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ぴえろ、韓国・RDCHと業務提携契約を締結 「異世界剣王生存記」アニメ化皮切りに全世界への作品展開目指す

アニメ!アニメ! / 2024年10月30日 12時15分

アニメーション制作会社「ぴえろ」と韓国のアニメーション制作会社である「Red Dog Culture House」(レッドドッグ・カルチャーハウス、RDCH)が2024年8月、世界市場をターゲットとしたアニメーションの共同製作および出資に関して業務提携契約を締結したことがわかった。全世界へ魅力的な作品を展開することを目指す。


ぴえろは1979年の設立以来、独立系の制作会社として長期クールのTVアニメを中心に劇場・OVA作品なども含む数多くの映像作品を制作し、国内そして海外に向けて展開してきた。代表作には『魔法の天使クリィミーマミ』、『幽☆遊☆白書』、『NARUTO』、『BLEACH』、『キングダム』、『東京喰種』などがある。また映像制作のみならず、その作品やキャラクターをコンテンツとした幅広い分野での商品化・事業化を進めている。


Red Dog Culture Houseは、今年で設立10年を迎える。これまでに、Netflixの『Love, Death + Robots』(邦題:『ラブ、デス&ロボット』)、『The Witcher: Nightmare of the Wolf』(邦題:『ウィッチャー 狼の悪夢』)、『Dragon Age』(邦題:『ドラゴンエイジ:罪のあがない』)や、Bilibiliの『天官賜福シリーズ』といった数多くのハイクオリティなアニメプロジェクトへの参加実績がある。現在は主に、ウェブ小説やウェブトゥーン原作のオリジナルアニメ制作を行っている。


このたびの業務提携によって、ぴえろとRDCHは今後3年間を視野に、日本で組成する製作委員会によるアニメーションの共同製作および出資を行い、全世界へ魅力的な作品の展開を進めることに合意している。


既に両者の協力体制は構築されており、業務提携の最初のプロジェクトとしてRDCHが展開する人気ウェブトゥーン『Latna Saga: The Survival Sword King』(原案:Lim Kyung-bae、作:Kwon Soon-kyu、Studio K-hit、邦題:『異世界剣王生存記』)のアニメ化が決定した。同作は今年中に本格的な制作が開始される予定という。さらに今後のプロジェクトとして、日本で人気のマンガ、もしくは韓国発オリジナルウェブトゥーンのアニメ化を検討しているとする。


今回の業務提携について、RDCH CEOのべ・ギヨンは「弊社がこれまで培ってきた実力を発揮できるまたとない機会であり、非常に楽しみにしている。『Latna Saga: The Sword King』という弊社のオリジナルIPでこのパートナーシップをスタートできることも大変光栄に思っている」と語る。


ぴえろ代表取締役社長の上田憲伯は「RDCHの皆さんにお会いした時、制作されてきたアニメの質の高さと、ベ CEOとチームの皆さんの人柄にすっかり魅了されました。RDCHの大ヒットIPの異世界剣王が最高のアニメーションになるよう、RDCHとぴえろで日々打合せを重ねており、2社の力を合わせて、必ず面白い作品にしますので世界中のファンの皆さま、楽しみにしていてください!」と話した。今後の両社の取り組みが注目される。



株式会社ぴえろ
代表者名:代表取締役社長 上田 憲伯
本社所在地:東京都三鷹市下連雀二丁目29番13号
設立年月:1979年5月
事業内容:アニメーション企画制作/ライセンスビジネス版権管理/グラフィックデザイン/その他


株式会社Red Dog Culture House(レッドドッグ・カルチャーハウス)
代表者:CEO Bae Ki Young(べ・ギヨン)
本社所在地:韓国 京畿道 富川市 遠美区 チョマル路 385番道 122 サンボテクノタワー
設立:2014年
事業内容:アニメーション/Webtoon/ウェブ小説を含むサブカルチャー・エンタテインメント制作


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