プロ野球「火薬庫男」たちの遺恨爆弾(3)中田との「新ON砲」プラン
アサ芸プラス / 2013年2月6日 9時59分
昨年5位に沈んだ阪神が抱える火薬庫男は西岡剛(28)、福留孝介(35)の「メジャー落ち」2人組。阪神担当記者は冷ややかだ。
「メジャー帰りの野手で成功したのはロッテの井口資仁(38)ぐらい。アメリカでダメの烙印を押されて戻ってきたわけですから。そもそも球団は西岡を獲ることを前提として、FA宣言した平野恵一(33)を引き止めなかった。『給料は下がってもかまわないから、2年契約してほしい』という平野の要求を頑として飲まず、オリックスへと追い出した。実質的に平野が出て行くように仕向けたわけで、その過程を知っている選手たちは『何やねん、この球団は』と不満を抱いています。内外野ともに守備力抜群で実績もある平野を失ったマイナスは大きい。球団は西岡を獲ったと喜んでいるけど、西岡がどんなに頑張っても大したプラスにはならんと思います」
まず西岡ありきの処遇は何やら、先の巨人の菅野・澤村問題と重なるものがある。
もう1人の福留も、大きな不協和音の元凶となっている。何しろ昨オフ、「3年15億円の仰天要求」との報道が出た時点で、
「金の亡者みたいになってたし、関西マスコミもファンも『もうええわ』と、待望論は消滅。いまさら来てしまってもねぇ、という感じです。もし本当に戦力になるなら、古巣中日が全力で獲りにいったでしょう。でも中日は、福留との交渉でビタ一文、条件を上げなかった。阪神はアホですわ」(阪神電鉄関係者)
大型ルーキー・藤浪晋太郎(18)フィーバーに浮かれている場合ではないのだ。
大型ルーキーといえば、二刀流挑戦の行方が注目される大谷翔平(18)が、リーグ連覇を目指す日本ハムの火種となりつつある。球団関係者が明かす。
「栗山英樹監督(51)は、打者に軸足を置かせる計画を持っているようです。投手としての起用法にはほとんど言及していませんが、『打つほうならすぐに使える』『オープン戦で打者として使う』と話すほか、選手たちも『投手より打者のほうがいい。打者なら主軸を打てる』と口々に評価している。確かに球は速いが、あれぐらいの投手なら今後また新たに出てくる可能性がある。細かいコントロールに不安もあり、数年先を見据える必要もある。監督も先発ローテ入りは考えていないと思います。しかし、打者としては松井秀喜、清原和博クラスとの判断。球団は3番・大谷、4番・中田翔(23)で『新ON砲』を作りたい。だから投手の道はおいおい諦めさせようと‥‥」
メジャー行きを断念して入団する際、栗山監督は前代未聞の二刀流を後押しする約束をした。だが、現実を直視すれば、大谷は「4番でエース」どころか、早くも「投手剥奪」の危機なのである。
【関連記事】
この記事に関連するニュース
-
大谷翔平、ダルビッシュ有、田中将大…プロ野球屈指の名捕手が「圧倒的ナンバーワン」と呼ぶ投手の名前
プレジデントオンライン / 2022年8月6日 13時15分
-
大谷翔平を二刀流覚醒させた「3大事件」(1)3年目までは「苦難の連続」
アサ芸プラス / 2022年7月31日 9時56分
-
大谷翔平、来年のWBC出場は濃厚!メジャーと同じ“大谷ルール”も適用で恩師・栗山英樹に捧げる優勝旗
週刊女性PRIME / 2022年7月26日 7時0分
-
【MLB】大谷翔平の電撃移籍は「難しい」 読めない二刀流の価値、獲得球団に求められる対応力
Full-Count / 2022年7月25日 19時4分
-
二刀流も実現⁉ 大谷翔平のWBC出場に必要な「3つのポイント」
集英社オンライン / 2022年7月22日 17時1分
ランキング
-
1“高校最強軍団”大阪桐蔭はなぜ散った? 下関国際にまさかの逆転負け「3つの敗因」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2022年8月19日 7時6分
-
2「こんなの見たことない」 米野球界の“誰も捕れない二塁打”が話題「衝撃的だ」
THE ANSWER / 2022年8月19日 11時3分
-
3組織委元理事・高橋治之容疑者逮捕でハッキリ…2030年札幌五輪招致も電通支配の現実
日刊ゲンダイDIGITAL / 2022年8月19日 7時6分
-
4大谷翔平に元球宴選手もビビった シフト無関係の豪快27号に絶句「打った瞬間悟った」
THE ANSWER / 2022年8月18日 19時33分
-
5【MLB】ダルビッシュ、援護なし7敗目も「文句はないです」 36歳も充実「体はすごく元気」
Full-Count / 2022年8月19日 15時16分
ミッション中・・・
記事を最後まで読む

ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
