全柔連・上村春樹会長がトップに居座り続けた知られざる理由

アサ芸プラス / 2013年9月2日 9時59分

 ブラジルのリオデジャネイロで開催された「世界柔道」。日本男子は開幕から金メダルラッシュとなり、久しぶりの明るいニュースとなった。その明るさを際立たせたのが、指導者の暴力や助成金の不正受給など、一連の不祥事が続出しながら全日本柔道連盟のトップに居座り続けた上村春樹会長の辞任だった。

 スポーツ紙担当記者は話す。

「引き際の悪さに世間の信用はガタ落ちでしたが、8月21日にようやく辞任し、後任の新会長には宗岡正二・新日鉄住金会長兼最高経営責任者が就任しました。上村氏ら前執行部を含む23人の理事と3人の幹事が辞任し、会長と専務理事らに外部の人材が起用されました」

 上村前会長が居座り続けたのにはある事情が関係しているという。五輪招致委員会関係者はこう声を潜める。

「9月8日早朝に決定される2020年の五輪開催地ですが、決定方法はIOC委員104人のうち、ジャック・ロゲ会長と候補地の委員(日本1人、トルコ1人スペイン3人)を除く、98人による無記名投票です。過半数に満たなかった場合、上位2都市で決選投票を行います。実は、上村氏には昵懇のIOC委員が2~3人いるという話があり、『上村氏が会長ならばその2~3票が期待できるのでは』という打算が、政府や招致委員会にあったと聞きます」

 保身とともに五輪招致も諦めたのか…。運命の日は目前だ。

アサ芸プラス

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