もう信用ならない…汚すぎる中国食品工場の現場(1)検査の時だけ“清潔”を装う

アサ芸プラス / 2014年8月5日 9時56分

 床に落ちた冷凍鶏肉を機械に投げ戻し、青カビまみれの古肉を再利用‥‥。上海の食品会社が日本行き商品をズサンに加工していたことが、現地報道で暴露された。だが、中国ではこの程度の汚さは序の口。何しろ人糞と隣り合わせで作業を行う食品工場も珍しくないというのだ。識者に話を聞くだけで吐き気を覚えてしまう驚愕実態を緊急レポート!

「日本人にとっては久しぶりに飛び込んできた中国の食品問題ですが、中国国内では別段珍しくもない。ごく普通に、日常的に繰り広げられている光景なんですよ」

 こう語るのは中国問題に詳しいジャーナリストの富坂聰氏だ。

 中国・上海のテレビ局が恐るべき光景を報道したのは7月20日夜。食肉加工会社である「上海福喜食品」が、7カ月も使用期限が過ぎた鶏肉を使って、チキンナゲットを製造していたのだ。工場現場は今にも腐臭が漂ってくるような肉が山積みにされ、従業員が床に落ちた冷凍鶏肉を拾い集め、食肉加工機に戻す。

 青カビが生えているせいか、肉は緑色に変色、原材料として表示されていない鶏皮が混ぜ込まれる映像もあった。

 映像を見た人で、このナゲットを食べてもいいと思う人は皆無だろう。それほど信じがたい映像だったが、問題のチキンナゲットが、日本のマクドナルドやファミリーマートにも納入されていることが判明、08年に日本で重体の被害者も出した農薬入りの「毒餃子騒動」以来の大騒動となった。しかも、毒餃子騒動は、その後、待遇に不満を持っていた個人の犯罪だということが明らかになったが、今回の「鶏肉テロ」は、組織ぐるみで不衛生でズサンな作業をしていることが映像からも明らかなのである。

 食品問題評論家の垣田達哉氏が言う。

「ナゲットに使う鶏肉全部が古い肉なら見抜くこともできるが、今回は食品を細かく切って使用期限切れの肉を一部に混ぜるという巧妙な手口。これでは判別できない。この調子だと野菜の加工品も心配です。例えばベビーリーフのように細かく切り刻んだ加工品として口に入るもので、その一部に農薬で汚染されたものを混ぜられても、まずわからないでしょう」

 問題の上海福喜食品は、米食品会社OSIのグループ会社だった。長年、上層部の指示で使用期限の過ぎた鶏肉を使っていたという証言も飛び出している。

「マクドナルドは中国で最も人気のある外食産業。海外の一流企業に納入する食品ですらこのありさまですから、それ以外となると‥‥」(前出・垣田氏)

 上海メディアの取材に対し、工場の従業員は、

「期限切れのものを食べても死にはしない」

 と平然と言い放ったというのだから、中国人のモラルの欠如ぶりたるや、もはや絶望的と言わざるをえない。

 前出・富坂氏も言う。

「外国と取り引きのあるところは工場を見に来るので、それなりにしっかりしている。しかし、今回のような問題が明るみに出て、検査を強化すると言っても検査の時だけ長靴を履き、マスクをつけるなど別の顔をされては意味がない。しかも、中国人は往々にしてそうしたことをする」

 実際、上海福喜食品では、納入先の検査があることを直前に生産現場の工場に通知。そのたびに見られては不都合な作業を隠していたことも中国紙で報じられているのだ。

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