サラーム・ムンバイ ボリウッド映画を求めて 三泊四日の突撃ムンバイ・レポート =4=

AOLニュース / 2013年5月7日 13時0分

サラーム・ムンバイ ボリウッド映画を求めて 三泊四日の突撃ムンバイ・レポート =4=

◇若き精鋭が、ボリウッドの常識を覆す!

新進気鋭の製作会社エクセル・エンターテインメントのリテーシュ・シドワニ氏の第一印象は、とにかくイケイケ。インドでトップシェアの家電会社の御曹司であるシドワニ氏は、『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』のプロデューサーで、近年ボリウッドにエンタテイメントの新風を巻き起こしている風雲児だ。
「大会社の息子としてマーケティングの仕事をしていましたが、刺激を求めて映画業界に入ったのが26歳の頃です。DVDが売れた時代です。情熱を込めた作品(仕事)が成功することは全世界共通の喜びです」と語る彼は、「映画にとって最も重要なのはストーリーです」と、何度も繰り返す。


ヒットシリーズとなった『DON』は、俳優、脚本家、歌手など、マルチな才能で活躍するファルハーン・アクタルの監督作品。オリジナルは1978年の同名作品だが、シャー・ルクを悪のヒーローとして仕立て、現代風に巧みにリメイクして大ヒットに導いた。「ファルハーンとは同級生で、一緒にエクセルを立ち上げたのです。お互いに共通のセンスと情熱がありました。もちろん常に同じ意見にはなりませんから、撮影に入る前に徹底して議論します」とパートナーについて熱を込めて話す。「議論が喧嘩のようになっても、最後には映画にとって理想の選択をすべきだと意見はまとまるものですよ」と、映画に対する熱さが伝わる。ふたりが仕掛けたシリーズ2作目『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』は更にエンタメ度数が上がる。

アジア全域を支配した犯罪王ドンは、ヨーロッパ進出を目論む。驚異を感じたヨーロッパのマフィアがドン暗殺指令を発令する。追っ手が迫る中、ドンはインターポールの前にその姿を現し、あっけなく逮捕されてしまう。だが、そこにはとんでもない仕掛けと秘策が隠されているという寸法だ。


彼の意識は、現在進行形の今、そして未来を向いている。「40歳になった自分に出来ることは何かと考えたら、20代で業界に飛び込んだかつての自分と同じ世代の若者をサポートすることにつきます。新人監督はもちろん、俳優、音楽家、ダンサー、技術スタッフを問わず、新しい才能が出てくるプラットフォームのような役割をつとめたいのです」と、益々熱くなっていく。
最後に、ボリウッド映画の影響力について、ひとつ面白いエピソードを披露してくれた。「『DON』の1作目は、マレーシアで撮影しました。シャー・ルクのようなスーパースターは国内だと撮影が大変ですから、撮影クルーと一体になれる海外の方がスムースに進みます。完成しインドで公開された後、マレーシアへのインド人観光客の数が、僅か1ヶ月間で前年の4倍になった」と胸を張る。この熱い情熱が、人を動かすのだ。

続く


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http://bollywood-4.com/ 

【関連リンク】
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http://news.aol.jp/2013/04/15/bollywood-movie-1/ 

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