沈みゆく泥船と化したみんなの党「残された人々」の悲鳴と本音

アサ芸プラス / 2013年12月27日 9時59分

 渡辺喜美氏とのかねてからの確執から、反渡辺派議員を引き連れてみんなの党を飛び出した江田憲司氏。旗揚げした結いの党は、日本維新の会や民主党の一部有力議員との合体を目指す「臨時結党」の色合いを濃くしている。

 さて、江田氏の造反で国会議員が約半分にまで減ってしまったみんなの党内では、阿鼻叫喚が交錯している。さる所属議員秘書がうなだれながら話す。

「これでみんなの党は地に落ちた。もうおしまいです。『江田氏の言い分は筋が通っていて、渡辺氏はワンマンで自民党にスリ寄ったことで愛想をつかされた』というイメージが世間に植え付けられ、最悪の状況ですよ。分裂騒動が勃発した時、本当は江田氏についていきたかったのですが決断できず、手遅れになってしまった。側近である浅尾慶一郎幹事長も実のところ、本心では同じです」

 みんなの党のスタッフや党員も曇った表情で、口々にこう言うのだ。

「打つ手なし。残った議員、次の選挙の候補者たちの焦りは尋常ではありません。このまま座して死を待つのか。いや、できれば泥船から逃げ出すべきだと頭ではわかっていますが、タイミングを逃してしまった。だから支援者と相談して、近い将来、どのタイミングで結いの党に合流すべきかを計っている人は多いですよ。もはや渡辺氏についていこうなどという人はほとんどいないのでは」

 すでに下準備、根回しが水面下で始まっているのだ。

 アジェンダ、改革という言葉が虚しく響くみんなの党は、政治の主役の座を掴むという野望を果たすことなく、消滅へと向かいつつある。

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