「TAAF2025」声優・堀内賢雄らが「アニメ功労部門」顕彰者に！仲村宗悟ナレーションによるPVも公開

アニメ！アニメ！ / 2024年11月28日 12時0分

国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2025（TAAF2025）」が、2025年3月7日から3月10日まで東京の池袋にて開催される。このたび、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人物を顕彰する「アニメ功労部門」の顕彰者が決定した。また、ナレーションを仲村宗悟が担当する、本映画祭のスペシャルPVも公開された。

「TAAF」の「アニメ功労部門」とは、アニメーション産業および文化の発展に寄与した人々を顕彰するもの。アニメーションの技術、表現だけでなく、人材育成を含む教育活動、国際交流など、広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献した人物に賞を贈呈する。

このたび「TAAF2025」の顕彰者に決定したのは、岩崎正美（プロデューサー）、吉井孝幸（プロデューサー）、友永和秀（アニメーター）、野中幸子（色彩設計）、掛須秀一（編集）、鈴木清司（音楽監督）、堀内賢雄（声優）の計7名だ。

『世界名作童話　アンデルセン物語』などの岩崎は、制作一筋で作品を支え名作を生みだしてきた。『クラッシャージョウ』などの吉井は、大ヒット作を手掛け社長としても手腕を振るう。『ルパン三世カリオストロの城』などの友永は、数々の活力あふれるアクションシーンを描いてきた。映画『ドラえもんのび太の恐竜』などの野中は、シンエイ動画のテレビ・映画作品を支え続けた色彩設計の第一人者だ。
『人狼 JIN-ROH』などの掛須は、映像制作の新しい時代を切り開き挑戦し続けている。『それいけ！アンパンマン』などの鈴木は、コマ単位で映像に沿った音楽を演出する類まれなる仕事で知られる。『機動戦士ガンダムZZ』などの堀内は、甘くセクシーな声でハリウッドスターさえも虜にしてきた。いずれも、長きにわたって活躍するレジェンドが名を連ねた。「TAAF2025」ではこれら顕彰者の功績を紹介する、特別展示や特別プログラムが実施される予定だ。

さらに、「TAAF2025」のスペシャルPVも公開された。昨年の授賞式の華やかな様子や、各部門を受賞した世界中のアニメーションの数々が収録されている。昨年の「アニメオブザイヤー部門」で作品賞（劇場映画部門）を受賞した『THE FIRST SLAM DUNK』の宮城リョータ役ほか、多数の作品で活躍中の声優・仲村宗悟がナレーションを担当した。開催に向けて、仲村からはコメントも寄せられた。

国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2025（TAAF2025）」は、3月7日から3月10日まで東京の池袋にて開催される。

＜以下、コメント全文掲載＞

仲村宗悟

実は、今回初めてTAAFのことを知ったのですが、10年以上もアニメーションを広げるために開催されているとのことで、素晴らしいことだと感じました。僕もアニメーションに携わっている1人として、アニメーションがもっともっと世界中に広がっていくと良いな。と思っているので、このような機会でTAAFに参加でき、めちゃめちゃ幸せです！

＜顕彰者一覧＞
※順不同・敬称略・代表作品紹介
●岩崎正美（プロデューサー）代表作：『世界名作童話　アンデルセン物語』
●吉井孝幸（プロデューサー）代表作：『クラッシャージョウ』
●友永和秀（アニメーター）代表作：『ルパン三世カリオストロの城』
●野中幸子（色彩設計）代表作：映画『ドラえもん　のび太の恐竜』
●掛須秀一（編集）代表作：『人狼 JIN-ROH』
●鈴木清司（音楽監督）代表作：『それいけ！アンパンマン』
●堀内賢雄（声優）代表作：『機動戦士ガンダムZZ』

東京アニメアワードフェスティバル2025 開催概要
日程：2025年3月7日（金）～3月10日（月）
会場：東京・池袋
主催：東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催：東京都
事務局：東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局（一般社団法人日本動画協会内）

『世界名作童話　アンデルセン物語』（C）ZUIYO
『クラッシャージョウ』（C）高千穂＆スタジオぬえ・サンライズ
『ルパン三世カリオストロの城』原作：モンキー・パンチ(C)TMS
映画『ドラえもんのび太の恐竜』（C）藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 1980
『人狼 JIN-ROH』（C）1999押井守/BANDAIVISUAL・Production I.G
『それいけ！アンパンマン』（C）やなせたかし／フレーベル館・TMS・NTV
『機動戦士ガンダムZZ』（C）創通・サンライズ
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イラスト：本田雄