演歌の名盤BEST100(5)角盈男「巣鴨で会いましょう」をデュエットで
アサ芸プラス / 2013年1月18日 10時0分
やはり、酒の席には演歌がよく似合う。連日、歌声が絶えない有名人のお店を一挙、紹介しよう。
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9年ぶりの新曲「流れて、女」で演歌に初挑戦した林寛子(53)がオーナーを務めるのが、雪谷大塚のカラオケサロン「ラブリー寛寛(カンカン)」。
「ウチは音響にこだわっていて、マイク音量とオケのバランスをお客様によって変えていますし、カラオケは最も歌いやすい生演奏が大半を占めています。音響が悪いと無理に声を出して喉を痛めてしまうことがあるので、気持ちよく歌って心の洗濯をしたいなら、音響のいい店がお勧めですよ」
音響以外にも、“聴かせる演歌”を歌うためのポイントがあるという。
「1つ目は、思い出がある歌を選ぶこと。乱暴な歌い方を避けられるからです。2つ目は、声質が似ている歌手の曲を選んで歌い方の参考にしましょう。3つ目は、一人カラオケで練習してから披露すること。ゴルフでグリーンに出る前に打ちっぱなしで練習するのと同じ理屈です。ただし、石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』のような難易度の高い歌は、歌唱力に自信がないかぎり歌わないほうが無難です。中途半端に歌うと周囲の人がいじることすらできず、場の雰囲気が最悪になるだけです(笑)」
練習を積んだら、林がリクエストやデュエットにも応じてくれるこのサロンで、一度腕試しをしてみてはいかがだろうか。
かつて、プロレス界屈指の美声の持ち主と言われ、引退後に演歌歌手として4枚のシングルをリリースしたプロレスラーのキラーカーン氏(65)が経営するのが、新宿にある「キラーカーンの店 歌謡居酒屋かんちゃん」だ。現在は今月のリニューアルに向けて休業中だが、厨房に立つ合間に今も自慢の美声を聴かせてくれるのだ。
「最も大切なのは、腹式呼吸。腹式で歌わないといい声が出せず、張り上げる、落とす、語る、訴えるといった演歌ならではの激しい感情表現が上手にできません。何度も歌って腹から声を出す練習をしてください。
次に、歌詞を見なくても歌えるようになりましょう。カラオケの画面を目で追わなくても済むため、感情移入しやすくなります」
やはり、プロレス出身だけに、指導も情熱がほとばしる。そしてお願いすれば、十八番の尾崎豊の「ILOVE YOU」も披露してくれるサービス精神も旺盛。故・立川談志師匠がその歌唱力に太鼓判を押し、故・三橋美智也氏の門下生になれるよう仲介役を担ったという逸話を持つ歌声も一聴の価値ありだ。
ラストは、JR恵比寿駅西口から徒歩1分という好立地にある元巨人の角盈男氏(56)がオーナーを務めるバー「恵比寿昭和歌謡曲バーm‐129」。常連客の多くは、40代のサラリーマンで、店内の壁はキャンディーズや松田聖子などアイドルのポスターで埋め尽くされ、流れている音楽は当時の歌謡曲のオンパレード。昭和時代に青春を過ごしたオヤジ世代の憩いの場として、人気を博している。
だが、歌謡曲バーと銘打たれたこの店にカラオケは置いていない。歌いたい客は角氏から玩具のマイクを借りて、音楽に合わせて歌詞カードなしで自由に歌うという仕組みなのだ。
かつてデュエット曲「巣鴨で会いましょう」で演歌歌手デビューも果たしている角氏に、演歌を上手に歌う秘訣について聞いた。
「聴いていて感動するほど歌がうまい人は、歌に合わせた身ぶり手ぶりを無意識のうちにしていますね。僕が♪巣鴨で会いましょう~とサビを歌う時に、歌詞の世界を表現するために自然と手を広げてしまうように、感情を込めると勝手に体が動いてしまうんだと思います。歌に感情を込めるには、常に情景を思い浮かべながら歌うこと。それができればホームランを打った選手がついガッツポーズをしてしまうように、体が自然と動くようになりますよ」
ついつい、大好きな演歌を大声で歌いたくなること請け合いだ。
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