「もういっちょ!」高田延彦から学ぶ仕事の流儀 「大事なのは倒れてから立ち上がれるか」

AOLニュース / 2014年12月8日 15時5分

「もういっちょ!」高田延彦から学ぶ仕事の流儀 「大事なのは倒れてから立ち上がれるか」


『もういっちょ!!』(PRIDE統括本部長 高田延彦)

師走ということで、ハードワーカーズ各位に置かれましてはいつも通りお忙しくお過ごしのことと思います。まぁ、我々ジャパニーズビジネスパーソンは季節を問わず走り続けているので、関係ないっちゃ関係ないわけですが。
さて、今回ご紹介するのは今でこそ、ガッチリした体格の気のいいバラエティタレント化している高田延彦さんの現役時代のことば『もういっちょ!!』です。


高田延彦選手が、1997年、PRIDE立ち上げの時に、ヒクソングレイシー選手と闘い、完敗を喫した直後の記者会見。殺到したマスコミの怒号、批判的な質問のなか、唇を噛み締めながらの沈黙ののち、どこともなく空中を見つめて、吹っ切れたように彼がつぶやいたのがこの言葉です。

当時、高田選手は日本のプロレスラーを代表して、400戦無敗の男、ヒクソンに挑み、東京ドームの大観衆の前で完敗を喫しました。応援していたファン、信頼していた仲間や家族、さまざまな人々の期待を裏切る結果になりました。本人としても言葉にはできないほどの悔しさがあったことと思います。
それでも一切の言い訳をすることもなく、グッと腹に力を入れて、次に向かう決意を表明することができる。この時の高田選手はのちに、自分が流行らせることになることば『男の中の男』そのものでした。

我々ビジネスパーソンも仕事をしていれば、連戦連勝はありえません。イチローだって打率は四割、ジョブズだって山あり谷あり、高田延彦のPRIDE以降の勝率は各自調査でお願いします。それでも、晴れやかな顔で『もういっちょ!!』と言えるかどうか、これが成長、そして成功への分かれ道のような気がしてなりません。本当に強い人間とは、倒れない人間ではなく、倒れてから早く立ち上がれる人間なのです。
高田延彦選手はその後も何度もさまざまな敗北を喫しました。それでも諦めることなく『もういっちょ!!』と口にし続け、今では格闘家を引退してもなお、PRIDE統括本部長として責任ある立場になり、今ではバラエティ・CMタレントとしてメジャーな存在になっているのです。どれだけ格闘技のリングで辛い思いをしても、人生を諦めなかった本当の勝利者の姿がそこにはあります。

今年ももうすぐ終わります。単なる社会人ではなく、仕事に人生を重ねるハードワーカーとして生きる以上、どれだけ日付変更線を超えて働いても、どれだけ山のように領収書を切っても、やり残したこと、後悔や不満はたくさんあるでしょう。大事なことはそれでも言い訳に逃げず、『もういっちょ!!』と晴れやかな顔でのたまい続けることなんです。大逆転の物語はいつだって失敗から始まるのですから。
高田延彦選手の二度目のヒクソン戦の結果は・・・こちらももちろん各自調査でよろしくお願いします。

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