




■ランキングトップ20


[2024年夏アニメ(7月クール)で一番良かった作品は?]
1位 『逃げ上手の若君』
2位 『【推しの子】』(第2期)
3位 『負けヒロインが多すぎる!』
4位 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
5位 『ラーメン赤猫』
6位 『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
7位 『しかのこのこのここしたんたん』
8位 『2.5次元の誘惑』
9位 『先輩はおとこのこ』
10位 『異世界失格』
11位 『キン肉マン 完璧超人始祖編』
11位 『杖と剣のウィストリア』
13位 『義妹生活』
14位 『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』
14位 『小市民シリーズ』
16位 『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』
17位 『ATRI -My Dear Moments-』
17位 『FAIRY TAIL 100年クエスト』
19位 『黄昏アウトフォーカス』
20位 『天穂のサクナヒメ』
20位 『現代誤訳』
20位 『ダンジョンの中のひと』
20位 『菜なれ花なれ』
20位 『魔導具師ダリヤはうつむかない』

(回答期間:2024年9月19日~9月26日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

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