掛布雅之×大野豊 阪神&広島“共闘作戦”で巨人をぶっ潰す!(2)

アサ芸プラス / 2014年5月8日 9時57分

掛布 でも、ローテの考え方は難しいよ。例えば広島なら前田を巨人にぶつけて勝てばいいが、もし負けると他の投手での黒星より痛い。他のカードに投げさせて確実に勝つという考え方もある。阪神は昨季、能見を巨人との3連戦全カードの8試合にぶつけたけど、3勝3敗で貯金は作れなかった。

大野 確かに巨人より、他のチームに投げたほうが勝てる確率が高い。でも、能見も意気に感じて投げている部分もあるだろうし、周りが納得する。広島も阪神も巨人をターゲットにしたローテを組んで、ムキになって叩きにいかないといけないだろうね。

掛布 直接対決がなくなる交流戦の戦い方もポイントだね。巨人は勝率5割で戦っていけるだろう。阪神はパ・リーグのいい投手に打線が止められる可能性がある交流戦で差をつけられるのが怖い

大野 交流戦が終わった時に、巨人の上にいるぐらいの気持ちで戦わないといけない。交流戦で負け越しているようでは、後半戦が苦しくなる。

掛布 今年の巨人の打線を封じるには、まず4番の村田を徹底的にマークすることだと思うんだよ。

大野 坂本や長野の打順は頻繁に変えるけど、村田だけは動かさないね。

掛布 そう。村田が4番を打てなくなるような状況になれば、頭が痛いはずなんだ。昨季からの打撃の傾向を見ると、一発を捨ててでも、コースに逆らわない打撃を心がけて「つなぐ4番」の意識が非常に強い。おっつける打撃をさせないためには、当てるぐらいの覚悟で、もっと内角への厳しい球を投げる必要があるだろうね。

大野 ピッチャーで言うと、巨人はリリーフ陣が不安定だね。山口、マシソン、西村。だから、まずは3人が出てこない、リードして終盤を迎える展開がベストもし巨人リードで3人が出てきても、不調のうちに打ち崩して自信を取り戻させないことが大事

掛布 ピッチャーといえば、広島から巨人に移籍した大竹が先発の柱になってるよね。

大野 大竹は、そもそもよくランナーを出す投手だからね。それでも0点に抑えるのが彼の持ち味。彼を崩すには、粘り負けしないこと。そこで打たれて追加点を取られると、とたんに粘りがなくなることがあるんだよ。広島はそういう彼の性格をわかっている。対戦があれば、そこを突いていくはず。

掛布 確かに、先発投手の顔ぶれを見ると、菅野、内海、杉内、大竹の4本柱の中で、杉内、大竹にはつけいる隙がある。菅野、内海はそう簡単には攻略できそうにないけど、逆に杉内、大竹との試合を死に物狂いで取っていけば、対戦勝率5割以上でいけるはずだよ。

大野 菅野はいいピッチャーだよね。気持ちで投げるピッチャーだから、まずバッターが気持ちで負けちゃいけない。両サイド高低と投げ分けるうえに球種が絞りにくいけど、チーム全体で狙い球を絞ることを徹底すべきだと思う。

アサ芸プラス

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