“ギャンブラー”なキャラといえば？ 3位「賭ケグルイ」蛇喰夢子、2位「スタレ」アベンチュリン、1位は「ヒプマイ」有栖川帝統＜25年版＞

アニメ！アニメ！ / 2025年1月8日 12時5分

1月8日は「勝負事の日」です。
運を天に任せることを意味する慣用句「一か八か」の語呂合わせが由来の記念日です。「一か八か」はもともとは博打（ギャンブル）用語だったと言われています。

アニメでもギャンブルにのめるこむキャラクターがよく登場します。どんな大金をかけても顔色一つ変えなかったり、いつも負けてばかりでとうとう一文無しになったり、イカサマを仕込んで大勝ちをしたりと、勝負師のタイプもさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“ギャンブラー”なキャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。12月14日から12月19日までのアンケート期間中に637人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約55パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■トップは『ヒプマイ』有栖川帝統映画化も決定！

第1位

1位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の有栖川帝統。支持率は約17パーセントで、4年連続のトップでした。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』ポスタービジュアル（C）ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie

「シブヤ・ディビジョンのMCグループ Fling Posseのメンバー。自分の命も賭けのテーブルに乗せるほどのギャンブラーで、ラップのリリックもギャンブル用語だらけです」や「他のメンバーはデザイナーと小説家という中、職業＝ギャンブラーの異色さが一際目立つ。仲間に土下座をしてお金を借り、全財産をベットする日々を繰り返しているから」とハイリスクハイリターンな生き様が魅力。

「誕生日7月7日、体重77kg、身長177cmとゾロ目なのも、生粋のギャンブラーであることを表しているかのよう」や「定職につかずギャンブルだけで生活し、ときどき大当たりして儲けてもツケを返したりパーッと使ったりで貯蓄できないという典型的なギャンブラー。それでも明るい性格や仲間想いなところが、みんなから愛される理由です」と憎めない好人物が今年も支持を集めています。

第2位

2位は『崩壊：スターレイル』のアベンチュリン。支持率は約10パーセントで、昨年のランク外から一躍上位に入りました。

アベンチュリンは巨大企業スターピースカンパニーの戦略投資部の幹部です。「賭け事では負けたことがないという天性の強運の持ち主。つねに笑顔を崩さず、人を惑わせる言動をしたり、自分の命すらチップにしたりと危うい一面もありますが、本当は繊細なところが好き」や「ゲーム内の演出でもダイスを振ったりカジノのコインを振らせたりと、ギャンブラーらしい描写が盛り沢山」とギャンブルで幹部にまで登り詰めたキャラクターがランクイン。「オール・オア・ナッシングという決め台詞からも信念が伝わってくる」といったコメントも寄せられました。

第3位

3位は『賭ケグルイ』の蛇喰夢子。支持率は約9パーセントで、昨年の同率2位から一つ順位を下げました。

「賭ケグルイ××」（Ｃ）河本ほむら・尚村透／SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会

「“ギャンブルは狂っているほど面白い”と言いのけるほど、賭けのスリルに身を委ねる女子高生です。夢子よりギャンブルが強いキャラクターはいるかもしれませんが、彼女より常軌を逸したギャンブラーは見たことがない！」や「ギャンブルのためならすべてを失って破滅しても構わない。ただただギャンブルの快感を味わいたいという感性が、生まれながらの勝負師だなと思った」とギャンブルアニメの主人公がトップ3に。「滾ってしまいます」や「さァ、賭け狂いましょう」など、インパクトのあるセリフも記憶に残ります。

■そのほかのコメントをご紹介！

『闘牌伝説アカギ～闇に舞い降りた天才～』赤木しげるには「同じく福本伸行原作のカイジとで迷いました。ただカイジは借金返済のためやむなくギャンブルに身を投じましたが、アカギは自ら命をポンポン賭けていて、人生そのものをギャンブルとして楽しんでいるように見えます」。
『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』ダニエル・J・ダービーには「バトルではなくギャンブルで勝敗を決めるという、シリーズでも珍しいエピソードの敵キャラなので」。

『あんさんぶるスターズ！』天城燐音には「キャッチコピーはスリリングギャンブラー。2024年にはJRA 日本中央競馬会ともコラボして競馬場の魅力を伝えていました」。
『名探偵コナン』毛利小五郎には「ギャンブルでかなりの額を借金したことがある小五郎。それにも懲りず、いまでも競馬や競輪を続けているのですから、ある意味尊敬します」と今年公開の劇場版『隻眼の残像（フラッシュバック）』でメインを張るキャラクターにも投票がありました。

劇場版『名探偵コナン隻眼の残像』DETECTビジュアル（C）2025 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

今回のアンケートでは映画化が決まった『ヒプマイ』の有栖川帝統がトップに。2月21日のロードショーに向けて弾みをつける結果となりました。

■ランキングトップ10

■ランキングトップ20

[“ギャンブラー”なキャラといえば？ 2025年版]
1位有栖川帝統『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
2位アベンチュリン『崩壊：スターレイル』
3位蛇喰夢子『賭ケグルイ』
4位カイジ『賭博黙示録カイジ』
5位天城燐音『あんさんぶるスターズ！』
6位シャックス・リード『魔入りました！入間くん』
7位セレスティア・ルーデンベルク『ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生』
8位千手綱手『NARUTO -ナルト-』
9位秤金次『呪術廻戦』
10位坂田銀時『銀魂』
10位両津勘吉『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
12位伏黒甚爾『呪術廻戦』
13位ダニエル・J・ダービー『ジョジョの奇妙な冒険』
13位城之内克也『遊☆戯☆王』
15位毛利小五郎『名探偵コナン』
16位赤木しげる『闘牌伝説アカギ～闇に舞い降りた天才～』
16位ギーマ『ポケットモンスター』
16位斑目貘『嘘喰い』
16位松野おそ松『おそ松さん』
20位 A 『文豪ストレイドッグス』
20位カワカミ・ハナマル『悪魔執事と黒い猫』
20位セッツァー『ファイナルファンタジー6』
20位ナカヤマフェスタ『ウマ娘プリティーダービー』
20位長谷川泰三『銀魂』

（回答期間：2024年12月14日～12月19日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。