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「名探偵コナン」安室透役の声優・草尾毅さんって?正義感あふれる熱血ボイスが魅力!80年代“声優ブームの火付け役”も

アニメ!アニメ! / 2025年1月25日 11時30分

前任の声優・古谷徹さんが降板を発表してから約半年……「誰が後任を務めるのか」と界隈をざわつかせていた人気シリーズ『名探偵コナン』の安室透役の声優がついに決定。2025年1月18日に放送された「怪盗キッドと王冠マジック(前編)」のエンディングクレジットにて、草尾毅さんが務めることが発表されました。


アニメファンの間では知らぬ人などいないほどの大御所ですが、アニメに精通していない人にとっては「初めて名前を知った」という方もいるのでは。今回、そんな草尾さんの出演作・演じたキャラクターを振り返ります。


■草尾毅さんの代表作 80年代の声優ブームの火付け役も


草尾さんの代表作を並べると、有名なものばかり。『スラムダンク』の主人公・桜木花道、『ドラゴンボール』シリーズのトランクスと言うと、「ああ、あの声ね!」とすぐに思い出せた人もいると思います。
その他にも、『ケロロ軍曹』のドロロ兵長役、『Yes!プリキュア5』のココ役、『機動戦士ガンダムF91』のドレル・ロナ役、『戦国無双』の真田幸村役など、さまざまなキャラクターを長く担当されています。


そんな草尾さんのデビューは、1987年。初仕事は、なんと押井守が初めて監督した実写映画作品『紅い眼鏡/The Red Spectacles』での死体役だったそう。声優でのデビューも同年で、イタリアの童話作家・トニー・ウルフによる絵本『ボスコの森の住人たち』を原作とする『ボスコアドベンチャー』でした。


そして、草尾さんの人気を確立した作品といえば、その翌年に烈火のリョウ役で出演した『鎧伝サムライトルーパー』。本作は、甲冑型のバトルスーツヨロイ・ギアを身にまとった“サムライトルーパー”の5人の少年が運命に導かれて集結し、人類の支配を目論む“"妖邪”の軍勢と戦うといったストーリーだったのですが、この5人の少年を演じた草尾さん、竹村拓さん(天空のトウマ役)、中村大樹さん(光輪のセイジ役)、佐々木望(水滸のシン役)、西村智博さん(金剛のシュウ役)で結成された声優ユニット「NG5」は、80年代後半の声優ブームの火付け役と言ってよいほど。


今でこそ声優さんのテレビ出演は当たり前のようになっていますが、80年代頃はあくまで“裏方の職業”として扱われていました。ファンの間でひっそりと盛り上がるだけのコンテンツだった中、テレビなどのマスメディアまで人気の声が届いたよう。当時、5人それぞれのプライベートに密着した番組まで放送されました。


先ほど「声優ブームの火付け役」と言いましたが、男性声優がユニットを組み、ステージに立ち、歌ってパフォーマンスするという流れを作り出したのも「NG5」が先駆けだったと記憶しています。


■熱血漢で正義感溢れる声が魅力的


そんな草尾さんですが、上記で代表作と紹介したキャラクターのような、熱血漢・正義感溢れる役を多く演じられています。


『サムライトルーパー』で演じた烈火のリョウ(真田遼)は、仲間意識が強すぎるあまり、自らを犠牲にしてまで他者を守ろうとする熱く優しい性格。敵に対してもそうで、命あるものを傷つけなければならないことに心を痛めるなど、繊細な面を持っています。


『スラムダンク』の桜木花道もそうですよね。粗暴で自信過剰、お調子者な一面を持っている一方で、地道に努力してバスケの能力を成長・開花させていきます。徐々にチームにも馴染み、チームワークや友情を育んでいく様にも胸が熱くなりました。


安室さんは「熱血漢」ではないかもしれませんが、時に熱くなる場面や、また負けず嫌いな一面も。因縁の深い赤井秀一のことになると、感情を剥き出しにすることがあります。それ以外の場面では、基本的に冷静で物腰柔らか、真面目で正義感の強いキャラクター。


これまで演じてきたキャラクターを見ると、草尾さんが演じる“安室さん”の表現が楽しみでなりません。


■最新映画『隻眼の残像』にも登場予定


次回、TVアニメ『名探偵コナン』に草尾さんの演じる安室さんが登場するのは、1月25日に放送される#1151「怪盗キッドと王冠マジック(後編)」。


予告通り、コナンたちの目の前で、世界最大級のトルマリンが埋め込まれた王冠「海の魔女の水飛沫」を消してみせた怪盗キッド。王冠が動くと作動するはずの警報は鳴らず、キッドも姿を消してしまいます。機動隊員によると、唯一の出入り口である対キッド用特殊通路「風神の路」を通過した者もおらず……。展示場内にいる誰かが怪盗キッドの変装だと見抜いたコナンは、王冠消失の謎と怪盗キッドの変装を見破るべく推理を開始します。


#1151「怪盗キッドと王冠マジック(後編)」場面写真(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

前回、本編冒頭で榎本梓に繋げていた電話における会話のみでしかセリフが聞けていませんでした。今回は電話を通してではない声が聞けることを願うばかりです。


なお、安室さんは今年4月18日に公開される映画『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』にも登場予定。特報映像に彼の姿が映り込んでおり、ファンから喜びの声が上がっていました。これからも安室さんの活躍に期待です!


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