松坂桃李主演映画「新聞記者」の女性記者役決定が超難航した“理由”

アサ芸プラス / 2019年7月3日 9時59分

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 東京新聞記者による同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚が繰り広げる対峙と葛藤を描いた社会派映画「新聞記者」が公開中だ。松坂桃李と25歳の韓国人女優のシム・ウンギョンがダブル主演をつとめ早くも話題になっている。

 松坂桃李が演じるのは内閣情報調査室の官僚・杉原。現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤するという役どころだ。

 ヒロインの女性記者・吉岡エリカ役に抜擢されたシム・ウンギョンは日本映画デビュー作となるが、この抜擢には理由があるという。

「実は、最初は女優の宮崎あおいや満島ひかりにオファーしていたんです。しかし、この映画に出演すると“反政府”のイメージがついてしまうため断られた。大手事務所に所属の女優さんは誰もやりたがらなかったんです。だからしがらみのない韓国人の女優さんに決まったというのです。役柄も日本人の父と韓国人の母の間に生まれ米国育ちの設定になっています」(映画ライター)

 映画はフィクションだが、公文書偽造にかかわった官僚が自死したり、総理のお友達のもとに莫大な学部新設利権が転がり込んだりする場面が収められるなど、現実を彷彿させるような「事件」がいくつも盛り込まれている。

「映画のキャストとしては登場していませんが、原作者の望月記者や元文部科学省事務次官前川喜平氏が、劇中でテレビの討論番組のパネリストとしてスクリーンに映っています。確かにこれでは人気女優のイメージダウンを怖れて事務所サイドが躊躇するのも納得かもしれません」(前出・映画ライター)

 そうした状況の中で松坂が本作に主演した意味は大きい、という。

「人気俳優の松坂がこの映画の出演をよく承諾したと映画関係者の間では話題になっています。映画の中でも正義と職務の間で葛藤する官僚の役柄をみごとに演じている。役者としても一皮むけたと思います」(前出・映画ライター)

 5月に公開された主演映画「居眠り磐音」も大コケし、主演ドラマ「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)も最終回視聴率7.1%(ビデオリサーチ、関東地区)と低迷。「賞味期限切れ」説まで囁かれていたが、本作での名誉挽回に期待したい。

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