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日本名輪会・山口健治の「江戸“鷹の目”診断」/底力ある◎郡司と○古性のマッチレース

アサ芸プラス / 2021年10月20日 17時59分

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【弥彦「寛仁親王牌」ヤマケンが注目する「決勝戦進出」有力候補12人!】◎郡司浩平/○古性優作/▲平原康多/△清水裕友/新田祐大/松浦悠士/諸橋愛/稲川翔/深谷知広/吉田拓矢/新山響平/山口拳矢

 若手選手にとって、大舞台は走るだけでも貴重な経験になる。

 今年のGI第5弾、弥彦「寛仁親王牌」(10月21日【木】~24日【日】)。SS班を中心に印を打ったが、怖いのは獲得賞金ランキングが9位に届いていない選手たち。準決勝を勝ち上がるようなら、「渾身の一発」に注意したい。

 本命は郡司浩平。2月の全日本選抜を勝ったあとも油断せず、人気に応え続けているのは、底力があるから。ここもライバルより先に仕掛けて、3度目のGIウイナーの座に就く。

 8月のオールスターを制した古性優作が対抗。自力に磨きがかかり、レースも作れる。無理に戦って失格さえしなければ、郡司とのマッチレースになる。

 弥彦で幼少期を過ごし、第二の故郷でもある平原康多が三番手評価。3月の大垣記念を勝って以来、優勝から遠ざかっているのは、ラインに気を遣いすぎるからだ。来年40歳。ここがGIを獲るラストチャンスかもしれないだけに、自分のペースで戦ってほしい。

 あとは「暑い夏は苦手です」と話していた清水裕友が調子を上げてきた。得意のカマシ先行が決まれば、勝ち負けまであるのではないか。

【大穴この1車】

 竹内雄作(岐阜・99期)。

 かつてはGIファイナルの常連だった中部のスピードスター。記念で苦戦していても、大舞台になると未勝利では帰らない。京王閣ダービー(【1】【2】【6】【9】)は、1万超と約4万円の2発。オールスターの3走目1着も万車券だった。昨年の前橋親王牌では3日目と最終日の1、2着が4万円と5万円オーバー。まくれば後ろが離れて、穴党を喜ばせる筋違い車券となる。

【狙い目の伏兵3人】

 弥彦が含まれる甲信越地区の2選手が、ここに照準を定めている。

 早期卒業で注目された菊池岳仁(長野・117期)が、いよいよ本物になってきた。6月のGIII松山(【5】【3】【3】【3】)で自信をつけ、前々走の函館で【1】【1】【1】と待望の初優勝を飾った。主導権を取る積極策は好感を持てる。本領を発揮するのは、これからだ。

 今回初めてGIに出走する末木浩二(山梨・109期)は、6月のGIII福井で【1】【1】【5】【5】と好走している。1勝できれば明日への糧になるだろう。

 3人目は脇本雄太(SS班)の弟・脇本勇希(福井・115期)。オールスターは【9】【9】【7】で終わったが、力はある。欠場した兄の代わりに見せ場は作る。

山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。

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