赤井英和「半沢直樹の撮影秘話と自身の倍返し人生」Vol.1
アサ芸プラス / 2013年9月3日 10時0分
回を重ねるごとに視聴率が上昇し、もはや社会現象となっているTBSドラマ「半沢直樹」。主人公の半沢が放つセリフ「倍返しだ!」は、今年の流行語大賞の最有力候補ともささやかれているが、「倍返し」は何もドラマだけのことではない。各界の有名人5人が「我が倍返し人生」を語り尽くす。
試合中に生死をさまよう大ケガを負い、それまで情熱の全てをささげてきたボクシングからの引退を余儀なくされた赤井英和(53)。その後、俳優に転身し、今や日本のドラマ界に欠かせない存在になったのは周知のとおりだ。ドラマ「半沢直樹」の第1部にも半沢の心強い味方となる竹下清彦役で出演。撮影秘話と自身の倍返し人生を語った。
「僕自身の撮影は2話が放送された時点で終わっていたんですが、やっぱり視聴率がエエということで撮影現場は盛り上がりましたね。『よっしゃ!』と。見てくれた人からの反響も大きくて、『見てますよ』とか『おもしろいですね』といった声をたくさんいただきました。もう長いことこの仕事をやらせてもらってますが、こんなに声をかけられたのは初めてかもしれません」
赤井の演じた竹下は、窮地に追い込まれた半沢の初めての味方。半沢の手足となり、情報を探る。
「大変だったのは撮影のあった2カ月間、ずっと散髪に行けなかったこと。台本を読んで監督と相談しながら役のイメージを固めていったんですが、その中で『無精ヒゲを生やしましょう』ということになった。となると髪だけビシッとしてるのはおかしいから、髪も伸びっぱなしのボサボサで、それを帽子でごまかしてるんちゃうか、ということに。それで、ああいう風体の男が出来上がったんです。結局、衣装も最後まで作業着のまま。衣装代がいちばんかからなかった役でしょうね(笑)」
一昔前のドラマといえば、早朝から深夜に及ぶ撮影が当たり前だったが、最近は予算削減のためにスケジュールどおりの撮影を優先させる現場も少なくない。しかし、半沢の現場では昔ながらの撮影が行われたという。
「10日間ぐらいの大阪ロケがあったんですが、これはキツかったですね。連日、早朝から深夜にかけて撮影が行われて、やっとホテルに帰れたと思ったら、ちょっと身支度をして、すぐにホテルを出なアカンこともしばしば。撮影には時間をかけていましたね」
これほどまでに高視聴率になった要因に、赤井はこの“こだわり”をあげる。
「僕には技術的な難しいことはよくわかりません。ただ、一視聴者として見た時に、まるで映画を見てるみたいやなと。俯瞰から撮影したり、演出的な部分も含めて、豪華なんですよ。俳優陣もそれぞれが味を出して、例えば、香川(照之)さんの不気味さなんてスゴいと思いませんか? あと、現場で会う回数がいちばん多かったのは堺(雅人)さんですが、演技に入る時の集中力には驚かされました。演出、技術、演技力、どれが欠けてもおもしろい作品にはならなかったと思います。みんながタッグを組んで1つの作品を作り上げた結果じゃないですかね」
現在放送中の第2部は、ただの視聴者として楽しみにしていると笑う。
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