巨人の大竹奪取に広島が“プロテクト漏れ選手”獲得で倍返し!(3)
アサ芸プラス / 2013年12月12日 9時57分
ところで、巨人は日本一こそ逃したとはいえリーグ連覇を果たしている。
にもかかわらず、大竹強奪ばかりか、ウイークポイントの二塁手を補強するために、中日を自由契約となった井端弘和(38)を獲得したというのに、今度は西武からFA宣言した片岡易之(30)も入団合意間近(11月29日現在)と、まさに金満補強の復活である。
必然的に、他球団に行けばレギュラークラスとなる内野手の“余剰人員”が一気に“プロテクト漏れ”となる可能性が出てきたのだ。
「11年に盗塁王を獲った若い藤村大介(24)、二塁手としてはまだこれからの中井大介(24)は別として、すでにチャンスを多くもらってきた鈴木尚広(35)、脇谷亮太(32)、寺内崇幸(30)らがプロテクトしきれず漏れてくるかもしれません」(スポーツライター)
ただし広島は、丸佳浩(24)、菊池涼介(23)を中心にスピードプレーヤーはそろっている。
「巨人は、広島が獲得に消極的になるであろうタイプの選手に関しては、準レギュラークラスであってもプロテクトを外してくるでしょう」(スポーツ紙デスク)
そこで名前があがったのが松本哲也(29)である。
「日本シリーズで多くの出場機会が回ってきた松本ですが、小技を期待されたのに大振りをし始めた。それに原監督が『役割をわかってない』と立腹している。感情的になりやすい監督ですから‥‥」(巨人番記者)
さらに、片岡獲得に成功した場合の西武の動向も影響してきそうだ。
「07年から10年まで原監督の下でコーチを務め、チームを知り尽くした西武・伊原春樹監督(64)は、これから見るはずの巨人の“リスト”を『宝の山だ』と話していますよ」(遊軍記者)
やられたらやり返す広島の「倍返し逆襲」が、来シーズンの楽しみの一つとなりそうだ。
【関連記事】
この記事に関連するニュース
-
巨人の狙いは「中日前監督ルート」デニー友利氏招へいで助っ人補強
日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年12月3日 9時26分
-
楽天・石井GM「参戦」も... FA人的補償見直し、相変わらず反応は冷ややか
J-CASTニュース / 2019年11月28日 11時56分
-
巨人大竹や鷹柳田も1票獲得、ロッテ鈴木は4部門に…ベストナインの少数得票者は
Full-Count / 2019年11月26日 11時2分
-
原巨人、FA戦線「劣勢」の理由は? パに先行かれ...7年ぶり「ゼロ」も現実味
J-CASTニュース / 2019年11月15日 12時9分
-
「美馬獲り」原巨人が攻勢も... 人的補償は?プロテクトは?不安材料にG党困惑
J-CASTニュース / 2019年11月14日 11時59分
ランキング
-
1ザギトワGPファイナル最下位で証明された ロシア女子選手の恐るべき“早熟”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年12月11日 9時26分
-
2サッカー中国代表「足裏飛び蹴り」に「一発レッドだろ!」 イエローだった理由を専門家に聞いた
J-CASTニュース / 2019年12月11日 20時22分
-
3ヤンキース、コール獲得で来オフFAの田中の再契約は微妙に
スポーツ報知 / 2019年12月12日 3時0分
-
4「レベル差は明らか」 日本と中国の“違い”を韓国誌が指摘「“一夜漬け”の限界があった」
Football ZONE web / 2019年12月12日 13時50分
-
5宮里藍さんが今年一番ゴルフ界で衝撃を受けたのは「絶対に渋野さんの全英優勝」
スポーツ報知 / 2019年12月12日 14時46分