ケイナーン、大統領選キャンペーンで曲を使用したロムニー氏に不満「許可していない」

AOL ミュージック / 2012年3月9日 15時0分

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共和党大統領立候補ミット・ロムニー氏が、ラッパー、ケイナーンの曲「Wave The Flag」を自らのキャンペーン・アンセムに使用したが、これに対してケイナーン本人は良く思ってはいないようだ。

そもそもこの曲は、ソマリア系カナダ人であるケイナーンのルーツであるモガディシュでの貧困問題についてラップしたもの。共和党候補のロムニー氏の主張とはほとんど何も同調する部分がないように思える。

そして先日、フロリダ州出の勝利を祝った際にもロムニー氏がこの曲を流したところ、ついにケイナーンの方から "ちょっとまて" コールがかかった。ケイナーンはツイッターで「ヨー、ロムニー! 俺がケイナーンだ。そして俺はアンタを支持していない。キャンペーン・ソングとして俺の曲を使わせる気はないぜ」という不満を投稿したのである。

しかしこれをきっかけに、ケイナーンに向けた非難のツイートが殺到、ちょっとした騒動になってしまったのだ。これに対して彼は「俺はツイッターにメッセージを書いただけなのに、すごいことになっちまった。俺が(ツイッターでの攻撃を)食らったように他の有名人達も食らってるんだな。クレイジーなことだなって思うよ」と話した。

そしてその直後にテレビ出演したロムニー氏が「私はごく貧困問題にはさほど関心を払っていない」と発言したものだから、余計に事は大きくなってしまった。穏やかな口調で話すケイナーンだが、さすがにこの発言には黙っていられなかったようで、「だったら貧困層について歌った曲を使用するんじゃねえよ、俺は許可しない」と苦言を呈した。

怒り心頭のケイナーンだが、それ以降は騒ぎが治まるまでは放っておくことにしたようだ。「元々俺は話を必要以上に大きくするつもりはなかったんだ。ただ、まるで俺がロムニーを支持してるんじゃないかっていう誤解が広がって、ファンの皆がものすごい勢いでメッセージを送りつけてくるものだから、とんだとばっちり受けちまったなって思ったのさ。正直ツイッターで論争を繰り広げるなんて、あんまり良いものじゃないな」とツイートし、火に油を注いでしまったことを後悔しているようだ。

ケイナーンの新作アルバム『Country,God,or the Girl』は5月にリリース予定。ボノ、ナス、キース・リチャーズ、ネリー・ファータードなど豪華ゲストが参加した超豪華盤になっているとの事。

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