ドンキホーテ谷村ひとし「MAXタイプを怖がる必要ナシ」

アサ芸プラス / 2014年4月24日 9時52分

 消費税率アップで、さまざまな影響が出ている日本ですが、パチンコホールは、お客の足が遠のくことを極端に恐れています。

 リニューアルOPENやグランドOPENのお祭り騒ぎをゴールデンウイーク前のエサまきとして、内装のイメージチェンジや新台入替は慎重になっています。むしろ「CRルパン三世~消されたルパン~」を1台でも多く手に入れられさえすれば、“客寄せパンダ”ならぬ“客寄せルパン”で、お祭りムードを盛り上げてくれるのです。

 先日、故郷である九州のホールを見て回ったのですが、ルパンと「CR牙狼FINAL」の人気が抜きん出ていました。

 4月の新台第1弾「CRスーパー海物語IN沖縄3桜マックス」が、設置台数5万台でトップです。海も手を変え品を変え、年に1機種のペースで大ヒットし続けた10年前の勢いはすっかり色あせた感じです。ですが、都会より地方に圧倒的に強い海人気に支えられて、他のメーカーが嫉妬したくなるほど大量設置されています。

 しかし、甘い、辛い、甘い、辛いと交互に海の塩味は濃くなったり、薄くなったり。沖海3は甘く、海アクアは辛く、今度の桜マックスはローテーションから推測すると、アクアよりも甘いと予想していました。ミドルST315分の1のアクアとマックスST399分の1では「当然、ミドルのほうが甘い」と単純に考えていたら、パチンコでは勝ち組にはなれません。

 粘るタイプの方は表面的な数字だけで判断し、どうしても確率の甘い台に座ります。そして、怖くてMAXタイプを打てなくなった人たちのほとんどが、ひたすら1台に大金を入れ続けてきたツケが、世の中の不況とともに我が身にドンと重くのしかかってきているのが、1円ぱちんこや数年前の甘デジブームでした。

 しかし、ホールの稼ぎ頭はMAXコーナーよりも、1ぱちなどの低貸玉営業コーナーと甘デジコーナーだという現実は、しっかり受け止めておかないといけません。“ホールの鴨”にされるのがオチです。「大当たりが見たいから甘デジを打つ」というように、ホールの片隅に集まる負け組にだけはなりたくないものです。

 桜マックスは、前作(IN沖縄桜マックス。2010年導入)のほうが、はるかに甘く、今でもホールによっては設置していたりするので、今回の桜マックスを買わなかったホールも多いようです。

 今回のIN沖縄3桜マックスは確変継続率82%と、ルパンと同じ爆発力にしてきました。60%や70%は問題外、80%でもパッとしない機種が多い中、ST71回転で、ST中の大当たり確率が41分の1と甘い。ST100~160回転の機種だと、単純に「長いSTだから当たりやすいだろう」と思いがちですが、意外とスルーされることの多さに、めげたファンも多いのではないでしょうか。

 それと比べて、ライトミドルの進化系と呼ばれた「CRぱちんこあしたのジョー」や、MAXタイプでも「CRパトラッシュ」のようなST70回の機種のほうが連チャンをよくしませんでしたか?

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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