最低映画の祭典「ラジー賞」も熾烈な争い 注目は「記憶から消したい」と酷評された映画

AOLニュース / 2014年1月24日 23時0分

最低映画の祭典「ラジー賞」も熾烈な争い 注目は「記憶から消したい」と酷評された映画


アカデミー賞ノミネートが発表された現地時間1月16日。その前日には、毎年恒例"最低映画の祭典"ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)のノミネートも発表されていた。この1年を彩った選りすぐりの愛すべき俳優&作品たちが出そろった。


ぶっちぎりの最多8部門ノミネートとなったのは、アメリカでいちにを争う人気コメディ俳優のアダム・サンドラ―主演映画『アダルトボーイズ遊遊白書(原題:Grown Ups 2)』。もちろんアダムもワースト男優賞にノミネートされているが、こちらの映画、アメリカではアダム主演作の中でも最高レベルのオープニング興収を記録して大ヒット。日本でも年末にDVDリリースされているので、とにかく笑いたい!おバカ映画最高!という方、おすすめだ。
また、対抗馬の『ムービー43』は、タイトルにも"何の意味もない"のと同様に内容が全く意味がないバカムービー。豪華なキャストに一癖も二癖もありそうな監督陣、奇想天外のストーリーがてんこ盛りとなのだが、メディアと観客からフルボッコに遭った。<Rotten Tomatoes>での支持率はわずか4%(観客のみの支持率は35%)で、中には「こんなの、見ちゃだめだ」と警告するコメントも寄せられているほど。さらに米名物評論家ロジャー・イーバート御大もまさかの「☆ゼロ」評価。レビューでは「見たことを記憶から消したくなるほどの映画」「歴代の最悪な映画に おける『市民ケーン』的存在(=不動の存在)」「見てから5分後には早くも後悔するだろう」「ハル・ベリー最大の失敗作は(最低主演女優賞に選ばれた) 『キャットウーマン』から『ムービー43』になった」と超辛口だ。

他には『スティーブ・ジョブズ』のアシュトン・カッチャーや、『ダイアナ』のナオミ・ワッツなど、大御所面々も意外なノミネート。とはいえここにノミネートされるのも、いわば人気映画&俳優だから。他にも人気俳優や女優、おもしろかった映画がずらりと並んでおり、ある意味、その年の人気投票の様相も。

ちなみにラジー賞は例年、誰も授賞式に現れないことで有名。これまで実際登壇したのは、2005年に『キャットウーマン』でワースト女優賞を受賞したハル・ベリーと、2010年『ウルトラ I LOVE YOU!』で同じくワースト女優賞受賞のサンドラ・ブロックの二人くらいかも。とはいえハルは『チョコレート』(01)でアカデミー主演女優賞に見事輝き、サンドラにいたっては、ラジー賞を受賞した翌日、アカデミー賞で主演女優賞を受賞(『しあわせの隠れ場所』)したのだから恐れ入る。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
AOLニュース

トピックスRSS

ランキング