ドンキホーテ谷村ひとし「パチンコとゲームメーカーの関係」

アサ芸プラス / 2014年3月19日 9時52分

 新台のオカルト攻略と、業界のマル秘話をぶっちゃける「パチリーマンお座り一発」です。

 勝ち負けも大事ですが、打っている台の制作秘話やパチンコ業界の裏話、ホール営業のカラクリを知っておくと、勝率もアップしますし、パチンコを打つ楽しさが倍増すること請け合いです。

 自分の打っている台がどうして勝ちづらいのか、逆に勝ちやすいのかも、実は同じスペックでも商品としての付加価値だったり、プロモーションの関係やタイアップ関連のお金が大きく関係するのがパチンコの世界です。

 昔はファミコン以下だとバカにされがちだったパチンコも、今やテレビゲームや携帯スマホゲームに負けないクオリティで急激に進化しています。

 その陰には、バブル崩壊でゲームメーカーにとって苦しい時代が訪れた00年代前半、正直低レベルと感じていたパチンコ業界(スロットも含む)だけ、バブッていました。大手ゲームメーカーはプライドもあり、メーカー名を隠してパチンコの液晶演出やスロットの開発に関わり始めたのです。

 きっかけは、80年、90年代の人気テレビゲームソフトとのタイアップ制作ブームがあったことが大きく関係しています。

 遡ること約20年! 90年代後半にファミコンレベルまで到達していなかったパチンコで初代「大工の源さん」が衝撃デビューを果たしました。

 この頃、アーケードゲームの「パックマン」や「ハングオン」がゲームセンターで大ヒットしている中、三洋物産(現SANYO)は、大工の源さんが商店街をトンカチで破壊して回るテーブルゲームをモチーフに、かつてないクレーンリーチや高速コンベアリーチ、カンナちゃんのお祈りリーチなど、斬新な演出のパチンコ版をリリースして超大ヒットを飛ばしたのは、あまりにも有名な出来事。ファンの中には知っている方も多いでしょう。

 このゲームは、能登半島に本社を置く開発会社が制作し、「CRギンギラパラダイス」という、現在の海物語シリーズのルーツとも言うべき「魚群」や「マリンちゃん」といった“SANYOの財産”とも呼べるキャラクターと演出を誕生させました。海帝国SANYOのマスターコンピュータと言われるほどです。

 その後、00年代に入って他の有名なゲームメーカーは、パチンコ業界と深く関わっていきます。

「パックマン」や「電車でGO!」「桃太郎電鉄」をはじめ「ストリートファイター」に「餓狼伝説」「バーチャファイター」「鉄拳」と、ヒットゲームは、ことごとくパチンコ化への道を歩んできました。

 液晶のグレードアップはもちろん、役モノ、光、サウンドの一味違う演出。パチンコでよみがえるゲームソフトのおかげで、ゲームメーカーはバブル崩壊後の経営の立て直しに成功しました。このようにパチンコマネーは、芸能界、スポーツ界、映画界、アニメ界にとどまらず、ゲーム界にも大きな恩恵を与えたのは間違いありません。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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