加藤浩次、トイレットペーパーに群がる消費者に苦言も上がった“異論”とは?

アサ芸プラス / 2020年3月3日 17時59分

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 お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が3月2日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、デマ情報と自覚しながらもトイレットペーパーの買い占めに走る消費者へ苦言を呈している。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、“トイレットペーパーが買えなくなる“とのデマ情報がSNS上を飛び交ったことで、その情報を信じてしまった層に加えて、デマだと認識している層も買い占めを行ってしまう事態に発展。結果的に十分な在庫を抱えるはずのトイレットペーパーが店頭から忽然と姿を消し、さらなる不安を煽ってしまう格好となった。

 こうしたトラブルについては安倍晋三総理も会見で「十分な供給量と在庫が確保されている」と断言しており、加藤も「(店頭に)並んでいる人はデマだとわかってても並んでいる。なぜなら自分の家に(トイレットペーパーが)無くなるのがイヤだから。デマだとわかっていて、デマなのに買ってしまうということがずいぶん滑稽なことなんだよって思わなくちゃいけない」と、買い占め行為を非難。続けて、「バカみたいな買い方さえしなければ(トイレットペーパーは)あるわけですよ。それをバカみたいに買ってるって自分を恥じなきゃいけない。買ってる人間は」と普段通りの購買の仕方で十分だと主張している。しかし、テレビ誌ライターはこう指摘する。

「みんなが必要なぶんだけを購入していれば、よけいなパニックは生まれないという加藤の主張はごもっともですが、そもそもツイッター上で発生したデマ情報による小さなパニックを“全国レベル“にまで拡大させてしまう間接的なアシストをしたのは他ならぬテレビの情報番組であるとする指摘もあります。実際、ここ数日のワイドショーや情報番組では店頭の商品棚からトイレットペーパーがいっさい無くなっている現状が映像として伝えられ続けたため、その様子を見た視聴者からすれば、デマかどうかにかかわらず、“買っておかなきゃ!“と不必要な購買をアオられたのも事実。もしもテレビがこうした報道の手法に自制的であったら、ここまで大きな騒動にはならなかったとする声もあり、『メディアが変な中継で“棚にはもうありません“とか煽るからよけいひどくなる』『実際にものが無いと報道されたら焦って買いに行くでしょう』『テレビは皆を不安にさせるのではなく、安心させる事実を伝えるべき』という情報番組批判のような反応も出てしまっています」

 確かに、加藤からすれば、“バカな買い方“に見えたのかもしれないが、その客の中には、テレビで品切れ状態だと知らされたことで買い並んでいる人も少なくないはず。改めて報道のあり方についても考えさせられる今回のコロナ禍だと言えるだろう。

(木村慎吾)

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