サムい、ウザい?ドミノ・ピザ・ジャパンで導入された「だじゃれ社内公用語化」

AOLニュース / 2014年12月31日 16時25分

サムい、ウザい?ドミノ・ピザ・ジャパンで導入された「だじゃれ社内公用語化」


同じ言葉もしくは似通った音を持つ言葉をかけて遊ぶ「だじゃれ」。日本だけでなく古今東西に存在するこの言葉遊びは、笑いをもたらすスキルのひとつとして、人々のコミュニケーションに取り入れられてきた。

"だじゃれを社内で上司が部下に対して使う「ダジャリーダーシップ」を身につけることで、メンバーとの距離を縮めるきっかけにもなる"。そう説明するのは、書籍『爆笑する組織 会社を強くする「だじゃれ」仕事術』の著者で一般社団法人日本だじゃれ活用協会の代表理事である、鈴木ひでちか氏。

鈴木氏は、昨今のリーダシップは「管理・命令」を主体とした支配型から、部下に対する奉仕や支援をベースとする「サーバントリーダーシップ」が主流になっていると説明。そんななかにおいて、メンバーに対する思いやりの気持ちを表す手段のひとつとして、普段のコミュニケーションにだじゃれを取り入れることで部下の緊張をほぐし、しいては距離を縮めることにも繋がるという。

事実、様々な企業でだじゃれをビジネスに活かそうとしているようだ。2013年には、ドミノ・ピザ・ジャパンで「だじゃれ社内公用語化」の試験導入が行われ、「1会議1だじゃれ」が実践された。

同書でも紹介されているが、ドミノ・ピザ・ジャパンから動画公開された「1会議1だじゃれ」のイメージはこんな感じ。

社員A:「部長、この資料をミルフィーユ?」
部長:「これでいいんジャマイカ?」
社員B:「このアン、チョビっと待ってもらっていいですか?」

などなど。このように、だじゃれの応酬によって殺伐としがちな会議も温かい空気に包まれること間違いなし。ちなみに、こちらの取り組みはうまいダジャレを言おうと熟考してしまうあまり、会議が滞ってしまうなどの功罪もあってか、本格導入にはいたらなかった模様。

また、同書では「寒い、ウザい」と思われがちな、オヤジギャグとだじゃれの違いを次のように定義。

・オヤジギャク=自己中心的、場をわきまえず自分が言いたいことを言う
・だじゃれ=相手を楽しませたい、場の雰囲気をよく見ている

その場にいる人をなんとかリラックスさせたい、という他者への愛情を感じさせられるかどうかが、ポイントのようだ。

ダジャリーダーとして大切なのは「愛・勇気・遊び心」だと、鈴木氏はいう。だじゃれを使いこなすためには、ボキャブラリーの多さや頭の回転の速さなど、それなりのスキルが必要そうだが、ビジネスマンとしてのステータスを一気に上げられる可能性を秘めているのは確かなようだ。だじゃれを有効活用して部下との絆を深め、会社の「ナイスな椅子」をゲットしにかかろう!

(紹介書籍)
爆笑する組織 会社を強くする「だじゃれ」仕事術

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