渡邉美樹「焼肉の和民」への投資は約100億円の大勝負!

アサ芸プラス / 2020年10月30日 9時55分

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テリー 1フロアでまったく新しいチャレンジをするというのは、この前発表した「焼肉の和民」のこと?

渡邉 そうですね。今は都内と横浜に2店舗ですけど、今年度中に全国の「和民」と「坐・和民」を全て「焼肉の和民」にします。で、来年度中にはワタミグループ直営の約300店の4割にあたる120店舗を焼肉店に変えます。

テリー すごいな、それ、いくらかかるの?

渡邉 1店舗の改装費は、平均するとだいたい8000万から1億円ですね。

テリー えー、そんなに。

渡邉 今回おもしろいのは、店内の要所要所にレーンを走らせるんですよ。

テリー ニュースで見ました。回転寿司みたいにレーンで肉を運ぶんでしょう。

渡邉 しかも配膳はロボットがやる。つまり、できるだけ人件費を抑えて食材に原価をかけたいんです。そうすると、ロボットとかレーンという話になるんです。

テリー お子さんなんかも喜ぶだろうし。

渡邉 そうなると全面改装ですから、改装費がかかるんですよ。今回は100億円の勝負です!

テリー うわぁ、ちょっとスケールが大きすぎて俺にはピンとこないけど(苦笑)。その100億円ってどうするんですか?

渡邉 銀行から借ります。

テリー ということは、それだけ焼肉に勝算があるんだ。

渡邉 もちろん、正しい判断だと思って始めましたけど、やってみないとわからないです。

テリー そもそも、なんで焼肉だったの?

渡邉 テリーさんと一緒にやってる「から揚げの天才」などのファストフードは別にして、今、テーブルサービスの飲食業で生き残ってるのは、焼肉と寿司しかないんですよ。

テリー あ、そうなんだ。どうして?

渡邉 焼肉や寿司は、わざわざ「食べに行こう!」という目的になりますけど、居酒屋は、わざわざ行く目的にならないんです。

テリー あぁ、そうか。今では家飲みもはやってるし。

渡邉 だから、新しい業態はわざわざ食べに行く目的を作らなきゃいけない。それで寿司か焼肉かを考えた時に、すでにワタミグループで焼肉食べ放題の「かみむら牧場」という店を出してますから。今回はそこも含めて、日本最大の畜産農家と提携することができたんです。

テリー へぇ。

渡邉 だったら、これを使わない手はないですよね。かみむらは大型店で、そんなに展開できませんから、今度は小型の焼肉店で勝負することにしたんです。

テリー 1店舗の改装に8千万円って、何年で回収するんですか?

渡邉 5年です。

テリー 5年で! できます?

渡邉 でも、8000万円を5年って年1600万円ですから、月140万円ですよね。毎月140万円のキャッシュが残れば回収できるわけですから、5年は最低ですよ。僕は4年で回収できると思ってます。

テリー すごいなぁ。このコロナ禍で100億円も投資する人、ちょっといないんじゃないですか。

渡邉 そうですね。この状況で守りじゃなくて攻めの方向で投資するのは、外食業界ではないと思います。

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