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「ふたりはプリキュア」の名コンビが韓国発童話を短編アニメ映画化! 「あめだま」アカデミー賞ショートリストに選出

アニメ!アニメ! / 2025年1月17日 17時30分

東映アニメーションの製作による短編アニメーション映画『あめだま』(英題:Magic Candies)が、「第97回アカデミー賞」の短編アニメーション部門において選考リスト15作品のうちの1本として選出された。これに伴い公式サイトが開設され、貴重なメイキング映像も公開された。


『あめだま』は、“児童文学界のノーベル賞”とも称される「アストリッド・リンドグレーン賞」を受賞した、韓国を代表する絵本作家ペク・ヒナの名作だ。コミュニケーションをとるのが苦手な少年・ドンドンが不思議なあめだまを通じて心の声が聞けるようになり、初めて他人の心を理解し自身の気持ちを伝えることができるようになる過程を描く。


短編アニメーション映画『あめだま』は、そんな同作と同じくペク・ヒナによる『ぼくは犬や』の2作品を原作に、フルCGアニメーションとして映画化したもの。子どもだけでなく大人にも深い共感を呼ぶ感動作だ。


スタッフは監督を西尾大介、プロデューサーを鷲尾天が務めた。『ふたりはプリキュア』シリーズを手掛け、日本のアニメ文化に多大な影響を与えてきた名コンビが再びタッグを組んだかたちだ。音楽は「日本アカデミー賞」で最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀が担当しており、物語の世界観を一層豊かに彩る。


またアニメーション制作は、『THE FIRST SLAM DUNK』で知られるダンデライオンアニメーションスタジオが手掛けており、CGスーパーバイザーに清水剛吏、アートディレクターに江場左知子ら精鋭クリエイターが集結した。緻密なCG表現と独創的なビジュアルで原作の温かい世界観を忠実に再現し、韓国ロケを通じて、2000年代初めの韓国の情景を丁寧に描写している。アパートや文具店など、原作の世界を鮮やかに描き出した。


本作を含む「第97回アカデミー賞」短編アニメーション部門の選考リスト作品は今後、15作品すべてを視聴したアカデミー会員の投票を経て、最終的なノミネート作品が決定される。ノミネートの発表は1月23日に行われ、授賞式は3月2日にハリウッドのドルビー・シアターにて開催される予定だ。


あわせてお披露目となったメイキング映像では、原作者の絵本作家ペク・ヒナや監督の西尾大介、プロデューサーの鷲尾天とアニメーションプロデューサーの西川和宏によるインタビューを交え、貴重な絵コンテや本作の世界観を表現するのに欠かせない美術設定、キャラクター設定などを解説している。この映像でしか見られない様々な資料が紹介されており、本編がますます楽しみになるのでぜひチェックしてみよう。



短編アニメーション映画『あめだま』
〈スタッフ〉
原作:ペク・ヒナ『あめだま』『ぼくは犬や』
(韓国・Storybowl社刊、日本・ブロンズ新社刊)
監督:西尾大介
プロデューサー:鷲尾 天
音楽:佐藤直紀
アニメーションプロデューサー:西川和宏
CGスーパーバイザー:清水剛吏
アートディレクター:江場左知子
製作 東映アニメーション株式会社
アニメーション制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ


〈キャスト〉
嶋 陽大
岩崎ひろし
山路和弘
雨蘭咲木子
渡辺いっけい
大井希心
長谷川義史(特別出演)



(C)Baek Heena, Toei Animation

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