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アニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング」本編映像を8分も!? 日本語吹替版のフッテージ映像を世界初お披露目

アニメ!アニメ! / 2024年12月13日 10時0分

映画『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の伝説の戦いをアニメ映画化するシリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が、2024年12月27日より公開される。このたび、“あの指輪”に繋がる伝説の戦いの幕開けとなる本編映像を含む、日本語吹替版のスペシャルフッテージ映像が8分超えの長尺でお披露目された。


王国の脅威となったウルフ(CV.津田健次郎)率いる大軍勢によって、ヘルム王(CV.市村正親)と主人公ヘラ(CV.小芝風花)たちは角笛城へと追われる。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場したミランダ・オットー演じるエオウィン(CV.坂本真綾)のナレーションで始まる本編映像では、極寒の猛吹雪の中、ローハンの民たちが砦の中で最後の時を待つ。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』でも響かせた笛の音が本作でも鳴り響き、それを合図に姿を現したのは、拳ひとつで敵をなぎ倒す“槌手王(ついしゅおう)・ヘルム”だ。戦いで傷を負って寝込んでいたはずの王が姿を現し、毎晩、笛の音を合図に次々と敵を討ち取り、敵たちが名状しがたい恐怖に震え上がる様子が描かれていく。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

消えたヘルム王の姿を追い、雪山にでた王女ヘラはモルドールの指示によって指輪を集めるオークたちに遭遇する。そして、トロルのような獰猛な怪物の餌食になろうとするヘラを救うため、ヘルム王が姿を現す。巨大な怪物の角を強烈な一撃でへし折り、そこから怪物との対峙が始まるが、はたしてヘラの運命はいかに。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

”手描きアニメーション“に徹底的にこだわった本作には、日本の制作スタジオ「Studio Sola Entertainment」のもとMAPPA、Production I.G、STUDIO4°Cといった日本が世界に誇るトップクリエイターたちも集結した。吹雪の中に、リアリティあふれる圧倒的な描画力を垣間見ることができる。


さらに全米3000館以上、全世界で数万スクリーンに及ぶ拡大公開が決定している本作は、世界各国から豪華声優陣が集結した日本語吹替版の上映リクエストも殺到している。日本語吹替版には市村、小芝、津田のほか、中村悠一(フレアラフ)、本田貴子(オルウィン)、森川智之(ハレス)、入野自由(ハマ)、山寺宏一(ターグ将軍)ら吹替キャストが名を連ねる。フッテージ映像では、<中つ国>の運命を左右する戦いとローハンの民の未来を一人託され、「死」をも覚悟した主人公ヘラの壮絶な戦いが、吹替版でより鮮明にエモーショナルなドラマとしてたっぷりと描かれている。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズすべての脚本を手掛け、本作のストーリー原案を担った製作フィリッパ・ボウエンは主人公について「『指輪物語 追補編』に綴られた本作のストーリーにすぐさま惹きつけられた理由の一つは、この名もなきの女性の存在でした。彼女は戦いの中核をなす存在にもかかわらず、原作では名前を与えられていません。原作者トールキンは、決して彼女を忘れてしまったわけではないと思うんです。単に彼女の物語について語りきれなかったのではないでしょうか。ですから、彼女について深堀りできるのはとても興味深い作業でした」と語る。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

また、「原作者トールキンはある書簡の中で、“語られていない物語の中にこそ、最も奥深い物語があるのかもしれない”と述べています。私たちは原作の壮大な世界に再び足を踏み入れ、そこに書かれている物語をすべて引っ張り出しました。ファンタジー満載のクリーチャーも登場するけれど、やっぱり物語は人間を描くこと。人間としてどんな選択をするのかという物語です。それがトールキンの物語の強さだと思っています」と、トールキンの言葉に導かれるように、原作の壮大な世界に眠る秘められた物語を丹念に掘り起こしていったことも明かした。


「すべての『ロード・オブ・ザ・リング』ファンの皆さんに期待いただける、実写映画の意志を受け継いだ作品になっています。ファンの皆さんだけが分かる隠し要素も盛り込んでいますので、見つけてもらえるのを楽しみにしています」と寄せている。


映画『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の伝説の戦いをアニメ映画化するシリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、12月27日より公開される。宿命を背負ったヘラは、誇り高き騎士ローハンの国と民の未来を救えるのか。“あの指輪”をめぐる壮大な冒険へと繋がる、まだ誰も知らない伝説の戦いをぜひ劇場で堪能したい。


映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
12月27日(金)全国劇場公開!
吹替/字幕版同時公開※一部劇場除く
<Dolby Cinema/Dolby Atmos/4DX/MX4D/IMAX>
監督:神山健治(『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C』「精霊の守り人」) 脚本:ジェフリー・アディス&ウィル・マシューズ、フィービー・ギッティンズ&アーティ・パパゲオルジョウ / ストーリー:アディス&マシューズ、フィリッパ・ボウエン
製作:フィリッパ・ボウエン、ジェイソン・デマルコ、ジョセフ・チョウ / 製作総指揮:フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン、サム・レジスター、キャロリン・ブラックウッド、トビー・エメリッヒ
日本語吹替版キャスト:市村正親(ヘルム王)、小芝風花(王女ヘラ)、津田健次郎(ウルフ)、中村悠一(フレアラフ)、本田貴子(オルウィン)、坂本真綾(エオウィン)、斧アツシ(フレカ)、森川智之(ハレス)、入野自由(ハマ)、山寺宏一(ターグ将軍)、沢田敏子(老ペニクルック)、田谷隼(リーフ)、大塚芳忠(ソーン卿)、飯泉征貴(シャンク)、村治学(ロット)、勝部演之(サルマン)
字幕版キャスト:ブライアン・コックス(ヘルム王)、ガイア・ワイズ(王女ヘラ)、ルーク・パスクァリーノ(ウルフ)、ミランダ・オットー(オルウィン)ほか
原題:THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM
配給:ワーナー・ブラザース映画
ワーナー・ブラザース・アニメーション and SOLA ENTERTAINMENT 制作作品


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