「東京喰種EX.」花江夏樹&雨宮天もびっくり!? バトルシーンを疑似体験! 「月山の実物がいた」アフレコの思い出も…【インタビュー】
アニメ!アニメ! / 2024年11月18日 17時0分
TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』“体験没入型”の展示会イベント「東京喰種EX.」が東京・寺田倉庫G1ビルにて開催中。
今回、花江夏樹さん(金木研役)、雨宮天さん(霧嶋董香役)にインタビューを実施。実際に展示を体験した感想や、『東京喰種』にまつわる思い出エピソードをうかがった。
TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』が10周年イヤーを迎えたことにあわせ、“体験没入型”の展示会イベント「東京喰種EX.」が東京・寺田倉庫G1ビルにて開催中。
今回、オープニングセレモニーに登壇した花江夏樹さん(金木研役)、雨宮天さん(霧嶋董香役)にインタビューを実施。実際に展示を体験した感想や、『東京喰種』にまつわる思い出エピソードをうかがった。
[撮影=Ayumi Fujita]
◆当時のアフレコの記憶も蘇る― 喰種の世界へ“没入体験”!
――「東京喰種EX.」をご覧になっていかがだったでしょうか?
花江:入口から奥まで会場1周をかけてストーリーを追っているので、とても懐かしい気分でした。
雨宮:懐かしかったですし、上のほうなどいたるところまで展示が設置されていて驚きました。
花江:セリフも展示されていて、印象的なセリフが多いので「あ~覚えてる覚えてる」って思い出しましたね。あと、あんていくとかヤモリの拷問部屋は、「アフレコ大変だったな」という記憶も蘇りつつ楽しく見させていただきました。
雨宮:花江さんが言った通り、私も辛い記憶も思い出しました。「ここにテメェのものなんかひとつもねぇんだよ」っていう月山と戦ったときのセリフが結構大きめに飾られていて、あのときの収録は大変だったなと蘇ってきましたね。
――今回の展示は「没入体験型」ということですが、驚いた仕掛けはありましたか?
花江:雨宮さんが120%堪能しましたよね。
雨宮:元々ビビりでびっくりしやすいし、怖いのが苦手っていうのもあり、花江さんと回りながら、いちいち悲鳴をあげていました。
花江:僕も結構そういうのダメなんですよ。ただ自分よりリアクションがいい人がいると一歩後ろに引いて見ちゃうというか(笑)。
雨宮:あんま楽しめてなかったですか!? なんかごめんなさい(笑)。
花江:でもいい塩梅のホラー感でした。ただ驚かせるんじゃなくてキャラクターがそこにちゃんといますし。イマーシブシアターの金木くんの拷問シーンから覚醒のシーンもすごかったですね。180度の大画面のモニターで体感できました。ヘッドホンの臨場感がすごくて、左耳にムカデがニュルニュルと入ってくる音がするんです(笑)。
雨宮:振動もすごく感じました。「没入ってこういうことか!」と納得ですし、楽しかったです。赫子(かぐね)も出しましたね。
花江:ぜひ皆さんの赫子を出していただきたいですね。
――怖がりの人でも楽しめますか?
雨宮:面白いですが、私くらい怖がりの人は覚悟して行ったほうがいいです。
――アニメ放送より10年経ってもなお愛されている『東京喰種』。お2人は、どんなところが作品の魅力だと感じていますか?
花江:やはり1番は、スイ先生が描く独特の世界観でしょうか。この展示の入口でも皆さん「なんだろう?」ってちょっと怖い感じがあると思います。でも、いざ見てみると「喰種」と「人間」という構図ではあるものの、我々の生きてる日々でも当てはまることは多いと思います。そこが本作の題材なので、視聴者の皆さんも感情移入してくださったんじゃないかな。
雨宮:人間ドラマですよね。今見返しても、やっぱりグッとくるなと思います。あとは、すごく作り込まれた設定。赫子にも種類があったり、戦闘シーンもすごい迫力で描かれている。だから、まず飽きることがないし、もう手を止められないというか、読むのをやめられないところだと思います。
――10年前のアフレコ当時の思い出はありますか?
花江:僕はデビューして間もない時でした。天ちゃんも同じぐらいなので、先輩たちに囲まれ緊張する現場だったのは覚えています。1話から金木くんはいろいろな喜怒哀楽の表現があって、シーンごとにすごく大変なんですよ。初めて台本いただいたときに「これはどうやって演じればいいんだ?」という悩みに最初からぶつかっていました。
なので、自分の中では楽しかったこともあるんですけど、辛かったなぁって気持ちが一番最初に出てきます。
雨宮:私もすごく緊張してました。私は1話のときに「声をもっと低くしてください」と言われて、少ないキャリアの中で董香ちゃんほど低い声で演じたことがなかったから、まずそこに大苦戦しまして。先ほども話した月山との戦いでの「てめ~~」も決め台詞だから、ドスをきかせてカッコよく説得力を持たせて言わなくちゃいけないけど、自分的にも出せる声の限界だったりして……家での練習が終わらなかったです。花江さんも言ってたけど、楽しかったけど苦しくもあったなと思いますね。
花江:あとは先輩たちのお芝居を見ててすごいなと思った思い出があって。月山はやっぱり宮野さんしかできないようなお芝居でしたし、金木の血をぬぐったハンカチを嗅ぐシーンがあるんですけど、実際にハンカチを持って口に当てて演技されていたので、すごかったです。
雨宮:月山の実物が目の前にね(笑)。
――そこから10年が経ち、成長できたなと感じたことはなんでしょうか?
花江:大変なアフレコだったのでこれ以上大変な経験はないだろうって思います。それがすごく支えになっていて、それ以降大変なお仕事があっても精神的に乗り越えられるようになりました。
雨宮:私も“地獄のお守り”って呼んでるんですけど(笑)。この経験よりはましだなって思える。あとはあそこまでがっつり戦闘してめちゃくちゃダメージをくらって「ワァァァァ」ってずっと叫んでる作品も当時は初体験だったので、『東京喰種』から教わったことが多いです。例えば、腹に攻撃をくらったときに内蔵が出そうになる声を「ぐあぁぁ」なのか「がぁああ」なのか当時細かく研究したので、その後に生きてるかなと思います。
花江:『喰種』で頑張って金木を演じてからは、ほかの作品でも痛めつけられたり、泣き叫ぶ役がすごく増えて。
雨宮:花江さんってそういう印象ありますよね(笑)。
花江:地獄のお守りが効かなくなってきてるかもしれない。
雨宮:いい叫びでしたもんね。
花江:ずっと叫んでたもんな。拷問のシーンもヤモリ役の西(凜太朗)さんとアフレコしてたんですけど、終わったあと2人とも汗だくで。「大変だったね」「疲れたし肉食いたくなってきたね。」って笑いながら終わったのを覚えています。
雨宮:現場は和やかでしたからね。
――演技のほか、10年経ってアップグレードしたことはありますか?
雨宮:身長が2センチ伸びました。
花江:そんなことある?
雨宮:ちょっとずつプロフィールを書き換えてもらってるんです(笑)。
花江:実は僕も1センチは伸びたかも。173から174に。この年で背が伸びるとうれしいよね。
雨宮:あとは、『東京喰種』をやってるときは甘いお酒しか飲めなかったけど、今は日本酒とワインが好きなのでアップグレードしてるかも。アルコール度数も値段も上がってる(笑)。
花江:僕は当時、早く家に帰ってゲームをやりたいタイプだったんですけど、わりと最近はいろいろな人とご飯を食べに行ったり遊びに行ったりが増えましたね。人間って変わるんだなと思いました。
雨宮:10年あると変わりますよね。
――最後に、「東京喰種EX.」のみどころをお願いします。
雨宮:回っているといろいろな思い出が蘇ってくると思います。めちゃくちゃ体験するゾーンがあるのでぜひそこは楽しみにしていただきたいです。できれば、アニメやマンガを見返してから来ていただくとより楽しめるかなと思います。ぜひ遊びにいらしてください。
花江:我々キャストやスタッフさん含めアニメにはたくさんの人が関わっていて、一つの作品を作り上げることがどれだけ大変かがわかるような展示になっていると思いますので、ぜひ遊びに来ていただきたいです。何より、(石田)スイ先生の描き下ろしイラストが展示されているので、そこも含めて原作ファンの皆さんも来ていただければと思います。よろしくお願いします。
<「東京喰種 EX.」概要>
■東京会場
開催期間:2024年10月21日(月)~12月1日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル
■大阪会場
開催期間:2024年12月14日(土)~12月29日(日)
会場:VS.(グラングリーン大阪内)
【主催】株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
【特別協賛】フィールズ株式会社
【協賛】株式会社ドコモ・アニメストア
【協力】東京喰種製作委員会
寺田倉庫 / VS.
<東京会場 券種>
■限定グッズ付き入場券
【価格】前売券:¥5,800(税込) / 当日券:¥6,000(税込)
【申込期間】販売中
■入場券
【価格】前売券:¥3,300(税込) / 当日券:¥3,500(税込)
【申込期間】販売中
<大阪会場 券種>
■完全受注生産グッズ付き入場券 *事前予約販売のみ
【価格】¥12,000(税込)
【申込期間】9/21(土)10:00~10/27(日)23:59
■限定グッズ付き入場券
【価格】前売券:¥5,800(税込) / 当日券:¥6,000(税込)
■入場券
【価格】前売券:¥3,300(税込) / 当日券:¥3,500(税込)
<来場者プレゼント>
《全員プレゼント》
原作者・石田スイ完全描きおろし ミニ色紙
東京会場:金木研 大阪会場:金木研(覚醒後)
《先着プレゼント》
「東京喰種トーキョーグール」パッケージスペシャルデザイン レンチキュラーカード
全4種:神代利世/霧嶋絢都/ウタ/金木研(覚醒後)
(C)石田スイ/集英社(C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会 (C)石田スイ・十和田シン/集英社・東京喰種製作委員会 (C)石田スイ/集英社・東京喰種:re 製作委員会
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