これからのコンテンツを「足し算」ではなく「引き算」で考える【前編】

AOLニュース / 2014年3月27日 18時0分

これからのコンテンツを「足し算」ではなく「引き算」で考える【前編】


〜「幕の内弁当」より「焼き肉弁当」の方が買いたくなる理由〜

やりたいことを盛り込みすぎて、外から見たら結局何がなんだか分からないものになってるモノってないだろうか?


番組に置き換えて言うと、たとえばニュース番組として始まったのに、「音楽番組要素も欲しい」「いやバラエティ番組としてコントもやりたい」と無計画に色々詰め込んでしまうと、一体何が売りなのかが分からなくなってしまう。増築に増築を重ねすぎると、「あれ、こっち側がバランス悪いな、もうちょい足しとこう」「こっちに足したら逆側がまた足りないな」と、エンドレスにパーツがくっつき過ぎて「ハウルの動く城」みたいな形になる。

美しい設計、フレームをもっと考えるべきだ。もちろん、番組企画は生モノだからやってみないと分からないのは当たり前。だけど、無計画に撃ちまくるのはどうかんがえてもプロの仕事じゃない。やっていくうちに方向が変わっていくのは仕方ないが、俯瞰して「今、自分たちは一体何をやろうとしているのか」を把握する必要がある。

何かをPRするとき「これは●●です」という分かりやすい「売り」があると物事は広まりやすい。それは、そのコンテンツの魅力や特徴を的確に作り手が把握しているかどうかにもよる。

たとえば「幕の内弁当」って「いろいろ入ってていい」が売りだけど、それって抽象的すぎないか? でも「焼き肉弁当」って言えば「ガッツリしたものが食べたい」というターゲットにストレートに刺さる、と言えないか?
でもそんな幕の内弁当も「野菜タップリ幕の内弁当」だとしたら、「野菜をたくさん食べたい」と思ってる人の目に留まるだろう。

だから「何か一つの売りを作って突破する」のは有効な戦略だ。やりたい事がたくさんあっても、そこから絞り込む。これはとりもなおさず、「引き算」で物事を作ることでもある。

そんな引き算で作られたシンプルなコンセプトの番組は・・・

TBSラジオ954kHz「残業支援系ランキングトークバラエティ ザ・トップ5」
火曜〜金曜 17:50〜20:00生放送(3月末までの限定放送)
http://www.tbsradio.jp/top954/

(橋本吉史)

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