ティム・バートンの心の中が覗ける「ティム・バートンの世界」展がスゴすぎる

AOLニュース / 2014年11月5日 12時0分

ティム・バートンの心の中が覗ける「ティム・バートンの世界」展がスゴすぎる


東京・六本木ヒルズで開催されている(大阪でも来年開催されます)「ティム・バートンの世界」展に迷い込んでみました。
"迷い込んで"と書いたのは、まさに今回のイベント、ティム・バートンの心の中をのぞくような、そんな素敵な異空間であり、そこを散歩するかのような楽しさがあります。


・ティム・バートンが描いた「フランケンシュタインの怪獣:サンダ対ガイラ」他
今回のイベントは、いわゆる映画のプロップが展示してあるとか、なんか動くアトラクションがあるとか(笑)、そういう類のものではなく、ティム・バートンが、映画やアニメや絵本のために、描いてきたスケッチ(コンセプトアート)を中心に、それらがゴージャスに展示されているアート展です。
もちろんいくつかの立体物もあり、フランケンウィニーとか、火星人ロボとか、ウンパルンパにも再会できるし、彼の生み出したオリジナル・キャラクターバルーンボーイの巨大オブジェがお出迎えしてくれます。
ティム・バートンについては、僕より深く、熱く語れる方も多いので、アメコミ映画好きの視点で、このイベントを紹介させていただきます。

「バットマン」「バットマン・リターンズ」のスケッチが展示されていました。ジョーカーを描いた極彩色の絵も飾られていたのですが、やはりキャット・ウーマン、ペンギンのスケッチの方が多かったのです。恐らく「バットマン」は、"雇われ監督"みたいなところがあった、でも「バットマン・リターンズ」は、より"バートンの映画"として自由に腕をふるえたんだと思います。
改めて「バットマン・リターンズ」を見直すと、バットマンは狂言回しであり、ペンギンとキャット・ウーマンの映画だったことがわかります。そうバートンの愛は、この2人に注がれているのですね。ジョーカーは、決してバートンのキャラクターではないが、「バットマン・リターンズ」に登場するペンギンとキャット・ウーマンは、バートン・ファミリーの一員になっているのです。


・「バットマン・リターンズ」のキャット・ウーマン、ペンギンのアート
さてアメコミ映画好きには、有名な話ですが、ティム・バートンは、スーパーマン映画の監督をオファーされたことがあります。タイトルは「SUPERMAN LIVES(スーパーマン・リヴズ)」。なんとニコラス・ケイジが、スーパーマンを演じるハズでした。
この幻に終わったスーパーマン映画のスケッチと、登場する悪役だったブレイニアック(生きている電子頭脳)のミニチュアが飾られていました。クモをモチーフにしたキャラにする予定だったようです。
あの明るいスーパーマンを、ティム・バートンが撮っていたら、どんな映画になっていたでしょうか?とてもカルトな映画になったと思いますが(笑)、こうした展示を見ていると、バートン版スーパーマンも観てみたかったなと思います。
ちなみにバートンのオリジナル・キャラクターに"ステインボーイ"というのがいて、このスケッチも飾られていますが、胸にSマークをつけているのです。バートン流の"裏スーパーマン"とも言えるかもしれません。

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