元メンズナックル編集長に聞く、「不良」と「ファッション」と「モテ」の意外な関係とは?

AOLニュース / 2014年12月16日 12時0分

元メンズナックル編集長に聞く、「不良」と「ファッション」と「モテ」の意外な関係とは?


高倉健さん、菅原文太さんの訃報。戦後の娯楽の代表各と言えば映画。その中でも任侠映画は娯楽の定番だった。なぜ、任侠映画はそこまで人気があったのか?そこには若者たちを引きつけるものがあった。

以前、egg休刊の話の時に、「ギャルは不良文化の元に成り立っている」という話をして頂いた、元メンズナックル編集長の篠塚雅也さんに、不良文化と若者文化の関係性を聞いた。




まず「不良はモテる」っていうのは昔からありますよね。中、高校生くらいだとヤンキーがクラスの一番人気の女のコと付き合っている、なんていうのはよくある話です。では「なぜ不良はモテるのか?」ということです。

これには諸説あるのですが、一番はギャップだと思われます。あんなに普段はツッパッているのに私の前では優しいとか。私には素の部分を見せてくれるとか。第一印象が怖いのに、意外と優しいというのがポイントです。これがギャップです。女の子は誰もが自分だけを特別扱いしてくれる人に弱いということはよくあります。

そして、ポイントはファッションです。明らかに一目でわかるのが不良です。普通の服装ではなく俺は不良だぜ!というファッション。学生ならばボンタンなどの改造制服など一目でわかるのです。それが一種のステータスにもなり、一般の男ではない、特別な男と付き合うというステータスになるのです。

さらに不良は力を振りかざします。強い男に憧れるというのは女性の動物的な深層心理に響くのではないでしょうか。だから不良はモテるのです。そして、そんなイイ女を連れている男に対して男は憧れを持つのです。さらに喧嘩や法を犯すような、自分では出来ないことをする男に対して、憧れとある種の畏敬の念をもつのが男なのではないでしょうか。

日本に限らず、アウトローを題材とした映画は数多くあります。人種を問わず男は自分が出来ないことをしている人間に憧れるものなのです。戦後の任侠映画からVシネマ、最近では北野武監督の映画と、時代は変われどアウトローを題材としたものはずっと作られてきたというのはそういうことなのだと思います。

では、どうしたら不良になれるのか? と考えた時、一番わかりやすいのは格好から入るということです。
不良は分かりやすいファッションをしているので、誰しもそれを真似するところから入ります。つまり、世間に対して自分は不良だとアピールするのです。
日本の若者ファッションは不良無しには語れません。『仁義なき戦い』をみると、チンピラ役は皆、派手な柄シャツを着ています。これで一目でチンピラだと分かるのです。

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